二千二百九十三(うた)NHK批判
甲辰(西洋未開人歴2024)年
四月七日(日)
NHKのホームページ(青森版)に
米軍三沢基地で「ジャパンデー」 米兵や家族が日本文化を体験

が載った。
森県三沢市にあるアメリカ軍三沢基地で、アメリカ兵やその家族が生け花や書道など日本の文化を体験する催しが開かれました。
この催しは「ジャパンデー」と呼ばれ、三沢市の国際交流団体が毎年、三沢基地内で開いています。

まづ国際交流団体が、何かを催すことは問題ない。しかしそれをNHKが報道したとなると、大問題だ。昭和六十年以前は、日米安保条約を続けるかどうかで、国内は大変な騒ぎだった。その後、静かになったのは米ソ冷戦が終結しただけで、この問題が解決した訳ではない。
日米安保条約が必要でも、それを大はしゃぎ(三木武夫降ろしのとき流行った)して報道してよい筈がない。思ふに日米安保条約があることはよいが、そのため拝米売国奴になることは避けなくてはいけない。NHKは拝米売国奴のお先棒を担いではいけない。
NHKエッサエッサとお先棒猿真似籠屋ホイサッサかな

「お猿のかごや」の本歌取りである。

四月九日(火)
NHKのホームページに
「セキュリティークリアランス」法案 衆議院本会議で可決

が載った。そのやうな変な名前の法案が可決するか。国会のホームページを調べると
重要経済安保情報の保護及び活用に関する法律案

が正しかった。他のマスコミは、産経新聞のホームページは
経済安保法案、きょう衆院通過へ 当局間の情報共有図る 「知る権利」の制限に懸念も

東京新聞のホームページは
「市民の知る権利を守ろう」議員会館前で抗議 経済安保情報保護法案、9日にも衆院で採決の見込み

と別の意図とは云へこれも合格。朝日新聞だけ
セキュリティークリアランスで「秘密の赤字」解消へ 国会監視が重要

と別の意図とともに不合格だった。
NHK朝日新聞真似猿へ その他マスコミ合格に 英語多用の亡国行為

反歌  真似猿は英語によりて国内を破壊意図あり皆で警戒

四月十日(水)
「光る君へ」は低視聴率で始まり、低迷のまま今に至る。これについて二つの意見に分かれる。一つ目は、昨年の「どうする家康」みたいに視聴率を大きく下げることが無いので、健闘してゐる。二つ目は、もともと大河ドラマは10%程度の固定層があり、それ以下にならないだけだ。
小生の意見は、これら二つと異なる。珍しい時代で珍しい話なので、平安時代や貴族の生活や平安文学に興味を持つ人が加はり、固定層の半減を補った。
だから来年の大河も、珍しい時代で珍しい話なので期待できる。それに対して、再来年は「豊臣兄弟」で、またか、とうんざりする人が多いことだらう。あの時代が多いだけではない。秀長を大きく扱ったこともあった。それなのにまた秀長か。同じ時代の同じ話だと、前回とは異なるものにしようと、突拍子もない話になりがちだ。
----------------------ここから「和歌論」(百七十八の二)-------------------
突拍子もないと云へば、NHK短歌はまともに見たのが二回だけだ。司会と選歌が突拍子もない。ゲストは、突拍子もないときと優秀な人と両極端だ。そのため、三回目以降は選歌した歌だけを三回ほど見て、あとは見なくなった。その三回も、突拍子もない題のときは見なかったので、飛び飛びになった。
次は真智さんが選者なので、見てみようと思ふ。
来週は待ちに待ったの万智さんだ これは褒め過ぎ冗談で 珍しいので試しに一つ

反歌  万智さんは話し言葉で歌を詠み真似人多く功罪半ば
反歌  万智さんは微妙心理の恋を詠む真似人多く功罪半ば(終)
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