二千七百七十九(うた)川口商業施設と催し広場訪問記
乙巳(西洋発狂人歴2025)年
五月三十一日(土)
川口駅前のそごうが四年前に閉店し()今日新たに商業施設が開業した。そのため寄ったが、何の感想もない。名称が横文字なので、施設名さへ記憶に残らなかった。
旧そごう元も思ひ出無き店も 閉まると聞きて寂しさを思ひ駅前幾度見る その思ひ出が寂しさを呼ぶ

反歌  新しき商業施設開業を大いに期待すぐ失望に
反歌  旧そごう急ごう入り回り出て感想は無し混雑疲れ
旧そごうから駅へ戻る途中、左側の広場で催し物をやってゐる。寄って見ると、あいにくの雨と風で、キャンピングカーみたいな出店十数店は、開店休業状態だ。
支援のため、まづ生ビール400円を飲んだ。次に、韓国系店舗でウィスキー割(だと思ふ。色から判断したが、韓国の焼酎をウーロン茶で割っただけかも知れない)500円を飲んだ。
韓国系店舗は、民族衣装の折り紙を自動車横の販売口に幾つか飾ってあった。店を選ぶ基準は、価格満足度で、生ビールは安いがアルコール度は低い。蒸留酒割は100円高いが、アルコール量は多いだらう。そもそも会場内でアルコール飲料を販売するのは、この二店ともう一つ1000円(不確実)があっただけだった。
決して、日中韓で大東亜共栄圏だ、と考へる訳ではないが、日本文化の再興を考へるときに、単独では無理だ。まづ東アジア、次に東南アジア、更に中央アジアとの連携無しにはあり得ない。再興と呼んだのは、岸信介と東條英機のせいで、日本は亡国寸前である。
雨と風強く底冷え人居らず 支援のためにまづビール次に韓国蒸留酒飲む

反歌  舞台にて催し物はあるものの見る人すべて関係者かも
会場前の掲示によると、「第3回川口本気(ガチ)祭り この街が好きだ」とある。旧そごうは混雑するのだから、帰りに寄ってあげればいいのに、と思った。尤も川口駅を毎日利用する人たちにとっては、広場はしょっちゅう何かやってゐるから、珍しくないのだらう。
名称がキューポラならば語感良しキュポ・ラは悪し点と語感が

反歌  キューポラが似合ふ街でもキュボ・ラでは語感を破壊魅力激減
更に駅近で、猫の里親活動の人と少し話をした。上の子が大学時代に里親探し中の猫を先輩の代理で預かったことがあった。里々親か。今までの餌代は引き取る人に負担してもらふが、ここは定額で一万円だ。あと今までの予防注射費用が掛かる。先日、市役所の広報に猫の引き取り先募集の話があったので、我が家でも飼へるかな、と妻に行ったが、駄目さうだった。(終)

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