二千七百九十五(うた)1.地元の話題(二つの土地家屋分譲、ムクドリ巣立ち)、2.ガス暖房電気冷房
乙巳(西洋発狂人歴2025)年
六月七日(土)
去年に、町内に六区画の土地家屋が分譲された。一戸七千五百万円で、その高額に驚いたが、或いは建物が勝れるのか、と考へ直した。マンションの建物部分と同じ考へだが異なるのは、一戸建てを将来売る時にマンションより難易度が高い。
今回、また町内に六区画の土地家屋が分譲された。今回は、何と一億円だ。土地が110平米強で一億円には驚いた。土地と建物が半々との事なので、ずいぶん開発業者は強気だ。

六月九日(月)
毎日、朝から夕方まで賑やかだったムクドリが、昨日の午前辺りから静かになった。その後は鳴かないし、本日も鳴かない。巣の辺りを見ても、死骸などはないから烏や猫に襲はれたのではなささうだ。
ムクドリはこれで二度目の巣立ちかな 昨年は無し一昨年 今年の春に来た時は縄張り争ひ起こすのち 暫く静かその後に雛が孵りて鳴く声が賑やかになり静かに戻る

反歌  親鳥はギャーギャーと鳴き雛たちはビービー餌を求め賑やか
(追記6.10)巣立った翌日は、親鳥と雛の声が二回ほどした。そして本日はしなくなった。巣立った翌日は、懐かしくなって群れで二回ほど戻ったが、その翌日は完全に大空へと飛んだのだらう。
(見沼代用水と地元の話題、百一の二)へ (見沼代用水と地元の話題、百三)へ
-------------------ここまで(見沼代用水と地元の話題、百一)-------------------

六月十日(火)
エアコンを買ひ替へた。今までのものは、一九九四年に設置し、暖房はガスを室外機で燃焼し温水を循環させる。冷房は電気で室外機と冷媒を循環させ、通常のエアコンと同じだ。その後、ヒートポンプ式が発達したため、東京ガスはガス暖房電気冷房から二〇〇四年に撤退したさうだ。
ずいぶん長く、故障せず働き続けた。尤も、この部屋はあまり使はないから、たまに使ふのが長持ちの秘訣だ。
婚姻で鶴見へ移る次の年 実家が付けた空調は壊れず今まで働きて つひに終はるは思ひ出多し

反歌  暖めはガスに冷やすは電力にみそ年作る心地よき風
更に十年遡ると、家庭では動力(三相200V)による冷房、事業所では冷却塔の冷房が、どちらも無くなった。
昔は、家庭でも冷房は動力を契約することがあった。今は、そんなことをすれば基本料金のほうが高いから、見かけなくなった。
事業所は、かつて冷却塔が普通だったが、そんなことをすれば工事費や維持費が高いため、同じく見かけなくなった。
これら二つと我が家の一つの合計三つに共通するのは、円高による化石燃料安と、ヒートポンプ技術(コンプレッサ、熱交換器、冷媒)の発展だ。
円高で人件費対燃料費値が大きく上昇し 燃料浪費悪き社会に

反歌  よそ年に冷暖房は激変し燃料浪費地球を壊す(終)

メニューへ戻る うた(一千三百三十四)へ うた(一千三百三十六)へ