千七百四(歌) 市内有機結合(1.地下鉄岩槻延伸よりも、国道十七号に公共交通を、2.市役所をJR沿線に作るな)
壬寅(西洋野蛮歴2022)年
三月十二日(土)
確定申告を提出のためさいたま新都心に行った。今年は自転車で行った。そのとき思ったことは、国道十七号沿ひに公共交通が必要だ。武蔵浦和駅を出て国道十七号に入りさいたま新都心駅までを結ぶ。沿線に企業や官庁が多いためだ。
かつての感覚なら、JRの駅から歩けばよい。しかし今の感覚だと、駅から歩くには遠い。ここは、モノレールかライトレールを敷設すべきだ。
かつて、都営地下鉄三田線を埼玉県に伸ばすことが計画された。中山道沿ひにするのか、新大宮バスパス沿ひにするのか、二つの案があり、後者に決まった。ところが、東北新幹線、上越新幹線の建設を認める代償に、埼京線を建設することになり、高速鉄道計画は消滅した。
埼京線があるから、高速鉄道は要らない。しかし中低速交通機関が必要だ。これが今回自転車に乗って気づいたことだ。

三月十三日(日)
それに対して不要なのが、埼玉高速鉄道を岩槻まで延伸することだ。その理由は、市内を結びつけない。東京まで通勤する人が増えるだけだ。埼玉高速鉄道を伸ばさずに、東武野田線を京浜東北線に乗り入れることを前に提案した。これなら市内が有機的に結びつく。
通勤時は乗り入れなくてよい。昼間と土曜日曜にこそ乗り入れるべきだ。岩槻から浦和まで走れば、それはさいたま市内の環状線だ。東京や大阪みたいに一周しなくてよい。半周がちょうどよい。
さいたまは都内へ向かふ人たちが住む土地なので各地区の寄せ集めにてまとまりが無い

(反歌) 浦和与野大宮そして岩槻が連携せずに都内へ向かふ

三月十四日(月)
前にも書いたが市役所の移転先は、市外から容易に来れる鉄道駅近くに作ってはいけない。霞が関の官庁街を、成田空港の横に移動してはいけないのと同じだ。
一番いいのは、市内のみの交通機関で行けるところだ。だから国道十七号のモノレールかライトレールが望まれる。そして県庁とも連携の取れるところだと、現在の市役所が最適だ。
東京通勤圏のさいたま市を考へてはいけない。荒川鉄橋に新型コロナ対策の関所(入りコロナ、出食料)を設けても自立できるさいたま市を築かなくてはいけない。
さいたま市入りウィルスに出食料これら規制で自足をしよう いざと云ふとき


三月十五日(火)
人口減少期を迎へ、全国が都市部を中心部にまとめることを考へ始めた。都市部が広がっては、水道、下水、道路などすべてで不利だ。
埼玉高速鉄道については、浦和美園駅を鹿島臨海鉄道の鹿島スタジアム駅みたいに臨時駅にしてもよい。試合のあるときだけ運行する。野田の鷺山を復活させようではないか。
人間はまとまって住み周辺部自然を戻し野生を戻す
(終)

(見沼代用水と地元の話題、二十九) (見沼代用水と地元の話題、三十一)

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