千五百六十六(和語の和歌) 日本の宗教を叱る
辛丑(2021)
四月二十三日(金)
或る会社では二十七年前、社長が年賀状に、宗教団体へ所属しましたと書いた。その前から高尾山へ参拝することが習慣だったので、高尾山系の宗教団体だと思ふ。取引先の取締役から「そのうち出家するのではないか」とからかはれたが、あのとき出家してくれれば、その後の膨大な数の退職勧奨騒動は起きなかっただらう。
一番の問題点は、信仰が心の浄化に繋がらないことだ。この男が退職勧奨を繰り返すことを抑止できなかった。
連絡をし易くするまでは上司の責任
人事の仕事とは
-------------------------------------------ここまで(労働問題)-------------------------------------------------
-------------------------------------------ここから(兼、モリカケ桜疑獄二百三の二)-------------------------------------------------
我が国は 神と仏が 務め分け 幸せ分かち 続いたが 黒船が来て 長門らの 芋侍ら これを壊した
(反歌)
長門らの 二つあと継ぐ 愚か者 物が足りずに 国を亡ぼす
(反歌)
愚か者 その二つあと 友だちに 悪きを与へ 道を亡ぼす
(反歌)
黒船の あとに壊した 神仏(かみほとけ) 人の心の 道も壊した
(兼、モリカケ桜疑獄二百三の一)
(モリカケ桜疑獄二百三の三)
-------------------------------------------ここまで(兼、モリカケ桜疑獄二百三の二)-------------------------------------------------
四月二十四日(土)
神仏習合は、神と仏をいっしょに祀っただけではなかった。仏の戒律を僧が守り、僧の管理下に神職が存在した。神と仏を分けたら、神側に戒律がない。その行く先が、先の戦争であり、富岡八幡の神職殺人事件であり、神社本庁の騒動である。
事情は仏側も同じだ。妻帯し肉を食べ酒を飲む。先日は女性をボンネットに乗せたまま車を急停車や急カーブを繰り返したX宗の悪坊主が逮捕された。
我が国は 神や仏を 信じても 心が濁り 行ひも 善くは為らずに 国を亡ぼす
(反歌)
国亡ぶ 昔のことに 非ずして これから起こる 黒船かぶれ その行く末が
(反歌)
国亡ぶ 我が国だけに 非ずして 星が滅びる 黒船かぶれ その行く末が
神と仏を衆生に取り戻すには、できないことを掲げるのではなく、できることをすべきだ。僧は準僧侶と名乗り、戒律を守る人のみ僧を名乗る。本山の貫首は徐々に僧のみとする。神社は、神を民家の仏壇と同じやうに、お盆や彼岸に準僧侶または僧侶に読経してもらふ。
これなら実行可能だ。これが出来ないやうでは、日本の宗教は役に立たない。(終)
固定思想(二百六十五)へ
固定思想(最終回)へ
メニューへ戻る
和歌(百五)へ
和歌(百七)へ