二千九百八十六(うた)福性寺で、埼玉県立がんセンター病院長影山幸雄医師の講演
乙巳(西洋地球破壊人歴2025)年
十一月八日(土)
東京北区堀船の真言宗豊山派福性寺で、午後二時から健康長寿講演会、午後三時から堀船郷土史を語る会、が行なはれた。案内は、檀家と、半径2粁以内に配布された。小生は、埼玉県立がんセンター病院長影山幸雄医師の講演を聴きたくて、半径11粁にも関はらず出席をした。過去に、ミャンマーの寺院などで二度お会ひしたことがある(一、二、三)。
「良寛和尚と初期仏法を尋ねる」(百八十八)
「良寛和尚と初期仏法を尋ねる」(百九十)
---------------ここまで「良寛和尚と初期仏法を尋ねる」(百八十八)-----------------------
また、父は二十数年前に埼玉県立がんセンターへ入院した。講演はまづ、出身地の足利、卒業の東京医科歯科大学、勤務先の埼玉県立がんセンターの紹介があった。足利は四日前に言及した。足利尊氏と直義が、それぞれ別の幕府を足利と九州に持つ物語である。東京医科歯科大学は、合併で東京科学大学湯島キャンパスとなったさうだ。お茶の水にあると思ってきたが、湯島なのかと驚いた。地下鉄で根津の隣駅なので、隣町の感覚がある。正しくは隣町の隣町だが。当ホームページでも、過去に何回が湯島に言及した。そして埼玉県立がんセンターは、母が二十回以上、小生も十回は、家から往復した。
影山先生は、過去に三回講演をされたさうだ。それは、奥様の実家のお墓が福性寺にあることと、福性寺の現住職は医師で埼玉県立がんセンターに八年間勤務されたとのことだった。
病院長福性寺との関係が二つによりて講師にて 我が関係も二つあり聴衆として講演会へ
反歌
十年前病院長の奥様を癌に亡くされ供養の為に
講演内容は前立腺がんの治療についてで近年、薬の進歩が著しい。ロボット技術と、放射線の当て方の進歩も、著しい。重粒子線治療は、サイクロトロンが背後にあり、群馬大学、神奈川県立がんセンターなど数が少ない。今は一部保険が使へる。
次いで堀船郷土史を語る会。講師は福性寺住職の田久保海誉さん。梶原の渡しについて話された。紡績工場、軍需工場への通勤、駒込野菜市場への野菜運搬、梶原銀座への買ひ物に利用された。
足立区側に乗り合ひバスが開通したことを挙げられたが、当時のバスは小さかった。だからトロリーバスが開通した。荒川放水路通水の影響も大きい。これらを入れると、更によかった。
福性寺二つの貴重講演を聴くことができ 一年に三たびを凌ぐ思ひ出を刻む霜月陽暦の数へ七十間もなく過ぎる
反歌
掛詞嫌味無きやう気を付けて基調と旅に思ひを寄せる(終)
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