二千百七十九(うた)(モリカケ桜河柳ジャニーズ藪黒敗トリー放債カルト、二百七十八)旧安倍派疑惑
壬寅(西洋野蛮歴2023)年
十二月二日(土)
読売新聞のホームページに
安倍派が裏金1億円超か、パーティー券収入を議員に還流…東京地検が「不記載」で立件視野

が載った。
「清和政策研究会」(安倍派)がパーティー券の販売ノルマを超えた分を所属議員側に還流させ、政治資金収支報告書に記載せず「裏金」としていた疑いのあることがわかった。不記載額は年数千万円に上り、最近5年間で計1億円超に達する可能性がある。東京地検特捜部は政治資金規正法違反(不記載など)容疑での立件を視野に捜査を進める。

安倍が会長だった時代も含まれる。
関係者によると、同会は2018~22年に年1回パーティーを開き、この5年間の収支報告書には計約6億6000万円の収入が記載されていた。しかし同会では、各議員がノルマを超えて販売した分については議員側に還流する運用が常態化。同会の収支報告書に記載しないほか、議員側の政治団体の収入にも記載していない疑いがあるという。
(中略)同会の塩谷立座長は11月30日、ノルマ超過分の議員側への還流について「あったと思う」と説明後、「事実確認しておらず、撤回したい」と釈明していた。

これほど重大な問題を間違へる筈は無い。

十二月三日(日)
週刊文春のホームページに
《派閥パーティ問題》安倍派パーティ券大口購入者の3割以上が“萩生田の舎弟”池田佳隆元文科副大臣の支援企業だった 「彼は異常なほどパー券を捌いている」

が載った。
安倍派(清和会)のパーティ券の大口購入者の3割以上が、同派に所属する池田佳隆元文科副大臣(57)の支援企業だったことが、「週刊文春」の取材でわかった。安倍派の所属議員が100人近いことを踏まえれば、極めて高い割合と言える。

これは異常だ。しかも
「文科相経験者の萩生田光一政調会長の“舎弟”のような存在」(自民党関係者)だという。
“舎兄”のほうは“斜底”ではないのか。ここで底だと思ったら傾斜が急で、留まるところを知らず転がり落ちる。

十二月四日(月)
週刊文春のホームページには、塩谷が口をすべらせ慌てて取り消した件についても
複数の安倍派秘書は「週刊文春」の取材に対し(中略)「ノルマ以上に売れる議員は限られていますが、ノルマを超した分については一定の割合で還付される慣行があります。(中略)その際、派閥では領収書を出したり、収支報告書上の記載をしたりといった処理はしていない。事実上の裏金になっているようです」
「ノルマ以上のパー券を売ると、全額が戻ってくる。それをどう処理するのかは、事務所によると思いますが」
安倍派議員(中略)には特捜部も注目している。今回、派閥の幹部である塩谷氏が事実関係を認めたことで、国民からはさらに厳しい視線が向けられそうだ。

国民は旧安倍派に厳しい視線を向けよう。若手中堅が派閥を離脱しようと思ふくらい、厳しい視線を。

十二月五日(火)
上越新幹線の燕三条駅に、次のポスターが貼ってあった。


三条市役所と燕三条駅に、心から敬意を表したい。振り込め詐欺の変形で、持ち込ませ詐欺だ。しかしこれと似たことをしてきたのが、あのカルトだ。岸が日本に呼び込み、安倍が選挙や政権維持に利用し、萩生田がその手先となった。あのカルトが高齢者からはどれくらい巻き上げ、中年や若年の比率はどれくらいなのかを、調査し発表したほうがいい。

十二月六日(水)
TBSのホームページに
自民党幹部「令和のリクルート事件だ」…派閥パーティー券“裏金”疑惑、安倍派議員の認識は? 二階派でも“不記載”疑いで特捜部が関係者を任意聴取【news23】

が載った。
東京地検特捜部が捜査を進める自民党派閥のパーティー券収支をめぐる問題。“裏金”疑惑の安倍派に続き、二階派でも“不記載”の疑いが浮上しています。党幹部からは(中略)「令和のリクルート事件だ」との声も。

記事は後半で
派閥は各議員にパーティー券の販売ノルマを課していますが、安倍派では少なくとも5人の議員がノルマを超えて集めた額を政治資金収支報告書に記載せず、“裏金”にしていた疑いが持たれています。
その総額は、2018年からの5年で1億円を超えるとみられています。

組織は、頭から腐る。あの男に頭は無かったと云ふ声があるかも知れない。お友だち依怙贔屓のやり方を見ると一理ある。組織は、首から腐る。

十二月七日(木)
毎日新聞のホームページに
「派閥事務所で現金受け渡し」安倍派元秘書が証言 記録避けた?

