四百五十一、麻生太郎の増税発言を批判(麻生はシロアリ民主党に移籍しろ)


平成25年
七月二十一日(日)「二十ケ国地域財務相中央銀行会議(G20)」
財務相の麻生太郎が二十ケ国地域財務相中央銀行会議で、消費税増税を予定どおりやりたいと発言した。麻生はいつからシロアリ民主党の仲間になつたのか。景気がよくなつたように見えるのは、株価が上がつたからだ。上がるときは含み益が出るからその期はよくなつたように見えるが、次の期は元に戻る。株価は永久には上がらない。しかも財政発動で国の借金が増へてゐる。その分を差し引けば景気はよくなつてはゐない。

七月二十二日(月)「麻生邸見学ツアー逮捕事件」
今から五年前に、うちの労組と同居するフリーター全般労組が麻生首相(当時)の豪邸見学ツアーを実施したところ、無届デモだとして逮捕される事件があつた。あのときは大きくマスコミでも取り上げられ、大変な騒ぎになつた。
家宅捜索があり、警察はフリーター労組の部分だけ捜査したためうちの労組の書類やパソコンは押収されなかつた。後日、フリーター労組の関係者がうちの労組の執行委員会に謝罪に来た。なかには「君たちのおかげでとんだ目に遭つた」と非難する人もゐたが私は「いや、迷惑したといふ人はゐない。よくやつたと皆思つてゐる」と逆に激励したものだつた。
当時のホームページを調べると「30万円のスーツを着用している」「趣味の射撃で大卒初任給の2倍の弾を使う」麻生首相の暮らしを見に行く との理由で企画された。麻生氏のように金銭感覚が我々とは全然異なる人間が消費税に言及することは適切ではない。豪邸を売却し国庫に寄付するのなら別だが。

七月二十三日(火)「高級バー事件」
麻生は首相時代に記者団から、夜の会合に連日行つて一晩で何万もするような高級店に行くが、それは庶民の感覚とはかけ離れている、と質問されて「ホテルは安いとこだと思つてゐる。たくさんの人と会うときにホテルのバーは安全で安いところだ」と述べた。麻生は庶民の感覚とかけ離れ過ぎてゐる。財務相は無理である。国庫に寄付するのなら別だが。

七月二十四日(水)「麻生の言ひ方では日本は嘘つきになる」
読売新聞によると麻生は「(消費税率引き上げは)国際公約になっており、予定通りやらしていただきたい」と発言した。だとすると消費税を上げるかだうかを決めることは無意味になる。麻生式に言へば、上げることが国際公約になつてゐるからだ。
国際公約とは何か。条約を結んだ訳ではあるまいしそんな公約はない。そもそも消費税増税は公約に違反してシロアリ民主党が始めたものだ。麻生はシロアリ民主党に移籍したほうがよくないか。

七月二十五日(木)「麻生セメント」
麻生は昭和四十八年に麻生セメント(現、株式会社麻生)社長に就任するが三年後にクレー射撃でオリンピックに出場し(41位に終る。国恥ものでは)、その三年後には衆議院議員に転身した。つまり経営経験はほとんどない。株式会社麻生はセメント、病院、専門学校などからなるが、これらの事業を立て直したのは弟で社長を継いだ麻生泰といふ情報もある。だとすれば経営経験が少なくクレー射撃に熱中した人が、消費税増税を主張することになる。私財を供出しすべての国民に安価でクレー射撃の練習できる施設を作るなら別だが。尤もさうなつたら大変なことになる。嘘を付いた政治屋は菅、野田時代まで遡つて国民はこぞつて射殺するだらう。

七月二十七日(土)「政治活動をした財務官僚は全員解雇しろ」
野田の嘘つき増税騒動のときに、財務官僚が言論人に説明して回つたさうだ。これは業務の逸脱である。官僚は決まつたことを事務係として実施すればよい。言論操作は業務外である。説明して回つた官僚とそれを支持した者は全員懲戒免職にすべきだ。併せて国税庁は財務省から独立させるべきだ。今の組織は企業に例へれば営業部と経理部がいつしよになつてゐる。麻生は増税ではなく、財務省を政治組織から事務組織に戻す仕事をまづすべきだ。(完)


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