二千百六十七(うた)(モリカケ桜河柳ジャニーズ藪黒敗トリー放債カルト、二百七十七)加計学園問題再燃
壬寅(西洋野蛮歴2023)年
十一月十七日(金)
モリカケのうち加計学園が経営する千葉科学大学は定員割れが続き、銚子市に対して公立化を要望した。加計学園は、その前にやることがある。お友だち不公平で開設した獣医学科を廃止することだ。
獣医学科を廃止し、千葉科学大学に専念したらどうか。片手間に銚子市で大学を開設しても、うまく行く訳が無い。
十一月十八日(土)
日本全体で十八歳人口が減少し、銚子市は千葉県の端なので更に減少する。東京まで特急で二時間、普通で二時間四十分から三時間。銚子市の公立化は絶対に無理だ。
それより加計学園から給料を貰った萩生田は、適正給料との差額を返還したらどうか。落選中の萩生田だから、適正価格は実働時間に千葉県の最低賃金を掛けた額だ。加計学園から便宜を受けた安倍や旧安倍派もだ。
獣医学科も、廃止するか、獣医師免許を地元内、市内、県内、四国内のどれか限定にすべきだ。
十一月十九日(日)
日刊ゲンダイのホームページに
安倍元首相の“腹心の友”が白旗…加計学園「千葉科学大」経営行き詰まり公立化要望の無責任
が載った。
千葉科学大は銚子市が招致し、2004年に開学。市は9.8ヘクタールの市有地を無償提供し、建設費用として77億5000万円を助成した。(中略)年予算が240億円程度の銚子市にとって、巨額の支出である。
これだけでも大問題だが、この話には裏があった。
国会でも取り上げられた「加計問題」は、愛媛・今治市に新設した岡山理科大の獣医学部を巡り、安倍元首相のお友達をエコひいきしたとの疑惑だが、実は、千葉科学大の誘致も“加計人脈”が見え隠れする。
千葉科学大を誘致した当時の野平匡邦市長は、岡山県副知事を経て、加計学園の岡山理科大で客員教授を務めた。2002年の選挙で大学誘致を掲げて当選した。当選翌日、加計理事長と会見を開き構想を表明。2年後、スピード開学した開学式には安倍元首相（当時自民党幹事長代理）も駆け付けた。
「巨額の助成金を投じたスピード開学は当時、至れり尽くせりという印象を持ちました。それでも多くの学生が集まり、経営がうまくいくならともかく、定員割れが続きました。市債の返済は来年、完済します。市民としては借金返済から解放されホッとしていたところに公立化の要望です。学生が集まらない大学の面倒を市が見ることに理解が得られるのでしょうか」（市政関係者）
この際、千葉科学大学は廃校、加計学園は解散、獣医学科は廃止。これですべてが円満に収まる。
十一月二十三日(木)
公立大学は、私立大学より難関。これが世間の常識である。もちろん大学の学部や学科によって、私立も難関なところもあるが、それは例外である。
千葉科学大学は、定員割れがひどい。そんなところを公立化したら、世間の笑ひ物だ。否、笑ひ物だけでは済まされない。膨大な税金の無駄だ。公立化は、議論の余地がないが、開校時の補助金はどうするのか。借金は返済が終はりました、では済まされない。廃校にするのなら、加計学園、当時の市長、のこのこ駆け付けた安倍に負担させるべきだ。
大学が長く続くと誰しもが思ひ市長に投票を だが借金の返済が終はるを狙ひ市立化を求めることは 傲慢が過ぎる所は誰かと同じ
反歌
傲慢が過ぎる人とは誰なのかのこのこと来た或る人らしい
十一月二十四日(金)
日刊ゲンダイのホームページに
加計学園が銚子市に千葉科学大「公立化」泣きつき…5年前に「経営不安」を本紙が指摘
が載った。
日刊ゲンダイは5年前、千葉科学大の経営状況を不安視し、質問状を送っていたが、加計学園は「全く根拠のないもの」と完全否定していた。
千葉科学大は、安倍元首相の“腹心の友”加計孝太郎氏が理事長をつとめる加計学園が経営。(中略)市は9.8ヘクタールの市有地を無償提供し、建設費用として77億5000万円を助成している。
しかし今年度の入学者は228人と定員の46.5％とスカスカ。(中略)薬学部、危機管理学部、看護学部の全3学部と大学院のいずれも定員割れだ。
もし撤退するなら、77億5000万円に利息を付けて返還するか、元の額で返還するか、減価償却分を差し引いて返還するか、どれかにすべきだ。大学を開校するとなれば、相当な長期に渡り経営を続けると誰もが思ふ。それを考へれば、市債の利息と同額を付けて返還すべきだ。
安倍が逝き助ける人が居なくなり市民犠牲に倫理置き去り
十一月二十五日(土)
大学を開校し市外から学生が集まったことにより、銚子市に多少は経済効果があっただらう。返還すべき額から、その分を控除するのは構はない。一方で、モリカケ問題で騒がれたときに、萩生田が落選中に給料を貰ってゐたことが報道された。
そのことにより応募数がどれだけ減少したか。その損害分は、理事長と萩生田が連帯して返還すべきだ。そもそも萩生田に給料を払ふことは、大学運営に不要なことだ。安倍への金銭や人的、物的贈与(事務所を提供した記事が載ったこともある)を含めて、理事長は学校法人に返還すべきだ。
