二千八百七(うた)1.内科通院、2.大宮氷川神社
乙巳(西洋発狂人歴2025)年
六月十六日(月)
四月に、妻が認知症診察を受けたほうがいいと言ひ、医院もホームページを比べて推薦して来た。そのためその医院を受診し、それとは別に三十余年前から高尿酸血症なので、その薬も処方して貰ひ、三ヶ月が経過した。
初診のときに、三ヶ月に一回血液検査と認知症検査をすると云はれ、いよいよ来月だ。小生が思ふに、一回は認知症診察を受けたほうがよく、遠方まで通院した甲斐があった。
とは云へ、三ヶ月に一回は多すぎる。自己負担分もさうだが、国民健保から支払はれる分が心配だ。検査は、半年か一年に一回でよいかな。
渡された紙に、来月の検査項目が載る。血液検査とMMSE(認知症の問診)だが、バセラに薄く印が付く。バセラを調べると「フクダ電子が開発した血圧脈波検査装置の製品名で、動脈硬化の程度を評価するCAVI(血管年齢)や、足の血管の詰まり具合を評価する」とある。先月の通院で、MRIの結果、脳に動脈硬化が見られるとの事だったので、今日はコレステロールか石灰化かを質問したが、軽度のものでおそらくコレステロールによるだらうとのことだった。自覚症状がある訳ではないので、検査は不要だと思ふ。
来月からは、高尿酸血症の通院のために遠方まで行くのは大変なので、近場で済ませることにした。今年三月まで通院したところに戻ってもよいが、三ヶ月空いたあと行くのは不自然なので、新しい医院にしようかと思ふ。
主治医とし今後は長く通院をすると思ひて三月経ち いよいよ検査が近づくと考へ揺らぎこれで終はりに
反歌
認知症前回全問正解も医師の方針3ヶ月ごと
通院の帰りに、大宮氷川神社へ寄った。裏参道から赤い鳥居をくぐり、道が狭くなって間違へたか、と心配すると裏側から入れる。会館(後で県神社庁と分かる)、池、摂社、末社が並ぶ。小生は、摂社末社のある神社を好む。だから裏参道から入り、氷川神社の新たな魅力を発見した。
なかでも末社の稲荷神社は、特長がある。鳥居が多く、やや高台にあり、本殿内に一周する通路がある。

氷川神社末社の稲荷神社

最後の写真でぶれた記憶は無い。さては神動か、と案ずる心配はない。ぶれたのに気付かなかっただけである。重度の認知症が原因だ、は冗談である。
今日は初参りの日だらうか。生まれたばかりの乳児を抱く両親が何組が見られた。或いは毎日、初参りが行はれるのだらうか。
大宮の旧市名と旧町名は、氷川神社に因む。なぜ氷川町ではなかったのかは、大宮宿が新設されたことに拠る。戦国時代には中山道の、浦和宿の次は上尾宿だった。そして中山道は氷川神社の参道で、神社の手前で左に折れた。家康が江戸に幕府を開いた後に、大宮宿が出来た。特徴は、脇本陣が九軒もある。
氷川神社の池は、元の見沼で、氷川神社はその畔だった。これも新発見で、「見沼代用水と地元の話題」に加へることにした。
大宮の氷川神社に新しき発見多し大宮宿も(終)
(見沼代用水と地元の話題、百三)へ
メニューへ戻る
うた(一千三百四十六)へ
うた(一千三百四十八)へ