千七百七十(うた)(モリカケ柳河桜藪黒トリ二百十九の二) 安倍さんを美化してはいけない
壬寅(西洋野蛮歴2022)年
七月十一日(月)
安倍さんが撃たれたのは、犯人のお母さんが宗教団体にカネを献金させられ、家庭がめちゃくちゃになったことが原因らしい。その宗教団体は警備が厳しく、そこで安倍さんに目標を変へた。安倍さんは、巻き添へを食った。
安倍さんが既得権改革を進めて反対者に撃たれたなどとは異なる。だから、安倍さんの死を美化してはいけない。小泉さんは既得権改革を進めるときに「殺されてもいい」と言った。そのくせ今でも生きてゐるが。
郵政改革には、隠し財源を無くすと云ふ重大な意味があった。しかしアベミクスで骨抜きにされた。小泉さんと安倍さんは、やったことが正反対だ。
安倍さんはモリカケ柳河桜藪黒トリーを起こし、自殺者も出た。検事定年延長問題では、芸能界を二分する騒ぎになった。
七月十二日(火)
野党が選挙で残された一日半ですべきは、まづは投票延期の提案。無理でも、自民党が受け入れなかったことを批判できた。
そして二つ目は、モリカケ柳河桜藪黒トリーと云ふ安倍さん生前の失政を解決して、安倍さん死後を少しでもよいものにします、と訴へればよかった。
死後四十九日で行き先が決まると云ふのは、(1)おとぎ話かも知れない。(2)死後も永久に影響するのかも知れない。(3)死後は無いのかも知れない。このうち(3)の場合は、残された人たちに影響が続く。
私自身は、人類の長い歴史に従ひ死後はあるとする立場だ。そして(2)だ。
安倍さんの死後を願ひて間違ひ正す 安倍さんの死後を願ひて原状復帰
七月十三日(水)
正しく公平な政治が行はれると、人々は為政者を盛り上げようとする。不公平な政治が行はれると、人々の恨みは、個人的なものであっても権力者に向く。
江戸時代に田沼意次が権力を握ったときは、不公平でわいろが横行した。嫡男の田沼意知は若年寄だったが、佐野政言に城内で斬られ、数日後に亡くなった。田沼意次も二年後に失脚し、加増分の没収、再度の減封、城の打ち壊しと厳しく処分された。
佐野政言の行為は私怨だったが、世の中からは「世直し大明神」と呼ばれた。
七月十四日(木)
五・一五事件は海軍の青年将校が中心になり、首相官邸その他を襲撃し、犬養毅を殺害した。事件後、政治の腐敗に対する国民の反感から助命嘆願運動が起こり、判決は軽いものになった。
今回の事件は宗教団体への私怨が原因なので事情は異なるが、これをきっかけに多額献金の実態が明らかになってほしい。
世の中をよくすることを第一にまづは多額の献金糾せ
自民党非安倍派、野党、マスコミは、多額献金問題をどんどん取り上げるとよい。自民党安倍派内も今となっては、この問題を取り上げるとよい。
七月十五日(金)
国葬を行ふ話が出てきた。さうなると自殺をした人とご遺族、関係者はどうなるのか。
野党はこの機会を逃してはいけない。国葬と、モリカケ柳河桜藪黒トリーの関係を追及しよう。
七月十六日(土)
国葬が適切かどうかを調べるためには、モリカケ柳河桜藪黒トリーの検証が必要だ。国会でどんどん取り上げよう。
どの党が腐敗に対し耐性が消失したか分かる機会だ 立民危険
与党にも腐敗に対し耐性が残ってゐるか分かる機会だ 議員個人の
七月十七日(日)
安倍さんは前に、尊敬する人物に岸信介を挙げた。(岸信介、敗戦責任1、敗戦責任2)
国葬が適切かどうか、岸信介の敗戦責任を国会でどんどん追求すべきだ。
敗戦の多大な被害原因は東條英機岸信介だ 商工力差
七月十八日(月)
安倍さんは統一教会問題で殺害された。公明党は、安倍さんと統一教会の関係を追及すべきだ。そして、国葬には反対しなくてはいけない。
七月十九日(火)
