千八百五(うた)　ＪＲに二つ意見(1.川口は湘南新宿ラインを停車し赤羽は通過を、2.機関車牽引列車はＪＲ貨物に委託を)
壬寅(西洋野蛮歴2022)年
八月十三日(土)
川口駅に上野東京ラインを停車させるため、川口市役所がＪＲ東日本と交渉を本格化させるさうだ。
川口に停車させると、川口、赤羽と二駅続くため無駄だ。浦和以遠から乗る人は、時間が二分ほど余分に掛かるし、川口駅で今より混むし、反対であらう。
私は赤羽浦和間の中距離電車に乗ることが無いので、公平な立場で考へることができる。川口駅は、上野東京ラインではなく湘南新宿ラインを停車させるべきだ。その代はり、湘南新宿ラインは赤羽を通過する。
従来赤羽で池袋新宿方面に乗り換へる人は、多くが埼京線を利用した。湘南新宿ラインのほうが、本数が少ないし混む印象があった。(実際は十五両編成だから、乗る位置によってそれほど込まない車両もあると思ふ)
湘南新宿ラインが川口に停車すると、赤羽通過で埼京線に流れる分を考慮しても、湘南新宿ラインが混むと思ふ。(調査をしないと分からないが)
その対策として、川越線から乗り入れる列車の２本を大宮駅北側の亘り線で貨物線に入れて、そのまま湘南新宿ラインを走らせる。今まで七時台で新宿ライン８本、埼京線１２本だったものを、それぞれ１０本づつにする。
川口は鋳物の街でキューポラが近年家やマンションになる　人口増える

八月十四日(日)
川口市役所は、もともと湘南新宿ラインの停車を希望した。ところが混雑のため無理だと判った。そこで上野東京ラインに変更した。
湘南新宿ラインは上記の方法で停車できる(詳細に調査をすれば微調整はあり得る)のだから、大喜びだらう。中距離電車の乗客は、これ以上混雑しないし所要時間も延びないとなれば、不満はない。
埼京線は少し本数が減るが、通勤通学時に乗客の関心は本数より混み具合だ。今より混まないと判れば、不満は出ない。ＪＲ東日本も、埼京線から湘南新宿ラインに２本移動させれば、停車駅が減る分、少しだが消費電力が減る。

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八月十五日(月)
ＪＲ東日本が線路や砂利運搬の貨車を電車(気動車)化する、と云ふニュースを読んだのは二ヶ月ほど前だらうか。既にさう云ふ電車(気動車)をときどき見かける。
貨車を廃止することが目的ではなく、機関車を廃止することが目的ださうだ。ここで、世界に目を向けると、鉄道は機関車牽引、近郊乗り物は電車(気動車)、市内はＬＲＴが一般だ。
すべて電車(気動車)にしてよいのか。日本中が近郊乗り物になってしまふ。機関車と客車の検査、運転はＪＲ貨物に委託するのがよくないか。一層のこと在来線の境界で貨物を区切り、各旅客鉄道会社に割り振るのがよい。さうすれば線路使用料でもめることがなくなる。今のＪＲ貨物は、全国の企画、営業を行ふ会社に改変する。
国鉄の民営化から数十の年経て合はぬ所だらけに(終)

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