十一月二十六日(日)
五年前に日刊ゲンダイが質問状を送ったのに、加計学園は「全く根拠のないもの」と完全否定した。あの当時は安倍がまだ首相だった。またお友だち依怙贔屓で、何とかしてもらふつもりだったのかも知れない。
いづれにせよ、日刊ゲンダイの質問状に完全否定した責任は重大だ。五年間に経営改革をしなかった損害は加計学園に支払はせるべきだ。
ゲンダイの問ひに答へた根拠なし五年を浪費責任重し
十一月二十七日(月)
読売新聞のホームページによると
公立化に伴って公立大学法人を設置した地方自治体には、国から多額の地方交付税が交付される。これによって授業料を国立大並みに下げ、志願者を増やしている。
結局は、国民の負担だ。安倍とそのお友だちの為に、まづ銚子市民が多額の負担を強いられ、次に国民全体が多額の負担を強いられる。こんな道理に合はない話はない。
獣医学科ともども、きちんと解決すべきだ。獣医学科は廃止、千葉科学大学は廃校し加計学園と当時の市長と安倍遺族と旧安倍派に負担させる。
十一月二十八日(火)
「モリカケ桜河柳ジャニーズ藪黒敗トリー放債カルト」は肩の凝る話が続くので、気分転換をときどき入れる。今回は国公立大学全国卓球大会から見た、私立大学公立化である。
下の子は、新潟の大学を卒業して、もう何年も経つ。筑波か新潟を志望し、それはどちらも国公立の強豪だった。筑波の卒業生が院生で新潟に来てコーチも努め、下の子はこのコーチと仲がよかったさうだ。
ところが近年は、名を聞いたことのない大学が優勝をさらふ。今回の加計学園のニュースでその大学名が出て、なるほどと分かった。元私立が公立化して出場する。女子は何年かぶりに新潟が奪還したさうだ。
新潟筑波を過ぎて幾年を経る 筑波から徒(かち)で新潟日には十日を
この歌は「新治筑波を過ぎて幾夜か寝つる かがなべて夜には九夜日には十日を」の本歌取りだ。筑波から新潟まで、徒歩の道のりで293Km。一日八時間歩いて九日だ。途中に、標高966mの峠越えがあり、一日余分に掛かると見た。筑波から新潟まで歩く人がゐるか。水戸黄門漫遊記は、越後のちりめん問屋の隠居を名乗る。話が合はないとまづいので、一回は行ったことだらう。
(追記11.30)筑波出身の方は、院生ではなく教員かも知れない。スポーツと心理だったか論文を見た事を思ひ出した。
十一月二十九日(水)
読売新聞の、肩の凝るホームページに戻ると
交付金は大学の運営費に対して出るお金で、校舎の建て替え費用などは対象外。(中略)兵庫県姫路市は昨年、「校舎の老朽化に伴う多額の経費負担が生じる」として、私立大から提出された公立化要望を拒否している。
自治体だけではなく、国民が拒否する方法もある。銚子市の公立化は、国民の税金が尻ぬぐひに使はれる、と。
十一月三十日(木)
週刊ダイヤモンドの、更に肩の凝るホームページに
薬学部「6年で卒業できない大学」ランキング2023【全国74薬学部】2位千葉科学大、1位は？
が載った。前文は
受かりそうもない学生を卒業させずに、国家試験合格率を底上げする大学の手口を見抜くにはどうしたらよいか。6年間での卒業率を見ればそれは一目瞭然だ。(以下略)
本文に入り
成績の悪い学生を留年・退学、もしくは卒業試験に落第させ、国家試験を受験させない――。
これは私立大学で国家試験合格率を上げるために、合格が難しそうな学生をふるいにかける有名な“カラクリ”だ。これは医学部や歯学部、もちろん薬学部でも横行しており、(中略)標準修業年限（在学6年間）での卒業率の低さは単に大学の指導力だけでなく、その実態を前述のカラクリによって覆い隠そうとする姑息な体質の表れでもある。
今回、ダイヤモンド編集部では文科省の最新公表データを基に、全74薬学部における2022年度「2016年度入学者の卒業率ワーストランキング」を作成した。その結果、11薬学部で卒業率が5割未満であることが判明した。
会員登録をしないと一位がどこかは見られない。しかし74薬学部中、下から二番目。卒業率が5割未満。これだけで、公立化すべきかどうかの結論は出る。
十二月一日(金)
加計学園がまづすべきは、五年前に日刊ゲンダイの質問状に「全く根拠のないもの」と完全否定したことを説明すべきだ。次に、萩生田を人選した経緯と払った給料が適切だったかどうかと、安倍及びその周辺への物的支出の実態を、説明すべきだ。
国民の税金が使はれる以上、銚子市だけに任せる訳には行かない。銚子市は受け入れるかどうかより、開校時に支出した補助金のうちどれだけを加計学園から回収できるかを調査すべきだ。
安倍は、とんでもない負債を残した。(終)
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