二千五百八十二(うた)東スポ『「光る君へ」が(中略)大コケどころか「成功」(以下略)』を批判
甲辰(西洋発狂人歴2024)年
十二月九日(月)
東スポのホームページに
吉高由里子NHK大河「光る君へ」が残り2話 大コケどころか「成功」と言えるワケ

が載った。この記事は悪質なので、批判せざるを得ない。
「光る君へ」の初回視聴率は12・7%で、前作の松本潤主演「どうする家康」の15・4%を2・7ポイント下回る低調なスタートとなった。その後も視聴率はひとケタ~ふたケタをウロウロ。お世辞にも大ヒットとは言いがたい状況だ。

これですべてだ。あらすじがよい、演出がよい、などがあれば別だ。あらすじにも演出にも、小生でさへ、批判を続けてきた(1234567891011)。例年なら、とっくに見るのを止めるのに、今まで続いたのはNHKプラスで途中を飛ばしたからだ。それなのに
だが、制作現場からは悲観の声は聞こえてこない。NHK関係者が明かす。
「大河ドラマは撮影期間が長く、チームは大所帯。おのずとファミリーのような信頼関係が生まれます。世間は数字(視聴率)のことを気にしていますが、制作現場はそこまででもありません。なにせこれまでの大河ドラマとは違ったアプローチをしているのですから」

違ったアプローチだか、ポチが鳴くだかがよかったならよい。今回は、と云ふか、今回も悪かった。
今作は合戦シーンがなく、皇族たちの優雅な暮らしぶりや、男女の恋愛描写が多い。戦国時代が好きな人は早々にリタイアしたのだろうが、代わりに歴史好き女子や、いわゆる韓流ドラマのような淡い恋愛モノが好きな層の関心を集めた。

これはNHK関係者ではないが、この記事を書いた人自体相当感覚が変だ。この記事の直後に放送された昨日(本放送)では、小規模だが合戦があった。なを、小生は合戦場面が嫌ひだ。平成九(1997)年の毛利元就を観なくなったのはそれが理由だ。
「ハマる人はとことんハマったのが、今回の大河ドラマ。これまで大河に全く興味を示してこなかった女性視聴者の開拓にも成功したのではないか。今後DVD化されても、コレクター色が強いため、ヒットが期待できる」(同)

最初からこれを狙って作ったのなら、それでもよい。視聴率が悪かったため、後だしじゃんけんで、何とか言ひ逃れを見つけた。これがこの発言の中身だ。そもそも小生のやうに、まったくハマらなかったが単に見続けた。さう云ふ人が多いのではないか。
かう云ふ発言が出る理由は、金を使ふだけの立場だ。視聴率を稼ぎ、広告主からは感謝され、その上で今回は制作現場がよかったといふのならよい。金だけ使って、この暴言は許し難い。NHKは廃局にしよう。
視聴料湯水のやうに使ひ果て 言ひ訳および制作の現場満足それのみの 駄目な組織は廃止にすべし

反歌  NHK民営化又は廃局に光らざる君後者へ向かふ(終)

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