千五百六十七(準和語の和歌) 行動日記(丸広、県立文書館、アロエ、与野図書館、羽田の航路、ウィルスチェック)
辛丑(2021)
四月二十四日(土)
二ヶ月ほど前に丸広百貨店南浦和店に行ったところ、二階の洋服量販店と四階文教堂に、閉店予告の貼り紙があった。文教堂で買ひ物をした。
本日どうなったか行ったところ、二つとも改装中で、そのうち二階は入居店が決まった。それより今回驚いたのは、五階も改装中だ。六階の食堂街は、イタリアレストランは営業中、中華は撤退、一店は改装中、一箇所はリモートオフィスになった。
五階は、フィットネスクラブだったらしい。六階のリモートオフィスは、入口でカードだか暗証を入れると扉が開き、中は個室になってゐる。
丸広百貨店南浦和店は、平成十八(2006)年に一階と、二階の一部洋服売り場を除き、貸店舗になった。妻が三年くらい前に百貨店商品券を二階で使はうとしたら、二階も新たに貸店舗で使へなくなった。そして昨年七月、一階食品館がヤオコーに賃貸された。
丸広は 二つ繋がる 建屋にて 午(うま)に始まり 二回り 店ほとんどを 貸し出して 一回りあと 子(ね)の年に 残りすべても 貸し出し終はる

(反歌) 干支の支(と)を 三つ回して 午の年 子まで六つ これを加へる

四月二十五日(日)
埼玉県立文書館は、県税の無駄だ。先日まづ荒川の展示を見に行った。ついでに四階の地図室に寄らうとしたら、電気が消えてゐる。地図室は、土曜と日曜が閉室だとインターネットには書いてある。なぜ平日に閉じるのか。
次に、二階の閲覧室に行ったら予約制だと書いてある。これもインターネットの利用案内には書いてない。帰宅後に再度、メニューの「当館案内」「利用案内」を調べたが、予約制とは書いてない。
あちこち調べて理由が判った。メニューより上の埼玉県立文書館の文字を押すと、コロナ対策で予約制だと書いてある。埼玉県立文書館の文字がボタンだとは、誰も思はないだらう。
あと資料の予約も必要と書いてある。行ってみて借りるものを追加することもある。埼玉県立文書館は駄目な組織だ。これでは利用者が激減する。余った職員をコロナ対策の応援に回すとよい。
荒川の 文(ふみ)書き物を 見に行くも ほかの部屋には 入らず帰る
手の空いた 人は病の 手助けに 世の中のため 働くべきだ
 

四月二十六日(月)
アロエの葉が一本落ちた。切り口は茶色に乾くので、ずいぶん前に本体から離れたのだらう。母に食べるか訊くと食べると云ふ。棘を除去し、切り口手前1cmも除去し、あとは切断して、母と私で食べた。約四十八年ぶりだ。昔はコンフリーもあったねえ、と話しながら食べた。妻が帰宅の後にアロエの話をしたら、食べられることを知らなかった。
アロエの葉 子(ね)から亥(い)までを 四(よ)廻りの 後に食べても その苦さ 昔と同じ 時蘇る

(反歌) コンフリー これも昔は 躰良し しかし今では 躰に悪し
アロエとコンフリーを用ゐたので、題を「準和語の和歌」に変更した。平成十六(2004)年コンフリーは肝障害(肝臓の細静脈の非血栓性閉塞による肝硬変又は肝不全及び肝臓癌)を起こすとして、食品としての販売が禁止された。

四月二十七日(火)
昼食後に自転車で与野図書館に行った。前回は、中央区役所、与野南図書館にも行ったため、与野図書館では二階に行くのを忘れた。二階は行く価値がある。古い図書館は、建物とともに本も貴重だ。
図書館の 古い書き物 捨て難く 昭和の人と 若者の為

本日もアロエの葉で折れたものがあり、これを夕食用に採った。

四月二十八日(水)
一ヶ月ほど前から、夕方に飛行機の音が微かに聞こえるやうになった。海風と陸風を調べると、朝は陸から海側へ風が吹き、昼は陸上から海側と海から陸上側の風が羽田辺りでぶつかり、午後は海から陸地側へ風が吹く。
これが原因だと一旦は思った。念のため別のホームページを見ると、15時から19時は都心方面から着陸する。それ以外の時間帯は、好天時は千葉方面から、悪天時は船橋方面から着陸する。離陸はすべて木更津方面だ。
空を飛ぶ 部屋の如きの 乗り物は 夕は北より 羽田に向かふ

本日、ウィルスチェックの準フルスキャンを掛けた。フルスキャンを始めると、途中で遅くなったり勝手に終了したりする。メモリが少ないせいか、それともCPUが遅いせいか。何しろZ80である、と云ふのは冗談で、そんなに古くはない。
前回は、すべてのアプリを閉じて最後まで実行した。今回は「カスタム」を選び「Windows」「Program Files」「Program Files(x86)」「DRV」を別々に実行した。そのあと「ユーザー」も掛けたほうがいいかな、と実行したが、面倒になってアプリは閉じなかった。予定時間が1時間以上と表示されて、心配したが、無事終了した。(終)

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