二千四百八十二(うた)観た動画(北京香港高速寝台車、中国の鉄道解説)
甲辰(西洋未開人歴2024)年
九月十六日(月)
本日は、北京から香港まで新幹線(高速鉄道)の寝台車に乗った旅行者の動画を観た。新幹線の寝台車は興味があるので、どこの国でも観たが、たまたま中国だった。距離は2200Kmで札幌から福岡に相当する。これだけの距離の新幹線は、中国以外には無い。日本は、東京駅で南北が分断されてゐる。
今年の六月に新設された。所要時間は十二時間半なので、新幹線の威力が発揮された。乗車した人の感想は、新幹線なので揺れが少ないさうだ。
---------------ここから「和歌論」(百九十三)--------------------
北京から香港までを八時間新幹線が昼走る　夜行列車は寝台車含む編成十二時間新幹線で夜通し走る
反歌　 北京から香港までを八時間新幹線で時間半分
(追記9.18)「新幹線で」は最初「新幹線は」だった。しかしそれだと、八時間掛かったが、新幹線は半分の四時間になった、ともとれるため、助詞の「で」は避けたいが、やむを得ず使った。
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---------------ここまで「和歌論」(百九十三)--------------------

この動画に影響して、中国の鉄道を解説する動画を観た。列車番号の先頭に付くＧ、Ｄ、Ｋを興味深く観た。ここまでが日本で云ふ新幹線で、動力分散方式だ。昔からの客車列車はＺ、Ｔ、Ｋ。アルファベットが付かないものもあり、昔からの非冷房客車。
和諧号は、外国と中国技術の和諧。ＪＲ東の新幹線と同じＣＲＨ２は高温多湿に強いので南方で多いさうだ。
客車は２５型が最新。其の前は２２型。
機関車の解説では、ここにも外国の技術を取り入れた和諧号がある。新しいＣＲ２００Ｊはプッシュプル。数を急速に増やし、客車列車と置き換はってゐる。
和諧号　かつて日本の報道は中国内の問題を和諧するとの解説を　だが真実は外国と中国技術の和諧を目指す
反歌　 新幹線四企業から輸入した車両と技術が復興号へ
この動画は、中国を独裁と呼び、鉄道を撮影の時は軍事列車や線路近くの軍事基地を写さないやう注意が必要だとし、スパイ容疑で逮捕された日本人について、裁判は非公開だから実際にスパイをしたのかも知れないが鉄道を写しただけかも知れない、とする。
しかし、他の動画では中国の鉄道を批判するものが多いが実際に体験しないため的外れだとして、中国の鉄道をもっと知ってほしいとする。ここを落としどころにしたのはよいことだ。
日本には拝米反中二つあり　そのどちらとも源はアメリカ工作冷戦遺物
反歌　　 外国を論評するは公正に拝米反中偏り二つ
欧州は動力集中と思ってゐた。今回の動画で、ＣＲＨ１、２、３、５がすべて動力分散方式なので驚いた。調べると、ドイツは２０００年にＩＣＥ３が急勾配に対応するため動力分散方式になった。２０１５年のＩＣＥ４も動力分散方式だが、２０２３年に登場したＩＣＥＬは動力集中方式に戻った。非電化区間やＩＣの旧型車両置き換へ用である。小生はＩＣ(日本で云ふ在来線特急)が落ち着いて好きだったのだが。
中国を調べドイツも調べると　動力集中分散に走る区間の特徴があり
反歌　 諺を本歌取りして中国を尋ねドイツを知ることになる
この動画は、中国のＧＤＰが日本を抜いたあとも、毎年引き離すことについて、中国の高速鉄道が原因とする。これは褒め過ぎの気もするが、広大な国土を高速に縦横する鉄道は、確かに経済発展の最大要因かも知れない。航空機や自動車を使はない高速鉄道は地球温暖化の今となっては、将来にも合ふ。(終)

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