安倍さんと統一教会の関係と同じく気になるのが、元防衛副大臣中山とイスラエルの関係だ。東京五輪で開閉会式のディレクターを務めた劇作家の小林賢太郎さんがホロコーストを揶揄したことがあるとユダヤ人団体に通告し、東京五輪を混乱させた。ページの下にはゴルフメンバー表が載る。それによると中山は萩生田、藪本と同じ二組目だ。藪本とは、モリカケ柳河桜藪黒トリーの藪だ。
七月二十日(水)
安倍さんを国葬にする話が出た一番の理由は、首相を長く務めたことだ。しかしそれは、(1)小泉時代に派閥が水膨れした、(2)野党がだらしなかった、の二つだ。
しかも(1)について、小泉改革と安倍さんはやることが逆だった。安倍さんを国葬にする最大の理由が消滅した。
七月二十一日(木)
テレ朝ニュースのホームページに、次の記事が載った。
安倍元総理の銃撃事件の2日前に、自民党の井上義行氏が旧統一教会の集会に参加していたことが分かりました。井上氏は自らを「賛同会員」と認めています。
先月2日の集会では
司会者:「参議院議員選挙のなかでご支援を頂くことになりました全国の支援団体の皆様にも本日はお越しを頂いております。まずはFWP事務総長でいらっしゃいます」
FWP(世界平和連合)。旧統一教会の創始者・故文鮮明(ムン・ソンミョン)氏が総裁を務めていた団体です。
集会ではその後、安倍元総理も応援スピーチを行っていました。
安倍晋三元総理:「典型的なエリート秘書官たちに遜色なしに堂々と仕事をする井上さんに私はほれ込みまして」
井上氏は官房副長官時代から第一次安倍内閣まで秘書官として安倍元総理を支えてきた側近中の側近でした。
安倍晋三官房長官(当時):「非常に一生懸命、仕事をしてくれました。今も寝食を忘れて私のために、また国のためにということで頑張ってもらっている。大変、心強いですね」
井上義行秘書官(当時):「この人のためなら私はたとえ1人になっても長官のことを支えていこうと思っています」
そして
その井上氏、選挙戦が大詰めを迎えていた事件の2日前には、こんな集会にも参加していました。
旧統一教会が関係する集会です。
教会関係者とみられる人物:「うちの教会、うちの組織もたくさんの問題があります。この問題を整理して下さる方が井上義行先生でございまーす!」「井上先生は、もう食口になりました」
「食に口」と書いてシック。旧統一教会では信者のことです。
教会関係者とみられる人物:「私は大好きになりました!私は戦いをするならば必ず勝たないといけない!勝つことが善であり、負けることは悪でございまーーす!!!日本全国に井上義行先生が全国を回ってうちの食口たちの心が温かくなりましたー!」
これについて
果たして井上氏は旧統一教会の信者なのでしょうか。
自民党・井上義行氏:「(Q.統一教会に入信された?)統一教会、入信はしていません」「(Q.集会での『井上先生は入信された』は事実ではない?)それは向こう側に聞いてもらいたいですけど、私は今まで6つの国づくりを政策発表しました。その6つの国づくりの政策について賛同を得たということで賛同会員ということになっておりますし、寄付あるいは会費の要望もありませんし、私からの会費あるいは寄付等もありません」
旧統一教会は「組織的に井上候補を応援したという事実はない」としていますが、井上氏側は「友好団体から支援を受けた」と認めています。
井上氏は3年前の参院選では8万7946票で落選しましたが、今回は倍近い16万5062票を得て当選しました。
事務所によりますと、「3年前の選挙では統一教会の友好団体の応援はなかった」といいます。
全国に献金被害者がゐる。国葬は中止すべきだ。(終)
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