五百四十一、1.長谷川三千子女史及び籾井勝人会長支持、マスコミの横暴を許すな(15)、2.山口二郎氏批判(その十九)
1.は「長谷川三千子女史支持、籾井勝人氏及び百田尚樹氏反対」を2月11日に改称

平成二十六甲午
第一部籾井氏の記者会見の録画を見る前
二月六日(木)「NHK三人の発言」
NHKの長谷川三千子、百田尚樹両経営委員、籾井勝人会長の発言が問題になつた。私はこのうち長谷川女史には賛成、百田氏と籾井氏には反対である。
長谷川女史の
人間が自らの死をささげることができるのは、神に対してのみである。

の神について私は長谷川女史と異なつた考へを持つ。しかしそれは些細な相違である。長谷川女史の追悼文には心から敬意を表するものである。
ところがシロアリ民主党の幹部が記者会見で参考人として三人を呼ぶことを求めるさうだ。もしさうならこの世に存在すること自体が違憲の菅、野田、そしてそのその亜流の安倍は参考人どころか証人として国会に呼ばなくてよいのか。何しろ国民は消費税増税に反対して民主党(当時)に投票したのだ。消費税増税をごり押しした時点で日本の民主主義は壊滅した。民主主義を破壊した重大犯罪人である。

二月七日(金)「長谷川女史の優れた点」
かつてポチ論争といふ親米派と反米派の論争があつた。長谷川女史の優れたところは小林よしのり氏、西部邁氏の反米派の側に立つたことである。それ以降長谷川女史の発言は注目してきたが、国の独立ほど尊いものはないといふ思想が根底にある。
朝日新聞は古くは日本社会党の右傾化を画策したとよく言はれる。しかしこのとき既に右派の大部分は民主社会党として独立した後であり正しくは日本社会党の西洋化の画策であつた。その後最近では船橋洋一の英語公用語の主張があり、これ自体は朝日新聞の主張ではなかつたがその後朝日新聞は主筆といふ新聞編集では社長と並ぶ権限を持つ役職を復活させ船橋を任命した。船橋がアメリカの政府系新自由主義シンクタンクの会員であることは夙に有名でありこの時点で朝日新聞は名実ともに拝米新自由主義になつた。
しかし私が朝日新聞を一番不快に思ふのは社会を破壊しようとすることだ。母親が乳児を殺害した、或いは父親が乳児を殺害したといふ事件が報道されたとしよう。私は一番悪いのは朝日新聞だと十五年くらい前から思ふようになつた。朝日新聞が自由だ民主主義だと叫んで社会を崩壊させる。封建主義化で自由と民主主義を叫ぶのは偉い。既に自由経済と民主主義政治が達成されたのに叫ぶと社会を破壊する。そのせいで弱者が被害を受ける。

二月九日(日)「籾井勝人氏及び百田尚樹氏に反対の理由」
一方で百田氏の南京事件がなかつたといふ主張には反対である。事件は存在し日本側の陸軍高官の責任は今後も厳しく追及すべきだ。一方で日本側は蒋介石が南京の無血開城を拒否し高官だけ逃げたため残つた兵士が便衣兵になつて混乱を引き起こしたこと、直後に国民党左派の汪兆銘が親日南京政府を樹立したことを主張すべきだ。百田氏の主張だと陸軍高官を免責してしまふ。

籾井氏はNHK会長の器ではない。財界の候補が次々に辞退する中を籾井氏だけが受諾した。それは単なる上昇志向である。週刊新潮によるとこの推測は正しい。銀座のクラブ&バーのオーナーのママが
「私が銀座に店を出した92年から、物産の重役はよく来ていましたが、彼らのうち数人が”籾井って男、ここに来るかい”と聞くので”いいえ”と答えると、”入れちゃだめだよ。乱暴な男だから”と言うのよ」


籾井氏は三井物産の社長になれないと判るや机をひつくり返して暴れた。そして関連会社の日本ユニシスの社長に天下り銀座の店に来て何回目かのときにつひに暴れた。

二月十日(月)「ニセ新聞東京パンフレットの山口氏の短文章(自称コラム)その一」
昨日の山口氏の短文章(自称コラム)は
籾井という人が会長に不適格であることは明らかである。

ここまでは同感である。しかし
場末の居酒屋で中国、韓国はけしからんと酔っ払いがおだをあげるのと同じことをしらふで言うような下品な人物を、公共放送のトップに据えるべきではない。

