千五百三十ニ(和歌)(モリカケ桜疑獄二百一の一) 孫の汚点は祖父に及ぶ
辛丑(2021)
三月四日(木)
前にも書いたが(12)、祖父の汚点を孫に及ぼしてはいけないが、孫の汚点を祖父に遡及するのは構はない。更に安倍晋三、岸信夫は、祖父が首相、父親が自民党総裁候補三人組の一人だったことを自分たちの出世に利用してきたのだから、なほのことだ。
無能な人間は、往々にして勇ましいことを云ふ。こちらが勇ましいことを云ふと、相手も反撃することを知らないからだ。TBSのホームページによると、防衛相岸信夫は
中国海警局の船が尖閣諸島への上陸を図った場合、正当防衛などのために武器の使用が認められる「危害射撃」の実行も「選択肢となる」という見解を示しています。

尖閣諸島は人が住んでゐる訳ではなく、しかも日中国交正常化のときに中国側は、今この問題を出すと複雑になるとして子孫に解決を委ねた。排他的経済水域や大陸棚は、西洋野蛮人が決めたものだから、西洋人どほしは問題にならない。過去に何回も戦争をしたからだ。ここで大陸棚とは、海上保安庁のホームページによると
領海の基線からその外側200海里(中略)大陸棚を探査し及びその天然資源を開発するための主権的権利を行使することが認められています。

非西洋は「問題のある海域は開発をしないから、地球温暖化防止と自然保護に役立つ」と、大らかな気持ちを持たう。

三月五日(金)
早速中国も反撃した。
これに対し、中国外務省は(中略)「中国が領土主権を維持する決心と意志は揺るがず、釣魚島(尖閣諸島)に対するいかなる挑発と危険を冒す行為にも断固対応する」(中国外務省 汪文斌報道官)
汪文斌報道官はこう述べたうえで、「情勢の複雑化を招く可能性がある行為は止めるべきだ」と主張。

そればかりか
中国国防省も(中略)「中国公船が自国の領海で法執行活動を行うのは正当で合法なもので、引き続き常態化させていく」とする方針をSNS上で発表しています。

かうなった責任は岸信夫にある。菅さんは、麻生、萩生田、岸を更迭したほうがいい。麻生派を味方につける戦術で、麻生さんは継続でもよい。

三月六日(土)
上が悪いと下まで悪くなる。これは古今東西を問はず、組織の原理である。デイリー新潮に
首相官邸で“お茶出し”を巡って傷害事件が発生 裁判で明らかになった両者の言い分

が載った。前文は
第二次安倍政権時代の首相官邸が舞台となった刑事裁判が、昨年から東京地裁で続いている。といっても、国家を揺るがすような大事件ではなく、“官邸でのお茶出し”をめぐるトラブルだ。部下の腕を強く掴んだとして傷害罪で起訴されているA被告は、「押しのけただけ」と否認しているが……。

具体的には
Aは当時、内閣官房の総理大臣官邸事務所で内閣事務官として勤務していた。主に要人等の食事や、お茶出しなどを担当する男性スタッフだ。事件当日は、育児のための時短勤務中で、15時15分に退勤予定だった。Aからの傷害の被害を訴えているのは部下のB。同じくお茶出しを行う男性スタッフだった。トラブルは、15時から開かれる閣議のためのお茶出しの際に発生した。

上層部 不道徳だと
下もまた 同じになるか やる気をなくす
上層部 阿呆馬鹿だと
下もまた 馬鹿が多数か やる気をなくす
上層部 お友だちへの 不公平
下は起こした 障害事件

お友だち不公平は、まづ忖度強要や嘘答弁が起き、それが原因で傷害事件を起こす。

三月七日(日)
記事は後半で
BはAとの会話をスマホで録音していた。
B「彼(A被告)は何かあるときはボイスレコーダーをよく持っていて、都合の悪いとこは切って他の人に聞かせるのではないかと……私は一部始終を録音しました」
(中略)
今年2月の公判でAには罰金30万円が求刑された。判決は3月16日に言い渡される予定だ。

ここで注目すべきは、官邸の職員は互ひに不信感を持ち、それぞれがボイスレコーダーで録音し合ふことだ。内閣人事局による忖度強要は、行き着くところまで行った。

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三月十一日(木)
正岡子規は次のやうに書くべきだった、「与謝野鉄幹は下手な歌よみにて、与謝野晶子の歌集はくだらぬ集に有之候」。その理由は、与謝野の孫が自民党の要職だったのに、民主党(今は消滅)政権の要職にもなり、消費税増税をごり押しした。
孫の悪質な行為が遡及するとは、かう云ふことだ。ちなみに私自身は消費税増税に必ずしも反対ではなかった。しかしあれは自民党がすべきことだった。なぜなら国債の発行残高は、歴代自民党の責任なのだから。民主党と与謝野が絡んだから反対した。そして多くの国民も同じことを考へ、民主党は消滅した。
消滅した民主党の政権で、前原が国交大臣の時に、岸信夫と同じことをやった。中国民間船の船長を逮捕した。勇ましいことをやれば国民が喝采すると思ったのだらう。中国側の反撃をまったく考へなかった。中国側が本格的に反応し出すと、前原は慌てて船長を釈放した。前原は、そこで相手の反応を考慮するやうになり、外務大臣を務めることができた。
今の立民党は、かつての消滅民主党と似てきた。まづ、選択的夫婦別姓制度には、多くの国民が反対ではない。源頼朝の妻が北条政子であったやうに、或いは江戸時代に農民や町民が姓を名乗らないことで明らかなやうに、夫婦で同姓を名乗るかどうかは自由だ。或いは豊臣秀吉が木下、羽柴と姓を変へたやうに、変へることも自由だ。
ところが近年、西洋猿真似の一環で主張する人たちが現れた。これには反対だ。あと、偏向マスコミが声高に叫ぶことは反対したほうがいい。消滅した民主党の消費税増税のときも、マスコミが一斉に消費税増税賛成を唱へた。あのときは、反対すべきだった。
立民党が、西洋猿真似とは縁を切り、選択的夫婦別姓制度を主張するのなら、これは受け入れられるだらう。中国など結婚しても姓が変はらない国もあるし、ミャンマーのやうに姓の無い国もある。日本は西洋の猿真似をしてはいけない。先の敗戦で西洋猿真似がいけないことは判ったはずなのだが。
孫の悪質な行為はどんどん祖父母に遡及しよう。安倍と岸のことだ。(終)

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