二千五百九十五(うた)報道を読んで(悪人にインタビューするな、不機嫌な人、田舎はよぼよぼ)
甲辰(西洋発狂人歴2024)年
十二月二十一日(土)
日産がホンダと経営統合の交渉を始めたことについて、カルロスゴーンの意見を載せる報道機関があった。冗談ではない。カルロスゴーンは、日本の法律を破った犯罪者ではないか。そんな男の意見を載せてはいけない。
似た例に、鈴木宗男事件に連座し懲役2年6か月執行猶予4年になった男がゐる。この男の意見も、ときどき報道機関が載せるが、有名と悪名高いを混同してはいけない。
悪人は有名人に非ずして悪名高いの意見載せるな


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十二月二十一日(土)その二
一週間ほど前に、東京は不機嫌な人が多いと云ふ記事を読んだ。なるほど云はれてみれば、そのとほりだ。これは社会が崩壊したからだ。或いは、公序良俗が崩壊したからだ。
悪いのは、最近では安倍、古くは中曽根。どちらも倫理観が欠乏してゐた。かう云ふ男を首相にすると、社会が崩壊する。
中曽根は、売上税をやるのではないかと云はれてゐますが、中曽根はやりません、と言っておいてやった。国鉄民営化では、よりによって革マルと組んだ。
安倍は、モリカケ桜河柳ジャニーズ藪黒敗トリー放債カルト裏安と数が多く、安倍の裏で糸を曳いたJR東海の葛西は、国鉄民営化で革マルと組んだ張本人だった。
そして、中曽根の真似をして、東京谷中の寺で坐禅をした。中曽根と同類を自覚してゐたのであらう。谷中は、小生にとり隣町だから、嫌な気持ちになる。
不機嫌な社会と人の根源は悪徳政治倫理を壊す

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十二月二十一日(土)その三
数日前に、都会より田舎の年寄りのほうがよぼよぼだと云ふ記事を読んだ。その理由は自動車だ。田舎は100m先のスーパーへ行くにも車を使ふ。かつては田舎のほうが元気だった。今は自家用車の普及で逆転した。
ここで、ガソリンの高騰問題を考へる必要がある。値段が上がったときは、消費を抑制する。これが原則だ。だから我が家は、米の消費をかなり少なくした。お金がもったいないのではなく、消費を少なくして値段を元に戻さうとする、社会的立場の考へだ。
ガソリンの補助金や減税では、ガソリン消費が下がらず、国全体では無駄になる。今こそ、自家用車の使用を減らすべきだ。
自家用車地球温暖主要因勿(な)自動車減ラセ揮発油

漢文みたいだが、短歌だ。前に日本語漢詩のすゝめを提唱したが、あの提案は今も活きてゐる。その後五つ作った(12345)だけだが、今でも作りたい気持ちはある。もうすぐ六十九歳なので、世の中のために多くの提案をしたい。そのため時間が無いだけだ。(終)

十二月二十二日(日)追記
ダイアモンドのホームページに
ゴーンのツケはいまだ回収できず…日産が「ホンダ主導の統合」を余儀なくされたワケ

が載った。
日産は12月11日、経営の中枢であるEC(エグゼクティブ・コミッティ)の担当替えを25年1月1日付で行うと発表した。
それによると、現在CFO(最高財務責任者)のスティーブン・マー氏を中国マネジメントコミッティ(MC)議長に充て、(中略)CFOの後任には、アメリカズMC議長のジェレミー・パパン氏が回る。新たなアメリカズMC議長には、日産からステランティスのECメンバーやジープのCEOに転じていたクリスチャン・ムニエ氏が日産に復帰し就任する。
CBCO(チーフブランド&カスタマーオフィサー)兼日本-アセアンMC議長の星野朝子副社長は、日本-アセアン地域担当を離れる(ただし、CBCOには留任する)。後任には、山﨑庄平中国MC議長が就任する。
また、それに先立ちAMIEO(アフリカ・中東、インド、欧州・オセアニア)MC議長のギョーム・カルティエ氏が担当を拡大し、CPO(チーフ・パフォーマンス・オフィサー)に就任することも発表された。

役職の複雑さと、外国人の多さが気になる。
要約すると、内田社長は当面続投するということ、重責であるCFOや日産の主要地域である北米・中国・日本の各事業担当は、“席替え”程度の変更で、業績不振打開に臨むということだ。
果たして、内田社長をはじめとしてECメンバーや副社長クラスが業績不振やブランド毀損(きそん)の責任を取らずに、申し訳程度の担当替えだけで自浄能力があるといえるのか。

そして
ここで、浮き彫りになったのが日産の経営陣容の多さと、人材が滞留している体質だ。 まず、現在の日産の取締役の陣容は12人で、(中略)経営中枢として別に、各事業担当に責任を持つECがあるが、これは内田社長を含め12人が就任している。加えて、ECより下には、執行役員として専務と常務とフェローが合わせて40人以上いる。これが日産役員の全陣容だ。

そして
また、副社長クラスの在任が長くなり過ぎていることも指摘される。(中略)ついでに指摘しておけば、取締役12人の中で在任最長が、18年6月に就任した社外取の元レーサーの井原慶子氏で、6年以上経過している。同氏はゴーン元会長が招へいしたとされる。

結論として、小生も先程書いたやうに
経営の中枢に外国人や外部人材が多くなり過ぎている点も気になる。

外国人や外部人材が多いことは構はないが、意思疎通ができるのか、責任のなすりつけ合ひにならないか。

十二月二十三日(月)追記
時事通信のホームページに
【解説】日産「悲願」達成後の泥沼 ホンダとの経営統合協議、救済色濃く

が載った。
全世界での新車投入でも出遅れた。金融商品取引法違反の疑いで逮捕されたカルロス・ゴーン前会長時代の長きにわたるコストカットが尾を引いて、目先の採算を重視するマインドが経営層に根強く、いまだに新車開発に暗い影を落としているとみられる。


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