二千八百五(うた)地元の話題(赤提灯群、南浦和浄水場、あじさい)
乙巳(西洋発狂人歴2025)年
六月十三日(金)
かつて西川口駅の北東側に、車窓から赤い提灯が見えた。盆踊りの舞台かな、とぼんやり見たりもした。夏以外もあるので、わざわざ降りて見に行ったところ、飲み屋だった。
その後、さう云ふ感想を持たなくなったことに、或る時気付いた。電車に乗ったときに、窓から外を見ると、斜めに提灯が見える。どうやら直角の位置にビルが出来た。ビルを建ててゐるときは、まったく気付かなかった。
電車から赤提灯の群れを見て 盆踊りかと思ふ日は数年前の夏の昼過ぎ
反歌
提灯群見えなくなるに気付かずに建物建つもまた気付かずに
六月十四日(土)
本日の帰宅時に、南浦和浄水場の跡地へ行ってみた。まだ稼働中のやうに見えた。廃止になったのは、生協本部の裏にある取水場(一、二、三)だけだったか。さう思ひながら帰宅した。
本日寄り道をしたのは、このままだと今月の旅行点数が6に達しない。そのためだった。寄り道なので「微」で0.5だ。
六月十五日(日)
昨日の南浦和浄水場をインターネットで調べると、大収穫があった。南浦和浄水場の二号取水場の位置が判った。かつて、新型コロナワクチン接種のあと、帰宅時に見つけた。
ところがその後は、幾ら調べても分からなかった。自転車で数日掛けて、小さな路地迄すべて走ったが分からなかった。たまたま二号取水場の撤去入札の記事を民間サイトで見つけ、有料頁なので内容は分からないが、住所は分かった。そして本日の午前中に、歩いて行ってみた。

南浦和浄水場2号取水場

場内の機械
取水場 所分からず自転車で小さな路地も数日を掛けて走るの思ひ出も 今は乗らずに過去の出来事
反歌
自転車に乗らなくなりて一年と半年が経つ事故の無い日々(終)
追記六月十六日(月)
京浜東北線の南行が王子駅を過ぎると、飛鳥山のあじさいが見える。一週間ほど前、これも紹介したいが地元では無いし、とためらふうちに、南浦和駅まで歩く途中にもあじさいが何軒も咲いてゐることに気付いた。
あじさいは梅桜より無名にてその実力はほぼ互角 低きが故に目立たざるのみ
反歌
紫の色と高さと花の数地味は大和の趣きに合ふ
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