千四百九十五 (和歌)1.XX会元理事長のご子息(出家)の書写した棟札、2.床の間
庚子(仏歴2563/64年、西暦2020、ヒジュラ歴1441/42年)
十一月二十二日(日)
前にハクビシンの巣を撤去したが、その後もときどき来るらしい。そこで再度、天井裏を見ることにした。予想に反して、天井裏に新たな巣はない。どこからハクビシンが入るのかは判らなかった。そこで押し入れの天井を閉めた。
とは云へ、別の部屋にも天井への入り口があるため、ここも開けることにした。ここは押し入れの上の狭い天袋から入り、今は脚立があるので、これで天袋に登った。今から三十五年前は、押し入れに足を掛けて天袋をよじ登った。今は年を取ったから、かう云ふことはできない。
ここから天井裏を覗くと、材木の付いた金網が転がる。どうやらハクビシンがもぎ取り、ここから入るやうになったらしい。私は転がる位置の近くから入ったと想像するが、妻は家の反対側から入りここまで移動させたのだと云ふ。
どちらが正しいかは不明だが、新たな収穫があった。XX会元理事長矢島周平さんは後に出家し、矢島秀覚となった。その後、ご子息も出家し矢島覚道となった。
XX会と宗門との第一次宗創紛争で、管長が急死し、今度は反XX会の僧侶の結成した正信会が宗門から追放された。追放されたあと、矢島覚道さんに棟札を書いて頂いたが、今回その写真を撮ることができた。
第二次宗創紛争でXX会が独立したあとは不明だが、昭和四十年辺りから宗門は伝統の軽視が甚だしくなり、棟札は廃止された。題目は管長しか書けないから、普通の僧は南無を除いて妙法蓮華経と書くと云ふ奇妙な教義にさへなった。
貴重なものなので、ここに公開したい。因みにXX会は、会長牧口常三郎さんが獄死のあと、理事長戸田城聖さんが責任者だった。ところが戸田さんの経営する信用組合が営業停止処分となり、戸田さんは理事長を辞任し、矢島さんが理事長になった。つまり矢島さんは、XX会の責任者だったこともあった。

 

本尊との違ひは、棟札と書かれ、火不能焼、水不能漂攸、聖主天中天、迦陵頻伽聲の文字がある。角度の関係でこれ以下は写らなかった。棟札は伝統的には、上側を中央から左右斜めに切って、家の屋根の形にするさうだ。
脚立で天袋に上がるのは難儀なので、再度の調査はしない予定だ。次に上がるのはいつになるか。(2024.9.1追記)屋根裏を見る用事があり、下部も撮り右側に追加した。
石山(せきさん)は 達師(たつし)の時代
棟札の ほかにも改変
されたもの 御影像は
学会が 圧力を掛け 廃止にさせた
(反歌)御影像 幾つか残った ものあれど 衣替へは 廃止になった
(反歌)伝統の 一番悪い 改変は 貫主の地位を 権力にした
石山とはXX会が所属した宗派の本山、達師とは昭和三十四年から昭和五十四年までこの寺の貫主だった人だ。
次に、屋根裏であることが判る写真も公開したい。


十一月二十三日(月)
本日は、床の間の天井を開けた。妻は道路から屋根を見上げて、この上が開いてゐると云ふ。この辺りは屋根が低いため、天井裏を伝はることができない。そこで床の間を利用した。
顔を天井裏に出すと、開いた所はない。今回の作業は空振りに終った。妻は足場を組んでもらって穴を塞ぐと言ってゐたから、それを回避できた。
床の間は 仏間と並ぶ
中心間 人の心を
止観する 心が安らぎ 知恵も湧き出す
(反歌)マンションは 歴史が浅く 問題が あると見抜いて 購入をせず
(反歌)一軒家 長い歴史で 問題が 出尽くし安心 購入できる(終)

(2021年六月十六日(水)追記 僧X系四団体に言及するときはこのページも紹介することにした(2024.9.09変更、その前は旧ページ)。新たに加入し、人生を大きく曲げることがあってはならない。XX会員の幼児餓死事件と、X宗悪坊主のボンネット上女性殺人未遂事件のやうな事件を、二度と起こしてはならない。なを、ここで言及するのはこのホームページを見て新規に加入しようとする人たちに対してで、元から信仰する人たちは信仰の自由がある。また四団体以外は僧X系でも直説を主張しないから無関係である)


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