七百四十一 1.安保法案成立後にすべきこと、2.消費税輕減をきちんとやらないなら安倍内閣を打倒しよう(國民は公明党、大阪維新の会に期待)
平成二十七乙未
九月五日(土)
戦犯探し
私は安保法案に賛成ではない。しかし一番の理由である自衛隊が米軍の下請けになる、或いは二番目の理由である日本のアメリカ属国化がより進むといふことを反対勢力は云はない。その理由は彼らは拝米反日勢力に転落したからである。それなら安倍政権のほうがまともである。といふことで安保法案は絶対に成立させるべきだ。さて安保法案を成立したらすべきことがある。安保法案を提出すれば安倍内閣の支持率が激減することは判りきつてゐる。それなのに嘘をついて安保法案を提出させたのは誰か。その戦犯探しをしなくてはいけない。
九月八日(火)
国の独立
国の独立とはアメリカに少し逆らふことである。安保条約はすぐに破棄しなくてもよい。同盟関係を軍事に限り、それでも国の独立が強まれば国民は支持する。ちょうど村役人に逆らひ悪代官にも逆らふようなものである。ところが拝米を強めて国威を強めようとするのが、近年の親米ポチと呼ばれる連中である。これは悪代官と結託して村役人に逆らふことだからすべての住民から嫌はれる。これが安保法案である。
しかし今回は更に事情が複雑である。安保法案に反対する連中は江戸城の悪徳側用人と結託してゐる。社会破壊地球破壊新自由主義といふ悪徳側用人である。だから悪徳側用人を退治するため今回は安保法案に賛成しなくてはいけない。このような複雑な罠を仕掛けたのはよほどの知恵者である。安保法案が成立の後に、犯人捜しをすべきだ。
九月九日(水)
犯人
普通に考へれば、犯人は自民党内リベラルか、一部官僚だらう。自民党内のハト派なら支持する。かつては松村謙三や宇都宮徳馬がハト派であり良識派だつた。松村謙三は戦後に公職追放になり、宇都宮徳馬は日本共産党に入党して治安維持法違反で逮捕された。筋金入りである。それに比べてリベラルといふのは社会を破壊するから有害である。自由な世の中で自由を叫ぶ。これほどの欺瞞はない。
官僚の本質は現状維持であり拝米である。まさにリベラルである。昨日になつて突然、消費税10%のときの減免内容が財務省から出てきた。その前に財務相の麻生が減免は面倒だと暴言を吐いた。これで明らかになつた。犯人は麻生のような金持ち優遇しか頭にない党内リベラルと官僚である。
九月十二日(土)
財務省のふざけた還付案
消費税は逆累進の不公平税制である。だから外国では食料品など生活必需品は無税または軽減してゐる。例へば私は二十年前にアメリカカリフォルニア州に八か月滞在した。消費税は7.5%だつた。しかし食料品は無税である。レストランやハンバーガ屋で食べると消費税が掛かる。無税なのは加工前の食料品である。
これはよい制度である。エンゲル係数は低所得者ほど高い。だから食料品を無税にすれば逆累進性はかなり緩和される。ところが日本では財務相の麻生(麻生太郎は東電売国奴だへ)が軽減は面倒だと傲慢な事を云つた。面倒とは何だ。そんな人間は大臣をやるな。大臣の仕事は面倒だ。国会議員もやるな。議員も面倒だ。麻生太郎は自分の器量で事業を起こしたのならまだ偉い。親の遺産を相続しただけではないか。しかも社長をやりながらクレー射撃でオリンピックに出場し41位に終つた。国恥ものである。当時はクレー射撃の選手はカネがなければできなかつた。或いはカネがあればどんなに下手でもオリンピックに出られたのではないのか。そんな男だから国民の生活実感が判らない。こんな男は財務相から罷免したほうがよい。
九月十三日(日)
その前にすべきこと
しかしその前にすべきことがある。一連の騒ぎはシロアリ民主党の公約違反から始まつた。まづシロアリ民主党を撲滅しよう。シロアリ民主党の嘘はニセ労組シロアリ連合といふ既得権勢力が原因である。シロアリ民主党とニセ労組シロアリ連合の撲滅なしに、日本の安定はない。ニセ労組シロアリ連合の悪質なのは、必要なところに労組がなく、不必要なところに労組があることによる。船が横転しないのは復元力が働くからだ。ニセ労組シロアリ連合は逆向きの復元力が働くから世の中が極めて不安定になる。
今こそこれらリベラルを撲滅すべきだ。そのためには自民党も党内リベラルを退治する必要がある。(完)
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