七百三十八 橋下最高顧問を支持(1.シロアリ民主党を撲滅しよう、2.柿沢未途は国民を馬鹿にしてゐる)

平成二十七乙未
八月二十九日(土) 維新の党分裂へ
維新の党の橋下最高顧問と松井顧問(大阪府知事)が離党した。自民党に近い橋下、松井両氏と、野党再編を掲げる現執行部との意見相違にある。私は橋下、松井の両氏を支持する。シロアリ民主党は癌細胞と同じだから転移を許さず、このまま撲滅させるのがよい。野党再編は癌細胞を野党全体に広げようとするものだから絶対に反対である。

九月一日(火) 柿沢未途は国民を馬鹿にしてゐる、その一
今回の騒動は、維新の党幹事長の柿沢未途が山形市長選挙で或る候補を応援した。この候補について私はよく判らない。二年前に山形県で行はれた労組全国協議体の大会に山形県知事が挨拶に来た。その知事が応援するのだから私も支持したい気持ちはある。しかしシロアリ民主党と怪しげな憲法学者が応援する以上、この候補を応援してはいけない。憲法は読めば判る。道路交通法学者がゐないのと同じで憲法学者なる者は不要だ。だいたい人類史上最悪の戦争犯罪人トルーマンとマッカーサの押し付けたゴミ憲法を研究してどうする。ゴミでも憲法だから従はなくてはいけない。しかし崇拝してはいけない。

九月二日(水) 柿沢未途は国民を馬鹿にしてゐる、その二
柿沢未途は元はみんなの党だつた。みんなの党は既得権勢力に反対するところに最大の特長があつた。それは合流後の維新の党も同じである。それなのに今回の騒ぎで橋下氏と松井氏が離党した途端、維新の党はもう最大の既得権勢力、シロアリ民主党と協議を始めた。自分の議席のことしか考へない。あきれた連中である。

九月四日(金) 柿沢未途は隠滅未遂と改名せよ
インターネットによると柿沢未途は
2008年2月9日、知人と焼肉店で飲食後、首都高速道路で酒気帯び運転による自損事故を起こし、飲酒の発覚を免れようと雪を食べたとされる。

まづ交通事故は絶対に起こしてはいけない。さういふ気持ちで運転しなくてはいけないが事故が起きることもある。しかし酒気帯び運転は絶対に許されない。未必の故意といつてもよい。柿沢未途は柿沢未必と改名すべきだ。これだけでも悪質なのに、刑事処分を逃れるために雪を食べた。これは重大である。柿沢未途は証拠隠滅未遂である。柿沢未必が嫌なら隠滅未遂と改名してもよい。

九月五日(日) 地元維新の会、ふるさと維新の会、全国維新の会
橋下氏の政党は今のところ大阪維新の会になりさうだ。しかしこれだと大阪しか旋風が吹かない。ここは地元維新の会、ふるさと維新の会、全国維新の会のなかから検討すべきだ。地元維新の会といふのは二年前の「あまちゃん」で「地元に帰ろう」人気が今でも残つてゐるなら有力である。

九月八日(火) 柿沢未途はお子ちゃまだ
産経Westによると
松井一郎大阪府知事は20日、同党の柿沢未途幹事長が党として態度が未定の山形市長選(9月13日投開票)で特定候補予定者を応援した問題で、柿沢氏に応援をやめるよう忠告したものの「責任は取る」と拒否されていたことを明らかにした。府庁で記者団の質問に答えた松井氏は「お子ちゃま。赤ちゃん。自分がやったことに対してけじめもつけない」と厳しく批判し、進退を自ら決めるよう求めた。(中略) 松井氏によると、地元議員からの相談を受け事前に直接連絡した際、柿沢氏は「覚悟を持って行く、行く限りは責任も取る」と述べていたという。

松井氏は「けじめをつけると言いながら、終わったら知らんふりか。わがままもわがまま」「この幹事長のもとでみんなついていけるかどうか。僕はもうついていけません」と言及。進退について「自分で言った言葉を飲み込むのか。政治家が自分で言った言葉をのみ込んで知らないふりは通らない」と決断を求めた。

松井氏の主張が正しい。責任を取ると云つたのだから幹事長を辞任すれば済む問題ではないか。柿沢といふのは菅直人にそつくりである。上昇志向が異常である。

九月八日(火)その二 人の云ふことを聞かない柿沢未途
Livedoorによると今年の四月に
深夜放送の「朝まで生テレビ!」(テレビ朝日系)で、田原総一朗氏が維新の党の柿沢未途衆院議員を一喝する一幕があった。
番組では「激論!憲法9条と日本の平和」と題し、戦後70年となった日本の憲法問題について討論を繰り広げた。(中略)維新の党・柿沢氏も「野党第二党の見解も聞いていただきたい」と口を開いた。
柿沢氏によれば、維新の党は既存の集団的自衛権とみなされた行使も、自国防衛に主する範囲で認める方針だという。
さらに柿沢氏は「一方で、先ほどのホルムズ海峡の機雷掃海の話のように、経済的な権益が侵害される理由で、武力行使を海外で行なうようになってしまったら…」と、自衛隊による中東地域における機雷除去作業を例にとって発言を続けようとした。
すると、司会の田原氏が「ちょっと待って。ホルムズ海峡は後にしたい」と、柿沢氏の発言を制止しようとした。
しかし、柿沢氏は発言を止めようとしない。これに田原氏は「ホルムズ海峡は後にしたい! ホルムズ海峡は後にしたいの!」と声を荒らげ、ついには柿沢氏を指さして「ちょっと! 人の言うこと聞け!!」と一喝した。
それでも身振り手振りを交えて柿沢氏は話し続ける。ついに田原氏が「あなた。そういうね、人の言うことを聞かないでしゃべってるの、ダメだよ」とたしなめた。

人の話を聞かない人間といふのはゐる。コンピュータ用語でいふとInt(割り込み)をdisable(禁止)にすることである。今は割り込み禁止にすることが少ない。画面右下の時計が更新されないし音楽を聴いてゐるとテンポが狂ふ。コンピュータならよいが、こんな人間を政治屋にしては絶対にいけない。

九月九日(水) 柿沢未途解任
昨日柿沢未途が幹事長を解任された。尤も関西派の国会対策委員長、総務会長も解任されたから、関西派を排除するために今後問題になりさうな柿沢をいつしよに解任したといふのが正解だらう。だつたら最初に柿沢を解任すればよかつた。さうすれば橋下、松井の両氏は離党しなかつた。最高顧問と顧問も辞任しなかつた。
それより許し難いのは維新の党がシロアリ民主党との合流を視野に入れたことだ。柿沢の解任が少し遅れたその混乱の中でシロアリ民主党の癌細胞を野党中にばら撒くことは絶対に阻止しなくてはいけない。

九月十日(木) 松野代表は退陣したほうが自身のためだ
今回の騒ぎは幹事長解任が遅れたことが原因である。責任は100%松野代表にある。本当は松野氏を批判したいところだが、かつて小沢氏とともに反野田だつた功績がある。その松野氏がシロアリ勢力に合流するのは似合はない。ここは代表を退き暫くしてそつとしてから維新の会に復帰するのがよい。間違つてもシロアリ既得権勢力と合流してはいけない。(完)


(消費税反対その八十二)(消費税反対その八十四)

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