二千五百十(うた)行動日記(母の骨折その二、妹一家、試飲、NEC)
甲辰(西洋発狂人歴2024)年
十月十一日(金)
母の骨折は、超音波を当てる治療を週三回受けた。骨の回復が早くなるさうだ。先週は、月火金、今週は月火水だ。木曜は休診、土曜はデイサービスから帰宅後なので間に合はない。そして今週は金曜が、内科と神経内科へ通院の日だ。
デイサービスから、最近脈拍が高くなったので内科医師に訊いてほしいと云はれた。元々80台だったのに4日に94、5日からは100を超え、本日は110を超えた。骨折後の治療内容と脈拍数を時系列でメモに作り、お見せした。これを口頭で説明するのは複雑すぎる。脈拍を下げる薬が新たに処方された。
薬局で薬剤師が云ふには、血の流れが悪くなり脈拍が上がったさうだ。車椅子による筋肉の衰へは、逆に脈拍が下がるさうだ。
通院で 整形外科は中ほどに歩道の段差四つあり 帰りの道は手の力八回目には入らなくなる

反歌  内科への歩道は段差無いために手は疲れずに駅新しい
文化センターから先の「文化通り」の歩道は、交差点から数cmの段差がある。往路は容易に前輪を持ち上げるが、帰りの八回目は手が疲れて力が入らなくなる。内科は武蔵浦和の近くで、この駅は出来たのが新しい。歩道に段差が無いので、手は疲れない。
(その三)

十月十二日(土)
仕事が終はり帰宅すると、妻の妹と甥が来てゐて、家の中を片付けるのを手伝ったくれた。小生も手伝はうかと妻に訊くと、何もしなくてよいと云ふ。今日は歯医者に通院の日だった。歯も終へて帰宅すると、途中から下の子も来て加はった。
家に居ると邪魔なので、NECパーソナルコンピュータの写真を撮りに行った。途中、国道反対側の酒屋が経営する
-------------------ここから「日本酒、その三十三」-------------------
立ち飲み酒屋がある。440円で日本酒の試飲をした。0.5合だからかなり高額だ。しかし欠点の無い酒だ。吟醸酒のやうに、付けたやうな美味しい味ではない。癖の無い美味しさだ。全部で九種類あるから、次回も飲みたいものだ。

十月十三日(日)
本日も立飲み酒屋へ行った。日曜の夕方なので、既にお客さんが六人ゐて、店員も二人ゐた。と云っても2組なので、たまたま多いのかも知れない。
本日は吟醸酒を飲んだ。昨日と同じで癖の無い酒だ。椎茸と同じ黒色とすると、街中の吟醸酒はきれいな色の茸だ。街中の吟醸酒に毒があると云ふのではない。味の見かけは奇麗だが、飽きが来る。味のキレのある酒が合ふのだらう。
我が好みキレのある酒辛口や淡麗ではなく別の切り口

「日本酒、その三十二」「日本酒、その三十四」
-------------------ここまで「日本酒、その三十三」-------------------
妻と娣と甥は、午前に昨日の続きをしたあと、下の子の家へ行った。昼食会をするさうだ。義理の妹と甥は新居を見るのが初めてだし、妻は家具が揃ったあとを見るのが初めてだ。
午後は母に従妹(母から見れば姪)が訪ねて来た。慌ただしいことが続いたので、完全に忘れてゐたが、滞りなく迎へ入れることができた。
忙しさ先月末に始まりて 今日は増々忙しく だが無事済みて夕日が赤く

反歌  一日が夕日と共に暮れるとき心も満ちて静かに終へる(終)

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