が載った。
安倍派(清和政策研究会)が、所属議員とのパーティー券収入の受け渡しを現金で行うケースがあることが判明した。(中略)元秘書が、毎日新聞に証言した。記録が残る口座の振り込みを避ける狙いがあった可能性がある。
(中略)東京地検特捜部が一部議員の秘書らから任意で事情を聴いたことも関係者への取材で判明した。


十二月八日(金)
Googleニュースで、検索欄に「安倍派」と入れてみよう。
「安倍派、事務総長側にも還流 販売ノルマ超過分、認識確認へ」(共同通信)
「安倍派パーティー収入、会計担当「還流を事務総長に報告」…東京地検は歴代総長への聴取も視野」(読売新聞)
「安倍派議員の秘書らから、東京地検特捜部が任意聴取。大竹「今までは自民党の安倍派の権力がとても強かったから、動けなかったんじゃないかなあ」(文化放送)

など大量の記事が検索される。時事通信のホームページでは「清和政策研究会との懇親の集い」と大きな垂れ幕の前で演説する安倍の写真(2021.12)が先頭に載る。派閥の名称を、濁争無策研究会と改めるべきだ。「争」は、前川さんへの攻撃や、獣医学部全国展開発言と側近が「いつまでも批判されるので頭に来た」と釈明したことだ。
清流の逆は濁流和は争に政策は無し首から腐る 濁争無策


十二月九日(土)
岸田は人気回復の好機だ。官房長官松野と党政調会長萩生田を切る。あと人気拡大策として、エッフェル女松川も切る。岸田は、ハト派宰相として人気回復するのか、それともカルトを呼び込み東条英機とともに敗戦責任がある岸より駄目な、岸駄になるかの分岐点だ。

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十二月十日(日)
今朝もGoogleニュースで、検索欄に「安倍派」と入れた。ニワトリが鳴くのが先か、Googleニュースで「安倍派」と入れるのが先か。結果は
「安倍派幹部6人に裏金か 塩谷・松野・高木・世耕・萩生田・西村氏」(朝日新聞)
「自民安倍派 派閥幹部6人含む大半の所属議員側にキックバックか」(NHK)
「安倍派3人に5千万円超~4千万円超 最大規模の裏金か パー券収入」(朝日新聞)
「安倍派5人衆に疑惑飛び火 高木氏に世耕氏も、政権への打撃深刻化」(毎日新聞)
「松野官房長官を更迭へ 岸田首相、自民・安倍派裏金疑惑受け」(時事通信)

と順番に出てくる。NHKだけ「キックバック」と変な言葉を使ふ。前にも言語障害かと指摘した。NHKは政治の影響を大きく受ける。首が腐るとNHKも腐る。裏金なら悪いことだと判る。キックバックではサッカーの試合か、くらいにしか思はない。違法なことが伝はらない。受信料をキックバックするのなら別だが。

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十二月十一日(月)
ポストセブンのホームページに
【裏金スキャンダルで一斉更迭へ】松野官房長官は「もうフラフラ」 岸田首相が自派閥ではなく安倍派から“女房役”を選んだ背景

が載った。
岸田首相が「安倍派5人衆」のうち松野博一官房長官、西村康稔経済産業相、萩生田光一・党政調会長、高木毅・党国会対策委員長を交代させる意向を固めたと報じられたほか、世耕弘成・党参院幹事長の交代も検討されている。中でも、いち早く報じられていたのが“女房役”である松野官房長官の更迭だったが、岸田首相にとってこの事態は晴天の霹靂だったようだ。官邸関係者が語る。
「(前略)総理はさほど深刻には受け止めていなかった。側近たちは(中略)『これで安倍派は身動きがとれない。政権批判はできなくなる』と喜んでいたくらいだ。まさか官房長官更迭という政権のど真ん中に飛び火するとは全く考えていなかった。今になって、側近たちは『安倍派から官房長官を選んだのが大失敗だった』と悔やんでいる」

これは岸田さんにとって好機だ。旧安倍派傀儡政権から、ハト派宰相へ脱皮できる。

十二月十二日(火)
Jcastニュースのホームページに
裏金問題、なぜ安倍派ばかり? 「守られている意識強かった」...政治評論家が指摘する「派内の慢心」

が載った。有馬晴海さんの発言を引用し
背景には、安倍晋三元首相の長期政権下で派内が慢心していたことも考えられるとした。
「東京高検検事長の任期を延長したこともあり、派閥が守られているとの意識が強かったのでしょう。しかし、安倍さんが亡くなると、会長が決まらず集団指導体制になって、幹部の間でお互いにけん制するようになっています。それが、今回の裏金疑惑が発覚したこととも関係しているのではないかと思います」

