千百二十(その百八) 1.六合地区復興大作戦、2.群馬県から反安倍ののろしを
平成三十戊戌
四月八日(日)
群馬県吾妻郡中之条町の六合地区で太子駅跡の復元があり、私は昨日見に行った。その前に冬住みの里資料館に寄った。展示の写真のうち顔の映ったものは名前が説明にある。ところが一枚だけ名前の無い写真があり、小渕優子さんですかと館長に質問するとさうだった。群馬県は小渕さんのほかに、福田さん、中曽根さんの選挙区だ。前川さんも群馬県と関係がある。群馬県から山口県辺りのお友達濡れ手に粟の怪しげな政治屋を退治する時だ。さう確信した。新田義貞が幕府を倒した前例もある。
さて、山口県には良心的な人も多い。それは前に山口県を旅行したときに感じた。退治するのはあくまでもお友達濡れ手に粟の怪しげな政治屋だ。一般の山口県民ではない。

四月八日(日)その二
冬住みの里資料館で、三人の御子様は仕事が無いので、二人は群馬県の中央と東部、一人は東京に在住ださうだ。この立派な資料館は将来どうなるのだらうか。心配なところだ。それと同時に地元に仕事のある日本列島にしなくてはいけない。そのための方法を考へてみた。
まづ今は、家にパソコンがあれば、在宅で仕事ができるものも多い。わざわざ東京に引っ越し、東京の会社に勤務する必要はない。日本列島全体の繁栄のためにも、在宅勤務は急務だ。
次に事務所が東京にある必要はない。今は社内間のやりとりも、他社とのやりとりも、インターネットでできる。動画会議もできる。事務所は日本列島に分散させるべきだ。自然に満ちた中で仕事をするのと、長時間込んだ電車に乗るのでは、その後の作業効率が全然違ふ。

四月九日(月)
日本列島全体を活性化するには、まづ「本社は地元に、営業所は東京(*)に」の語を広めることだ。東京(*)の部分は大都市でもよい。つまり「本社は地元に、営業所は大都市に」となる。
今は首都圏に人口が集まるから東京にしたが、関西では大阪や神戸に集まるから「大都市」に大阪や神戸の意味を持たせる。群馬県では「大都市」に高崎や太田の意味を持たせる。そんなこともありだ。
仕事を受注するために、大都市に営業所があったほうがよい。しかし本社は地元に展開する。これで仕事の効率は上がるし、家賃は安いし、日本列島全体が繁栄する。

四月十日(火)
旧太子駅に復元した建物とホームは、昔と外観が変はらない。離れの便所もそっくりに作ったが今は授乳室になり、トイレは本棟の中にある。だから観る価値はすごくある。すごくあるのだが観光客が200円の入館料を払ふと、やや物足りない。写真をもっと増やすとともに、鉱石、天然記念物のチャツボミゴケを許可を得て館内で培養するとよい。強酸性の鉱泉なんて難しさうだ。強酸性の機械を横に付けるから観光客も興味を持つ。
少し離れた場所にあるチャツボミゴケ公園は、本来大変に価値のあるものだ。しかしほとんどの観光客は気にも留めず立ち寄らない。私でさへ家に帰って「旧太子駅」のパンフレットを読んで、その重要さに気付いた。
だから館内に展示する。これだけでほとんどの観光客は満足する。一部は実際に公園へ行くだらう。これは望外の幸せだ。

六合地区で一番の観光資源は冬住みの里資料館だ。現在は館長が高齢なので看板を下ろし、たまたま居合はせたときに来館者があると案内する。しかし資料がむき出しで展示されてゐるものも多く、一回ごとに案内する必要がある。だから将来、ご子息の一人が館長を継ぐのは困難だらう。将来は建物と資料だけ町が借りて、冬住みの資料は旧太子駅に展示、母屋は古い家として休憩施設として活用、他の展示品は町が大切に保管するのがよい。

四月十日(火)その二
草津に来た観光客を六合地区に呼び寄せる方法を考へよう。「道の駅草津」から「中之条町役場六合支所」に至る道を経由するのが歴史的でよいのだが狭い。だから草津熱帯圏から白砂川に至る国道292号を活用することになる。草津温泉から帰る観光客がこの道を走ってくれると一番良い。しかし5Kmほど遠い上につづら折りの下り坂がある。これらを超える魅力が必要だ。
まづは上州湯の湖(品木ダム)での中和物の沈殿を見る。しゅんせつ船「草津号」は作業をしないときは見える位置に展示し、岸に解説板を設置する。次に草津温泉の酸性湯のあと応徳温泉の弱アルカリ湯で肌の手入れをする。
一層のこと中和後の水を熱交換して中和湯を楽しむ方法がある。中和物が下にたくさん沈む湯舟なんて人気が出さうだ(ここで、品木ダムは3つの河川が流入し、このうち湯川は草津温泉の排水が混ざる。矢沢川または大沢川の水をダム流入前に汲み上げれば、湯船に硫酸カルシウムと塩化カルシウムが沈む)。
中和湯の設置場所は重監房資料館の少し先がよい。湯川の温水(36℃~26℃)を熱交換とヒートポンプに使用する。草津温泉からここまで来れば、山を下るのは六合経由のほうが近い。草津温泉は強酸性、人工湯は弱酸性。このあと応徳温泉または赤岩温泉の弱アルカリでお肌は健康そのものだ。

四月十一日(水)
六合地区が冬住みの里だったことはほとんど知られてゐない。私も冬住みの里資料館の名称で始めて知った。草津冬住みの里及び旧草津村の名称をどんどん使ふべきだ。草津町は二つの大字の地名だから使用できないが、旧草津村は八つの大字の旧称だから六合地区も使用できる。
草津町の人口は、平静二十二(2010)年は7160人、平成二十七(2015)年は6518人。五年間で約一割の現象だ。六合地区は、草津町の観光客を奪ふのではなく、草津町から観光客が増えたと感謝される関係になってほしい。
あと、我が家のヘビの故郷、草津熱帯圏も草津温泉との学術的関連を深めるとよい。草津熱帯圏に寄ったあと上州湯の湖、中和湯、応徳温泉、旧太子駅、赤岩地区と回るのは心地の良い順路だ。(完)

追記四月十三日(金)
草津熱帯圏と中性湯についてリスク管理をしてみた。ここでは結論として長時間残業に反対、即ち安倍の働き方改革に反対することになった。

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