千二百七十八 揺らぎの理論(揺らいだ先が気に入ったら留まらないといけない)
平成三十一己亥年
三月七日(木)
思想が違ふから、宗教が違ふからと、互ひに対立してはいけない。それを防ぐよい方法は、我々自身が揺らぎ、あちこちに参加することだ。この場合に、自分の本籍地を決めてはいけない。あちこちに参加し、そこがよいと思ったらそこを現住所とすべきだ。現住所は二つあってもよい。三つあってもよい。
本籍地を決めると、あちこちに参加しても、それは謀略になってしまふ。その悪い例がかつての左翼と労働組合だ。それぞれの本籍に従って行動するから団結ができない。そして日本社会党と総評は消滅した。
私はこれまで、日蓮系、曹洞宗、上座部、左翼、民族派、浄土宗、浄土真宗、カトリック、プロテスタントに参加した。本籍はないから、波長が合ふところは長く留まる。今現在参加を続けるのは上座部だけだ。上座部は関東に六系統あるが、私が現在参加するのは在日ミャンマー人のお寺だけである。

三月十六日(土)
日蓮系の悪いところは、住職の娘によくない人がゐる。多いとは言はない。しかしこれまでに複数の悪い人に出会った。そもそも私が日蓮宗の住職の娘と出会ふことはほとんどない。それでもこれだけ会ふのだから、確率が高いのだらう。
日蓮宗の男子僧侶は、修法師になる人は当然だが、ならない人にも影響を与へて、宗内に緊張感がある。息子は将来を考へて父親に似る。奥さんと娘が盲点だ。
以上のことは国内のどの宗派にも当てはまる。すべての宗派は、僧侶は江戸時代までの生涯独身を最終目標としつつ、まづ奥さんは一般の家庭から迎へるべきだ。次の段階で、自分の子は弟子にせず、望ましいのは檀家からだが、それが無理なら僧侶間で子を別の寺の弟子にするのがよい。

三月十七日(日)
左翼は、戦前に成人になった人と、戦後になった人では、大きな差がある。戦前に成人になった人たちが総評、日本社会党の中心だった時代は、全国に革新知事、革新市長を誕生させ、国民春闘を行ひ、すべての国民にとり、よい時代だった。
戦後に成人になった人たちは、社会を破壊することばかりをやる。とはいへ、今でも労働運動に参加する人たちを見てゐると、米ソ冷戦終結後も社会主義や共産主義を保つ人のほうが良心的で、転向してしまった人たちによくない人が多い。
戦後に成人を迎へた左翼の諸悪の根源は、単純唯物論である資本主義に反対するのが左翼なのに、自分たちが唯物論の本家だと勘違ひしてしまった。唯物論だからと、裏切り、虐殺、弾圧、暴力が横行した。そして唯物論だからと、文化を無視した。毛沢東の文化大革命は文化大破壊だったので、笑ふに笑へない。
物質があっても、今の人類や野生生物と同じものは生まれないし、人類から今と同じ言語や社会制度は生まれない。つまり今は特殊な条件下なのに、それを無視して物質と直結する。これが左翼のなかで戦後に成人を迎へた人たちの欠点だ。

三月二十一日(木)
民族派は、これまでに三島由紀夫、昭和の日、明治の日に参加し、いづれも立派な人たちばかりだった。右翼は一人、左翼は多人数で行動するから、右翼は立派にならざるを得ない。
民族派でも、拝米や反中のところには参加しないから、余計にそれ以外の右翼は立派なのだらう。韓国については、かつては日本国内の反韓も好きではなかったが、最近の韓国は異常だ。かつて韓国の敵は北朝鮮だった。その北朝鮮と蜜月になると、反日に向かはざるを得ない。しかし韓国は、叔父殺し、兄殺しの北朝鮮と仲良くして本当によいのか。
ハングルはローマ字と同じだから言論が安定しない。だから経済が発展しないし、政治は激情になる。経済で少数派閥が独占すると一見、経済が成長したやうに見える。しかしこれは砂上の楼閣だ。状況が少し変動すると崩壊する。日本国内の反韓言辞について、私も容認し批判しないことにした。ただし在日韓国人、在日朝鮮人は日本に税金を払ふ人たちだ。北朝鮮と関係を持つ朝鮮学校と、コリアンとか変な名称を用ゐる人は別にして、それ以外で差別してはいけない。(終)

追記三月二十三日(土)
揺るぎで旧妙信講に入会したことがある。その理由は
(1)創価学会、末寺信徒組織、正信会、旧妙信講と、創価学会と同じ系列の全団体に所属したことになる。創価学会系の合計人数は日本最大だから、日本の宗教を語るのに、誰かがやらなくてはいけなかった。
(2)創価学会の昭和四十五年折伏大行進停止前の雰囲気を再び体験できる。
(3)母が、父の亡くなったあと献金や変な壺を買ったりとお金を無駄にするので、旧妙信講に指導してもらはうと考へた。
(4)旧妙信講の発表が正しいなら、信徒数が激増してゐる。だとすれば地球温暖化防止に旧妙信講の力が必要だ。
旧妙信講は、入会者が毎日ゐる一方で退会者、休眠会員も多いから、累計人数がどんどん増えるだけで実体がない。活動しても無意味だから、すぐ抜けることにした。代はりに母を入会させる方針だったが、私が風邪を引き具合が悪いから後日と云ふのに無理やり池袋に呼ばれ風邪が長引いた。それ以来、旧妙信講とは絶縁状態になった。
若い人たちに言っておきたい事は、まともな仕事につけなくなる団体に所属してはいけない。旧妙信講に所属して活動ばかりやり、就職できなかった、会社を退職したと云ふ人がたくさんゐるさうだ。

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