安倍派が反発しないなら国民は、単なるトカゲの尻尾切りと見る。安倍派が反発するなら、第二の小泉人気だ。安倍派が癌細胞化したのは小泉さんがきっかけだから、後始末も小泉式がよい。

十二月十三日(水)
読売新聞のホームページに
安倍派が存続の危機、「5人衆」全員が裏金疑惑の渦中に…自民党内での影響力低下避けられず

が載った。
パーティー券購入者の減少により集金力が低下したり、派閥からの離脱者が相次いだりする可能性も指摘される。安倍派内からも「疑惑を 払拭ふっしょく するには派を一度解散するしかない」(ベテラン)との声が漏れる。(中略)
今回の疑惑を受け、同派支配の時代は早晩終わりを迎えるとの見方が党内で出始めている。別の派閥のベテランは、「『清和1強』の時代が長く続き、組織の緩みやおごりが生まれたのだろう」と指摘する。

その最たるものがモリカケであり、桜河柳ジャニーズ藪黒敗トリー放債カルトだ。

十二月十四日(木)
集英社のホームページに
〈裏金問題・迫る特捜部〉会長も不在、ポストも失い、安倍派は崩壊へ…”裏ボス”森喜朗元首相は「介護施設に入るので」と雲隠れ? 疑心暗鬼の最大派閥内では黒幕探しも始まって…

が載った。さすが集英社である。題が長い。英知が集まってゐる。前文では
会長も不在で、ポストも失うとなれば、派閥としての求心力を失うことは必至。さらに、ここに来て安倍派のオーナー的存在である森喜朗元首相の「雲隠れ」情報や、「黒幕」による裏切りの噂も派内の混乱に拍車をかけている。

本文に入り
「もはや安倍派にいる意味がない」急速に落ちる求心力
(中略)「首相は、週末に麻生太郎副総裁や茂木敏充幹事長らと相次いで会談しました。こうした他派閥の党幹部の助言も受け、安倍派議員を早期に交代させる方針を決めました」(全国紙政治部記者)
99人を擁する最大派閥の安倍派には激震が走っている。
「ただでさえ安倍派は、松野博一官房長官、西村康稔経産相ら(中略)が重要ポストを確保していたので、中堅以下にポストが回って来るのが遅かった。そのうえ『安倍派』というだけでポストからはがされては、たまったものではない。
(中略)安倍派というだけで疑いの目を向けられるし、安倍さんももういないし、もはや安倍派に所属する意味がなくなる」(安倍派議員)

所属する意味が無いだけではない。今となっては、所属すると損をする。

十二月十五日(金)
森氏の発言の機会となっていたのが、森氏の地元・石川県の北國新聞の連載『総理が語る』だった。ここで森氏は、15人の集団指導体制となった安倍派について「下村博文さんを外すことが狙い」「下村さんは私に土下座するくらい、命懸けで会長を狙っていますが、残念ながら派内に期待する声はない」などと赤裸々に語っていた。
隔週1回、永田町で大きな話題となってきたこの連載が突如終了したのが、11月26日。(中略)「折しも、安倍派のパーティ券問題が大きく炎上する直前で連載が終了し、森氏が先手を打って『逃亡』したのではないかと話題になりました。(中略)その前後には森氏が『介護施設に入るので、外部との連絡がとれなくなる』と友人に連絡したとの情報も駆け巡りました。

今まで元気に森老害を発揮してきたのだから、突然介護施設に入っても介護保険を使ってはいけない。

十二月十五日(金)
安倍派の組織的な裏金作りは20年ほど続いてきた慣習ともいわれており、森氏の関与や認識が問われるのは必至。それだけに森氏は検察の動きを見越して、先回りして動いているのでは、とみられています」(自民党関係者)
(中略)
連日、安倍派のキックバックの実態が報道され、安倍派議員は『次は自分の名前が出るのでは』とおびえ、『誰が裏切ってリークするのか』と疑心暗鬼になっているのです」(同)
過去に分裂を繰り返してきた歴史をもつ安倍派。分裂どころではなく、跡形もなくなってしまうのか……。

跡形もなく消えるのがいい。そのあと、本当の保守派を立ち上げるとよい。(終)

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