千百五十一(その百二十六) 見ない番組(西郷どん)の批判を再開した理由
平成三十戊戌
六月十日(日)
「西郷どん」はあまりに脚本がひどいので四月二十二日の番組以降見ないことにした。舞台を奄美に移したので途中でスヰッチを切るだらうと予想したが一応見たところ、予想どほりスヰッチを切った。だからそれ以降「西郷どん」を見ることはなかったが今回、批判せざるを得なくなった。
一番目の理由は
先人たちの底力 知恵泉▽幕末動乱の処世術 島津斉彬 小さな世界をぶち破れ!

と云ふeテレの番組があり、その番組紹介は
「西郷どん」を抜擢し世に出るきっかけを作った薩摩藩主・島津斉彬。外国の脅威が高まっていた時代、「日本」がまとまるために打った策は、スケールの大きなものだった。

これは許せない。まづ日本史に姓が「西郷」、名は「どん」と云ふ人がゐたか。勿論維新前の農民職人町民武士に始まり、維新後は現代のアナウンサー失格者脚本失格者に至るまですべての人を調べれば存在するだらう。しかしここで云ふのは日本史に載る人だ。
日本史に残る人名ならともかく「西郷どん」「忖度どん」「学校法人FAXどん」「学校法人事務局長嘘つきどん」「財務省文書改ざんどん」「これらの諸悪の根源どん」なる名称のうちの一つでも番組紹介に使用したなら、NHKは解散に値する。

六月十一日(月)
NHKの批判を始めたのは、もう一つ理由がある。森友問題をスクープした記者が左遷させられた。日刊ゲンダイディジタルによると、見出しは
森友問題スクープ記者を“左遷” NHK「官邸忖度人事」の衝撃

本文は
「皆様のNHK」どころか、これでは“安倍様のNHK”だ。森友学園問題に関するスクープを連発していたNHK大阪放送局の記者が突如“左遷”されるというのだ。安倍政権の急所である森友問題を報道させないための“忖度人事”ではと、NHK内部に衝撃が走っている。

で始まる。記事は中盤で
A記者は現在、大阪放送局の報道部の副部長だが、来月8日付で記者職を離れ、番組チェックなどを行う「考査室」へ異動する内々示が出されたという。
「考査室は、定年間際の社員が行くような部署で、悪くいえば“窓際”。A記者は昨年、森友問題が発覚した後、いち早く籠池前理事長のインタビューを行い『籠池に最も近い記者』とメディア関係者の間で一目置かれていました。今年4月4日の『財務省が森友学園側に口裏合わせ求めた疑い』をスクープしたのもA記者。文書改ざん問題など、検察の捜査が進んでいて、真相究明はまさにこれからというタイミングだけに、A記者も上層部に記者職を継続したいと伝えていた。なのに“考査室”ですからね」(NHK関係者)

森友問題を最初に指摘した木村真豊中市議は
「スクープ記者を外すようではNHKは終わりです。視聴者を見て番組を作っているとはいえず、今後、受信料を払いたくないという国民も出てくるのではないでしょうか」

受信料を払ひたくない国民は既に続出してゐる。記事は最後に
NHKの森友報道をめぐっては、先日、共産党議員の国会事務所に〈森友報道をトップニュースで伝えるな〉と、上層部が部下に指示したとのNHK内部からとみられるタレコミもあった。いったい誰のための公共放送なのか。

安倍様のNHKは解体する以外にない。

六月十二日(火)
ドラマ「西郷どん」が不人気の理由は、つまらない話を大量に並べることだ。優れたドラマは、小さなストーリーがたくさんあってどれもが面白く、小さなストーリーが集まって中規模のストーリーとなり、中規模のストーリーが集まってドラマ全体も一つのストーリーになる。
それに対して「西郷どん」は、小さなストーリーを羅列するだけで、全体がドラマになってゐない。西郷隆盛の人生自体は大きなストーリーだが、その内容は誰もが知ってゐる。誰もが知る話は大きなストーリーにはなり得ない。
否、歴史に忠実なら、大きな話もストーリーだ。しかし小さな話が作り話ばかりだから、史実を大きなストーリーにはできない。
多くの国民は経済の波にもまれながら、毎日生活してゐる。これを私は基本産業と呼んでゐる。国民産業でもよい。それに対して、NHKみたいにアナウンサー失格でも脚本失格でも斜陽とならない組織は異常だ。全国の大学が斜陽の時代を迎へるときに、獣医学部人気に便乗して自分たちだけ濡れ手に粟を企む連中ともども解散すべきだ。(完)

(その百二十五)へ 次、(その百二十七)へ

「マスコミの横暴を許すな91」「安倍様のNHKその他の横暴を許すな93」

メニューへ戻る 前へ 次へ