二千五百七十三(朗詠のうた)1.酒の話題、2.牧水の酒の歌を本歌取り
甲辰(西洋発狂人歴2024)年
十一月二十九(金)
新しい酒を試してみようと、駅前スーパーを二回ほど下見した。インターネットで調べると、カードを作るのに二百円掛かる。販売促進の費用を顧客が負担するのは変なので、このスーパーは取引禁止店にした。
駅の反対側にダイエーがある。予め調べたら、イオングループなのでWaonが使へる。ダイエーは名前が消滅すると前に聞いたことがある。調べると、ダイエーの名称価値を活用し、グループ内の別店舗に転換したのは、一部の地域だけらしい。会社も存続する。
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今回購入したのは「芳醇辛口」。やや辛口でやや淡麗。冷やしてが〇、その他は上燗まですべて◎。麹歩合23%、14度以上15度未満。原材料に糖類、添加物に酸味料が難点。小西酒造株式会社の富士山蔵で製造、ボトリング会社が別にあるのも難点。しかし値段が中級の中では百円ほど安い728円(抜き)。
菊正宗ピンと飲み比べてゐるが、違ひがない。先に芳醇辛口を飲むと、後から飲む菊正宗ピンが不味く感じたり、順番を変へると、その逆だったり。この二つを交互に飲むのがよいかな。

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十二月二日(月)
牧水が詠んだ酒の歌をまづ紹介。
時をおき老(おい)樹の雫おつるごと静けき酒は朝にこそあれ

これを本歌取りし、二首ができた。
働きて夕方疲れを癒すのち食べる前のみ静けき酒を
陽あるとき老(おい)樹の雫おつるごと働き夜に酒にて癒す

朝は頭と体が活発な時だ。そんな時に酒を飲んではいけない。食べた後に飲んではいけない。飲み過ぎる。食べる前がよいが、胃壁が荒れないやうに水を十分飲むべきだ。
朝は朝昼は昼とて相酌みつ離れがたくもなりにけるかな

創作社の古い社友を栃木県喜連川に訪ねた。だから許されるのであり、年に一回か二回が限度だ。
陽とともに沈む時まで酒を飲む古き友とは年に一たび

牧水は三十四歳くらいのときに、医師から断酒しないと命に係はると云はれた。
酒やめむそれはともあれ永き日のゆふぐれごろにならば何(な)とせむ

若いときから夕方になってから飲めばよかった。このときは終日駄目と云はれたのだらう。
牧水の若きの歌が勝れるは体が悪くなる前故か

今回は本歌取りにならなかった。
朝酒はやめむ昼ざけせんもなしゆふがたばかり少し飲ましめ

小生の飲み方は
昼ざけは旅の時のみ月一つ家では夜に少し飲むのみ

牧水は旅が多かったから、旅の時のみでも駄目かな。多い年は、年に百日以上だった。
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---------------ここまで「和歌論」(二百四)----------------------

十二月七日(土)
酒の話題に牧水の歌を入れたのは、飲み過ぎにはくれぐれも注意をしてほしい。さて、小生は「菊正宗 辛口 キクマサ ピン」が合ふ。これが今回の結論になった。(終)

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