千百九十八 1.中野サンプラザが取り壊しに決定、2.有線放送農業協同組合
平成三十戊戌
九月十七日(月)
中野サンプラザの取り壊しが決定した。中野サンプラザは正式名が全国勤労青少年会館で、雇用保険法に基づく勤労者福祉施設として建設された。その後、勤労者福祉施設廃止の流れで平成16年11月に中野区などが出資する株式会社に売却された。
このことは私が勤務する会社にも影響した。かつて会社の東京地区の催しは中野サンプラザを使用したが、売却されてから使用料が高くなったのだらう。健保組合の会議室を使ふやうになった。丁度、健保組合がスポーツ施設から撤退し、建物を貸会議室に改造したことも一因だった。
昭和50年頃に高い建物から都心方面を見渡すと、前にも書いたが、霞が関ビル、浜松町貿易センター、池袋サンシャインと並び、少し高さは低いものの、中野サンプラザの三角形の屋根がよく見えた。その中野サンプラザがなくなるなんて、驚くばかりだ。

九月二十日(木)
中野サンプラザは勤労者福祉施設なので、労働省外郭団体の事務所もあった。若い根っこの会の加藤日出男さんも外郭団体の役員か委員を兼任されたので、十年前に事務所がなくなったことを大変に残念がってゐた。

九月二十一日(金)
今まで1199 1.生活協同組合、2.有線放送農業協同組合にあった「2.有線放送農業協同組合」を、このページに移動させた。特集を作るときは4KBを目標にする。それを下回りさうなときは、話題を二つ併せる。しかし「1.生活協同組合」は、二つの生協の話で4KBを超えさうだ。
一方で今回の「中野サンプラザが取り壊しに決定」は後半に、西新宿高層ビル街の建設途上の話題を書かうと最初は計画した。しかしそれを取りやめた。理由は高層ビルは好きではない。たまたま昼休みや帰宅のときに高層ビル街を歩くから、心象を記録した。
人間が生活するのに一番よいのは自然と共存した家だ。二番目に昔ながらの街並みと商店、工場(こうば)がある。高層ビルはこれらとは正反対に位置する。突風の被害もある。高層ビルの近くを歩くと突風がある。町の景観も悪くなる。

九月二十二日(土)
有線放送は、今までに二回(一回目二回目)特集を組んだので、ほぼ書き終へた。今回書いておきたいのは、有線放送は農業協同組合や漁業協同組合が経営するか、或いは新たに有線放送専業の農業協同組合や漁業協同組合を設立して経営した。
前回有線放送について調べたところ、インターネットも接続できる有線放送が多くなり、それなりに経営が安定してゐる風だった。その後の変化は判らないが、光回線に押されて厳しいやうだ。プロバイダ料金を含めて安価にする方法があるやうに思ふ。(終)

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