は異議がある。居酒屋で中国、韓国はけしからんと酔つ払ひがおだをあげる理由は日本のマスコミが偏向し過ぎるからだ。特に日本の中国との貿易額がアメリカを超えてから突然日中の関係を悪化させる事件が勃発した。本人が自覚するかしないかは別にして日中双方に入り込んだアメリカの意を受けた人たちの工作と考へるのが普通だ。朝日新聞の船橋はその典型である。
次に籾井氏がNHK会長に不適格なのはその粗野な言動であり発言自体は正論だから下品でも反中反韓でもない。山口氏は鳩山首相が退陣の後に菅が前原、野田と組むため拝米反中に急旋回したことをなぜ批判しないのか。勿論山口氏自身が拝米のためだが、だつたら籾井氏を反中だの反韓だのと言はないことだ。

第二部籾井氏の記者会見の録画を見た後
二月十一日(火)「籾井氏の発言を聴いて」
昨日までマスコミの報道を信じて籾井氏を批判してきた。念のために籾井氏の記者会見を今朝視聴して驚いた。マスコミは事実とは逆のことを書いてゐた。
籾井氏はコメント控えては駄目ですか?(しばらく間をおいて)戦時慰安婦ですよね。 戦時だからいいとか悪いとか言うつもりは毛頭ないんですがこの辺の問題は皆さんよくご存知でしょう? 何処の国にもあった事ですよね。違います?

籾井氏が自分から発言したのではない。悪質な質問者が無理やり誘導尋問し言葉尻を捉へてはそれを批判する。質問をした記者はどこの所属で誰なのかはつきりさせるべきだ。記者失格だし新聞社失格である。
どこの国にもあつたといふことで言へば、ノルマンジー上陸作戦の前にアイゼンハワーが兵士を激励のため見回り一人の兵士が売春婦の話をアイゼンハワーにする映画を見たことがある。だから人間を狂気にする戦争はなくさうといふのなら賛成である。ところが日本のマスコミは欧米は正しく日本は間違つてゐるといふ奇妙な主張をする。

二月十一日(火)その二「ニセ新聞東京パンフレットの山口氏の短文章(自称コラム)その二」
百田、長谷川の両経営委員はいわば、ひいきの引き倒しのような日本への愛を、場所もわきまえず絶叫しているようなものである。(中略)しかし、そうした奇人変人の類はまともな世間からは相手にされてこなかった。
百田氏はともかく長谷川女史は野村秋介氏への追悼文で述べたのであり絶叫ではない。追悼文には格調さと故人への賞賛が必要である。大騒ぎする内容ではない。
ナチスだって最初は過激な論を主張する奇人の集まりだった。事は決して楽観できない。
日本国内で拝米言辞を繰り返す連中のほうがよほど奇人である。もちろん日本は安保条約を結んでゐるから軍事面の同盟は問題ない。しかし反日拝米には絶対に反対しなくてはいけない。山口氏はその一人である。更には安保反対闘争はA級戦犯の岸首相に反対するものだつたと歴史をねじまけた。そして第二次世界大戦の後も世界各地の独立闘争やベトナム戦争があつたのにそれらの事実をなかつたことにして第二次世界大戦の戦勝国だけを正当化する。

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二月十二日(水)「反日拝米マスコミ」
かつて親米といへば日米軍事関係の強化を図る政策であり、これは米ソ冷戦下でやむを得なかつた。ところが冷戦終結後に反日拝米といふ奇妙な連中が現れた。この主張は社会を崩壊させるから極めて有害である。その中心に反日(自称朝日)、小型反日(自称毎日)、ニセ新聞東京パンフレット(自称東京新聞)がある。
反アジア拝米の国売り(自称読売)、白人国崇拝KKK(自称サンケー)にも困つたものだが反日拝米は社会を破壊するからより有害である。(完)

追記二月二十四日(月)「醜いマスコミ」
私と籾井氏は意見が異なる。しかし今回の件はあまりにマスコミが悪質なので追記することにした。ニセ新聞東京パンフレットは、普通の人の写真は上半身を載せる。籾井氏は顔だけを大きく載せる。私が第一部で籾井氏に悪い感情を抱いたのは実にこれが原因である。ニセ新聞の実態はパンフレットとは云へずいぶん悪質である。(完)


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