二千八百二十五(うた)1.動画(歌謡浪曲)、2.最新の歌論
乙巳(西洋発狂人歴2025)年
-------------ここから「いろは亭、浪曲と古典芸能四十二」-----------------
六月二十八日(土)第一部
二十六日は動画を観ず、二十七日は
歌謡浪曲 特選 6曲 藤圭子

歌謡浪曲の語に惹かれて観たが、歌謡曲だな。演歌ではない歌謡曲。これは藤圭子の発声に拠る。
三波春夫『長編歌謡浪曲 元禄名槍譜 俵星玄蕃』

歌謡浪曲は発声、と感じる一番だった。と同時に、かう云ふ発声の人が出ないのが、歌謡浪曲衰退の原因だ。
王将一代・小春しぐれ (浪曲歌謡編)
歌謡浪曲/刃傷松の廊下★藤 圭子
長編歌謡浪曲 坂本龍馬 辰巳ゆうと
浪曲子守唄

を観た。一番目と三番目は、若い歌謡浪曲歌手。二番目は、先程観た6曲の補正なるかと観たが、感想は同じだった。四曲目は、大流行した曲だ。
今回、いろは亭浪曲特集が三ヶ月空いたため、せめて動画で繋がうと思った。母がデイサービスから帰る時に家に居る必要があるため、いろは亭やそのほかの定席に行くことができなくなった。
動画を観て、純浪曲ではなく、歌謡浪曲を盛り上げることで、浪曲と歌謡曲を再興できないか、と思った。
西洋の軽音楽は 敷島の大和で聴けば副作用 無きには非ず注意を要す

反歌  笛太鼓三味線による発声の日本音階三つが揃ふ
「いろは亭、浪曲と古典芸能四十一」
-------------ここまで「いろは亭、浪曲と古典芸能四十二」-----------------
-------------ここから「和歌論」(二百六十三)-------------------------
六月二十八日(土)第二部
和歌論が、前回から二十五日経過した。そこで、これも繋げることにした。前回は、普通文に混ぜる歌だった。今回は、普通文を書き終へた後に、歌を追加、である。
思ひ返すと、普通文を書き終へてから、歌が無いことに気付き、歌を追加することは多い。最近あったのは)(モリカケ桜・・・カルト裏安)石破さんに逆風吹くに歌が無いことに気付き、旋頭歌を追加した。その後、)(モリカケ桜・・・カルト裏安)石破さんに逆風吹くに最終日を移動させたところ、歌もいっしょに移動した。そのため長歌と反歌を追加した。
これほど大掛かりなことはほとんど無いが、歌が無い又は歌を増やさう、と追加することは多い。歌は、普通文を盛り立てる為にある。ここでは、さう云ふ位置付けになる。
とは云へ、推敲を重ねるうちに名歌になる。思へば、萬葉集はさう云ふ歌を集めたのではないか。名歌にならなくても、普通文の中で役立てば美しさになる。これは前回の歌論でもあった。
散文を盛り上げる為韻文を作るが自然の流れにて 韻文のみを作るは避けよ

反歌  連歌とは歌とは別の範疇に散文にして普通の文書
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-------------ここまで「和歌論」(二百六十三)-------------------------
今回の特集は、3.5Kb以下の記事を二つ無駄にしないため、繋げた。今後、この方法をときどき使ひたい。(終)

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