千四百八十二 (和歌)行動心象日記(埼玉のタイ料理店、和食とベトナム料理店、新宿駅西側)
庚子(仏歴2563/64年、西暦2020、ヒジュラ歴1441/42年)
十一月三日(火)
本日は、母がデイセンター、妻は買ひ物なので、昼食は自転車で二十分くらいのところにあるタイ料理店に行かうと思った。電話を掛けると「現在使はれておりません」の案内が流れる。インターネットで調べると、既に閉店だった。
今から四十年前に、この場所だったか一つ隣の道だったかカレー専門店があり、一度食べたことがある。料理店は、原価率がよいので、お客さんがたくさん来れば利益は大きいが(プラザ合意前の話。今でも原価率は高いが、人件費比率が高くなった)、来ないと閉店する率も高い。
タイ料理異国の地にて繁盛をしてほしくとも 開店と閉店多く心配続絶えず
(反歌)タイ料理ミャンマー料理続く先ベトナム料理食べたく思ふ

十一月四日(水)
昼食後に、ベトナム料理店の下見に行った。一つは閉店し別の店だった。もう一つは営業中で、ここは日本の米屋が新しいお米の食べ方としてフォーを開発したものだ。ベトナム料理の範疇に入る。
ベトナムの料理の店を調べつつ 西新宿を昼休み散歩を兼ねて健康な日々
(反歌)タイ料理二つ並ぶの店と店大繁盛で外にて並ぶ
二つの隣接店が弁当を五百五十円に値上げした理由が判った。店内が繁盛するから、弁当で稼ぐ必要が少ない。もう一軒の新しい店も、そこそこの入りだ。空席が少しある。西新宿は、どの店も繁盛する。

十一月五日(木)
日本料理だと思った店に昨日寄ったところ、中華弁当が何種類か500円だったので、一つ買った。本日はベトナム料理の店に行ったところ、店頭の弁当はフォーではなく、ご飯の弁当だった。おかずが少ないので、隣の中華店の弁当500円を買った。
と云ふことで、日本料理とベトナム料理を食べようとした二日間は、中華弁当になった。
昼食は日本ベトナム両料理食べようとして 両日が中華料理になるは偶々
(反歌)日本では中華料理に加はりてタイの料理がここ十五年
(反歌)弁当は中華とタイが肉野菜平衡が良く健康料理

十一月十一日(水)
朝の出社のときに、新南口で降りて駅西側飲食街を歩いた。この辺りは過去も通勤時によく歩いた道だ。店の前或いは店のカーペットなどを掃除のため水を勢いよくホースで掛ける場面に二回遭遇した。離れた位置を歩くから水は掛からないが、飛沫がズボンに掛かるのではないかと心配になった。今までは気にしなかったが、新型コロナの影響か。明日からは、この辺りを通らないことにした。
新宿の駅西南に繁華街知られざるとも大規模の かつて帰宅にたま歩く道
(反歌)コロナ禍の時差通勤で駅西南時間が足りず帰りは行けず
昼食は、フォーの店で弁当五百円を購入した。と云ってもグリーンカレーなのでタイ料理だ。ご飯がインディカ米に似る。このチェーン店のホームページによると、国内産でベトナム風の味が出るお米を、農家と共同開発したさうだ。
昼食後は百人町を散歩し、ベトナム料理の店を下見した。帰りは北新宿の古い民家街を歩いた。遠回りになるので、通勤時には歩かない経路だ。

十一月十二日(木)
飲食店を利用した人の声を載せるサイトが幾つもある。ベトナム料理の店は11時開店なので、他の店は閉店だが食べれたとある。だから10時40分に私用外出を取り、区立図書館で本を借りて、店の前に11時10分に着くと「12時開店」とある。
常円寺墓地東側の、普段通ることのない一帯を散策のあと、台湾料理店で450円の弁当を買ひ、会社に戻ったあと、12時まで私用外出なので休憩コーナーで借りた本を読んだ。
これまでは中華とタイとミャンマーの料理を昼に食べ続け 次はベトナム心は弾む
(反歌)日越は共通点が多くあり経済交流深めるべきだ

十一月十三日(金)
掃除で水をホースから出す路地は、三番街通りを西側に分岐する道と、ヨドバシカメラのカメラ総合店の横の通りだ。なぜそんな狭い所を歩くのかと云はれさうだが、いろいろな道を歩くことは頭のぼけ防止になる。あと三番街通りを西側に分岐する道で、前にドブネズミがゐた。また遭遇しないかと歩くのだが、その後は会はない。
それとは別に、甲州街道やその一本北側の道は、少し遠回りになる。だから今朝は二本北側の道を歩き、すぐ右折したところ昔のバスターミナルの裏に出た。(以下十九日までバスタ新宿が出来る前として独立)

十一月十九日(木)
昼休みは、13時45分まで私用外出を取り、百人町のベトナム料理店に行った。ところが開店してゐない。裏に回ると11時開店と書いた札が掛かるので、中に入った。ところが準備の作業中なのに開店してゐないと云ふ。貸し切りなのか聞いたが、日本語が通じない。
次に、新大久保駅手前のベトナム料理店に行った。ここは14時開店とある。新大久保から山手線で高田馬場まで行き、ベトナムサンドヰッチの店で「ベトナムハム&ペースト」を買った。650円と高く、ベトナムの飲み物(三つの中からベトナム練乳コーヒー(三つとも各350円)も食券を券売機で購入した。持ち帰りではなく店頭の椅子に座ったが、狭く机がないので、ここ二十年間で最悪の食事だった。
三つ店を回りこの結果なので、ベトナムは熱が覚めた。せっかく越谷のベトナム寺院にも行かうと計画を立てたが、これも中止した。
ベトナムと縁消えた後 仏道は北伝なので中国を差し置きてまで習ふことなし
(反歌)ベトナムの料理日本に合ふやうな気がしたものの水に流れる(終)

前、行動心象日記(三十六の三)行動心象日記(三十七)

メニューへ戻る 和歌(二十四の三) 和歌(二十五)