二千五百十八(うた)行動日記(母の骨折その三、パソコンのお医者さん、眼科と歯科へ通院)
甲辰(西洋発狂人歴2024)年
十月十八日(金)
本日の診察で、母の骨折は治ったと云はれた、パチパチ。そして添へ木を取った。前回からここまで来るには、幾つかの紆余曲折があった。車椅子として使へる手押し車に母を乗せて、歩道の段差は指が疲れて力が入らなくなる。そこで裏道を通ることにした。二車線道路を二回、信号の無い交差点を渡る。待てば両方向の車が途切れる。これは快適だ。
次に、母の足がむくんだ。整形外科医が脈拍を高くする薬の副作用と診断し、薬を控へることにした。この薬には感謝してゐる。母の食事が細くなった。朝に食べ残したものを冷蔵庫に入れて、夜に出す。或いは、夜に出したものを食べ残して朝に出す。そんなことが何回かあった。しかしこの薬を飲んでから、食欲旺盛になった。
その後、小生がパソコンを使ってゐると、むしゃむしゃ食べる音がする。パソコン画面の上から見ると、母が生の柿を食べてゐる。皮を剝かうかと訊くと、そのままでよいと云ふ。量が多いなら、半分冷蔵庫へ入れるよと訊いても、大丈夫だと云ふ。脈拍が上がることも無くなった。
本日からは、固くなった膝のリハビリが始まった。成程、三週間膝を固定したので固くなった。とは云へ、手を取るか、掴まるものがあれば、歩けるやうになった。家では、廊下を片道4m、一日二往復させたのが、多少は役立ったかも知れない。
母の足骨は治りてあとは膝固さを取るは八合目かも
(その四へ)
十月十九日(土)
妻が外出先から電話を掛けて来た。パソコンのキーボードが使へなくなったさうだ。NumLockが点かず、キーボードそのものも使へないと云ふ。
(1)Shiftを押しながらCapsLockを押して、CapsLockが点くか試してもらふと、点かない。
(2)ノートPCか尋ねるとラップトップだと云ふ。
(3)USBケーブルが抜けてゐないか尋ねると、無線式だと云ふ。
(4)キーボードの電源を切って10秒して点けてみる。
これで無事回復した。今回の診断で最重要部は、Shiftを押しながらCapsLockである。これですべてが解決する。
パソコンはキーボードにてすべてが分かる キーボード使へないなら電源を切る
反長歌
電源を切る前にまづ ディスクへのアクセスランプ見て見よう 点灯ときどき途切れるは活きてゐるので待つべきだ 点灯せずか点灯がしっぱなしなら電源切らう
反長歌なんて珍しい。点灯しっぱなしかどうかは暫く見る。短時間だとときどき途切れるのを見逃してしまふ。「パソコンのお医者さん」は、「動物のお医者さん」と云ふ漫画があるので、それをもじった。尾身茂みたいに、ハンマーで叩くのは駄目だ。
なを、キーボードが使へないがマウスが使へる場合は、別の方法がある。タスクマネージャの起動である。
十月二十三日(水)
白内障手術の説明会に参加した。日帰りなので簡単かと思ったら、一週間は洗顔ができないし、何回か通院の必要がある。十一月末までは休めないので、それからだ。
白内障手術説明参加して 思ひの外に仕事への差し障りあり やや気落ちする
反歌
日帰りの言葉につられ簡単を思ひ直してふた月を待つ
歯の詰め物が取れた為に、三回通院して治してもらった。更にもう一回、歯石を除去してもらった直後から、歯が痛くなり、食事の直後は激痛になった。
前にデンタルフロスを使って食べかすを押し込み化膿したことがあった。今回もそれかと思ったら、歯の周りの神経が過敏になったためだった。本日朝から正常に戻り、安堵した。一時は、痛さが頭や鼻の奥にまで伝はって大変だった。
歯の治療終へて歯石を取る後に 痛みが続き四日後に復た見てもらひ痛み治まる
反歌
歯の痛み頭と鼻の奥までも伝はり痛み憂鬱な日に(終)
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