七百七十五 石破茂と社会破壊拝米新自由主義反日(自称朝日)新聞の邪論を批判
平成二十七乙未
十一月二十七日(金)
「お互いに」が持つ欺瞞性
石破茂が移民問題で次の発言をした。自称朝日新聞によると
「言葉、習慣など、お互いに違和感を持つことがないような施策をやっていくことが必要だ。また、安い賃金で働いていただくことはあってはならない」とも述べ、受け入れに向け、言語、賃金面の対策が必要との考えも示した。
石破の発言の悪質なところは「言葉、習慣など、お互いに違和感を持つことがないような施策をやっていくことが必要だ。」の部分である。移民が日本に来たら日本語を話し日本の習慣に従ふ必要がある。これは当然の話だ。勿論日本語の不自由な人には暖かく支援すべきだ。しかし石破はそれとはまつたく異質の話をした。
「お互いに」といふ語は欺瞞の意味を持つ。それは「住民と暴力団はお互いに共存しませう」と云つてみたら判る。ここで社会破壊拝米新自由主義反日(自称朝日)新聞は、石破の発言を紹介するばかりか「受け入れに向け、言語、賃金面の対策が必要との考えも示した。」と書くことで、その社会破壊体質の馬脚を現わした。
十一月三十日(月)
人口密度を考へない石破
自称朝日新聞によると、このほか
「人口が減る中で、移民の方々を受け入れる政策はさらに進めていくべきだ。外国人が日本に来るのはだめというのはおかしい」と述べ、移民の受け入れを推進すべきだとの考えを示した。
しかし別のホームページを総合すると、例へば産経ニュースでは
日本から多くの移民が南米などに入植した過去に触れ「日本人がやってきたのに、外国人が日本に来るのは駄目だというのはおかしい」と指摘した。
が正しいようだ。南米は人口密度が低いから移民を受け入れた。気圧の高いフラスコと低いフラスコを接続すれば高いほうから低いほうに気体は移動する。日本の人口密度の高さは世界有数だから、難民は人道上受け入れても、また日本語の世界普及政策として留学生は卒業後も日本で働けるようにすべきだが、単純に移民を受け入れるべきではない。ドイツが戦後にトルコから移民を受け入れたのは、労働力不足のドイツと人口過剰のトルコの思惑が一致したからだ。しかもドイツのトルコ移民はドイツ語を話す。過去に日本から南米に移住した二世、三世、四世の人たちはそれぞれの国の言葉(スペイン語、ポルトガル語)を話す。
なぜ日本だけが言葉、習慣など、お互いに違和感を持つことがないような施策をやっていく必要があるのか。石破といふのは呆れた男である。過去にも石破と同じ邪論を吐いた男がゐる。朝日新聞元主筆の船橋洋一である。移民が近所に住むようになるから日本人は英語を話せといふ主張であつた。
十二月一日(火)
自民党と反日新聞社の例で考へよう
それにしても石破のお互ひ発言は悪質だ。それを二つの例で考へよう。自民党が立候補者の公募を行なつたとしよう。「私は自民党が大企業から政治献金を受け取ることに絶対反対で、国会議員になつたら徹底的に阻止します。しかし今ゐる人たちと、お互ひ違和感のないようやりませう」といふ人を公認するか。
反日新聞社が採用試験で「朝日新聞がねつ造記事を原発といつしよに謝罪したことはごまかしであり、さういふ体質を改善します。しかし今ゐる無能な編集委員、論説委員たちとはお互ひ違和感のないようやりませう」といふ人を採用するか。
十二月二日(水)
西洋の難民受け入れは偽善だ
西洋はユダヤ人をイスラエルに移住させ、そのためアラブ地域では今でも紛争が絶へない。西洋のすべきは難民を受け入れることではない。イスラエルのユダヤ人を再び受けいれ、アラブに平和を取り戻すことだ。
だいたい難民が西洋に向かふのは、経済格差が理由だ。しかも西洋の繁栄は地球破壊と引き換へである。西洋野蛮人のすべきは、難民引き受けではなく、地球破壊を停止することだ。
そしてアメリカなど人口密度の低い国は全生物共有の財産として自然を保護し、移民の受け入れを停止すべきだ。
十二月三日(木)
石破破れて祖国あり
石破の駄言を読むとつい次の句を作つてしまふ。
国破れて山河あり
山河破れて砕石あり
砕石破れて石破あり
石破破れて祖国あり
国破れて七十年。石破の西洋猿真似思想を破さないと、祖国の復活はあり得ない。(完)
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