千五百五十四(和歌) 移動図書館、小山本家酒造、与野図書館と中央区役所
辛丑(2021)
四月十一日(日)
さいたま市立図書館に、移動図書館「あじさい号」がある。小山本家酒造から創業二百十周年記念として、平成三十年に寄贈された(約二千万円)。
この話は市立図書館のホームページに載るので、先日日本酒を購入するときに、小山本家酒造の製品を選んだ。
三千五百冊の図書を積み、十六ヶ所を二週間に一回巡回する。火曜と木曜は毎週、金曜は隔週だ。一日に三ヶ所または四ヶ所を廻る。
図書館に あじさい号を 寄贈した
小山本家酒造とは
本社酒蔵(さかぐら) 指扇(さしあふぎ) 灘と伏見も 蔵がある
遠い縁戚 東京の 小山酒造は 赤羽に 二十三区で 唯一の 酒蔵として 栄えたが
廃業になり そのときに 本家が継いだ 丸真正宗

(反歌) 大正に 小山酒造が もう一つ 東京盛 これも引き継ぐ
(小山酒造については123)
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-----------------ここまで「日本酒、その十三」-----------------

四月十三日(火)
移動図書館を利用してみた。地元の町内会から数名が予め、公園で待機する。それぞれは世間話をしないから、各町内会から一名づつ当番を出すのだらう。やがて、あじさい号が到着した。車内に図書館の係、外に町内会の人たちが立つ。
図書館から借りた本を返した。暫くして車外の本棚から借りた。書籍にはさいたま市立大宮西部図書館移動図書館とある。あじさい号は、独立した図書館の扱ひだ。てっきり、大宮西部図書館の書籍を適宜入れ替へるのかと思った。
インターネットの図書予約システムは、市内すべての書籍を、希望する図書館に取り寄せることができる。移動図書館も受取館に指定できるから、便利だ。
図書は、開架から直接選ぶことはほとんどなく、99%はインターネットで取り寄せる。移動図書館があれば、図書館と同じに利用できる。

四月十五日(木)
与野図書館、中央区役所、与野南図書館に行った。与野図書館は、元の与野市立図書館で1985年に建設された。入口が表と裏の二箇所あり、自転車置き場は、プール裏を含めて三ヶ所ある。中央区役所は、市民食堂もある。行ったときは閉店後だったが、昔の市役所の雰囲気を残す。隣に体育館、向かひに与野郵便局もあり、小さな市の中心の雰囲気を残す貴重な地域だ。
旧与野市
元の市役所 図書館に 体育館が 集まった
昭和の雰囲気 残す市街地

(反歌) 区役所に 市民食堂 併設は 元の与野市の 穏やかな街
与野図書館では一冊、与野南図書館では通常の本棚から一冊と、カウンタに入り込んだ位置にある地域資料室から一冊借りた。(終)

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