千四百八十六 (和歌)1.行動心象日記(新座のミャンマー料理店5スター)、2.三層比丘信徒組織論
庚子(仏歴2563/64年、西暦2020、ヒジュラ歴1441/42年)
十月二十八日(水)
埼玉県新座市にミャンマー料理店がある。さっそく自宅から自転車で、お昼を食べに行った。往路は志木市役所の二つ先の二又で右側(県道113号)を選び13.5Km。帰りは新座の立体交差で左に逸れる(県道109号)ことだけに気を取られ、この道(県道113号)への左折を忘れ志木街道(県道40号)に大回りしたため15Km。大回りに気付いたのが野火止角で、それならばとついでに平林寺の周りを一周したので5.5Km。合計34Kmの自転車中規模旅行になった。
志木市では 秋ヶ瀬橋の
端までが 今まで走った
最遠で 新座野火止 初めての道
(反歌)平林寺 かつて辺りは 田畑にて 三十五年後 森は変はらず
5スターはFacebookで見ると、店内が広く、在日ミャンマー人が結婚パーティーを開いたりする。店主催で、ダンサーを呼んでクリスマスパーティーを開いた。中板橋のオバササヤドー、トゥーミンガラサヤドーと、悟り寺の僧院長を食事招待した写真もある。
と云ふことで、広い店を活用した商売繁盛の印象を持って、お店に行った。十一時四十分くらいに到着し、最初は私だけだった。弁当二つを買ひに来た人と、食べに来た人が一人づつゐた。昼食時間帯は思ったほどではなかったが、まったく繁盛しない訳でもない。
850円くらいのランチメニューがあったがタイ料理なので、ミャンマー料理のレベタミン1000円+税を食べた。お茶の葉をご飯に混ぜたものだ。価格味覚度は高いが、価格量は今一つなのはランチメニューではないせいか。おかずが乾燥した魚が少しとミニトマト1つだ。単品で、夜にお酒を飲みながら副食も頼むのだらう。価格満足度は普通。
これは辛いと説明があった青く小さいネギ状のものは、確かにご飯に一つ入れたら辛い。しかしすべて使った。店を出るとき会計で、この辛い食材が話題になったので、よく高田馬場のミャンマー店で食べるし、中板橋や和光のお寺にも行く話をした。オーナーも喜んでゐた。
新座まで 来た甲斐がある
ミャンマーの ファイブスターは
駅からは 離れてゐるが
女子大の バス停があり 国道に沿ふ
(反歌)南伝の 仏道守る 比丘三人 招く写真を フェイスブックで
中板橋及び和光の、オバササヤドー、トゥミンガラサヤドー、東松山の悟り寺の比丘(お名前が判らないので)の三人に食事を招待する写真が掲載されてゐる。

十月三十日(金)
新型コロナ騒ぎで、経典学習会とミャンマー語教室が休止になり、半年が経過した。私には、来る思想は拒まず、去る思想は追はず、と云ふところがある。だから、南伝の仏道とは少し距離を置き、余力を和歌(長歌と反歌)に注ぐやうになった。
ミャンマー人が瞑想をするときは根底に信仰心がある。日本人は信仰心のある人ももちろんたくさんゐるのだが、瞑想には興味があっても信仰心のない人がゐる。なかには、日本在来宗派系大学の色が掛かって、南伝仏道のあら捜しが目的の人さへゐる。
今回距離を置いてみて、南伝仏道と縁が遠い日本人にとり良い方法は、三層比丘信徒組織論ではないか。日本人が、タイやミャンマーの料理店で食べる。払ったお金は、巡り巡ってお寺の役に立つ。
在家は社会生活に励むとともに、お寺を支へてご利益がある。これが普通の在り方だ。外国の宗教を信仰するときは、もう一層必要だ。三層比丘信徒組織論である。これはXX教やイスラム教にも応用できる。
日本では 南伝の縁が
薄いので 縁の深い
人たちを 見習ふことが 必要になる
(反歌)比丘信徒 三層目でも 見習ふと 二層目になる 時やがて来る(終)

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