八百五十四 蓮舫には政治家の素質がまったく無い

平成二十八年丙申
七月六日(水) 都知事立候補問題
都知事候補に挙げられた蓮舫だが、結局は国会議員に立候補した。都知事候補を断る発言に、気になる内容があった。
この国で政権交代可能な二大政党制をつくりたい。その思いで取り組んできた。まだその願いはかなっていない。
二大政党制とは、相手を徹底的に批判するとともに相手以上の評価を得る不断の努力を続けることにより、結果として生じるものだ。最初から二大政党制を目指してはいけない。それでは八百長試合だ。今回は私、次回はあんた、となる。
蓮舫は政治には向かない目立ちたがり屋の女だと思ったことが前回もあった(菅直人と蓮舫は現代の非国民だ(三時間停電を批判))。今回また同じような発言をするため、五年ぶりに批判したい。

七月七日(木) もう一つの発言
今回の前にもう一つ問題発言があった。四年前に、野田の退陣が問題になったときに、「首相をコロコロ変へるのはよくない」と発言した。野田は、マニフェストに書いてあることをやり、書いてないことはやらない、これが民主主義だと演説した。それなのにマニフェストに無い消費税増税を行った。退陣するのは当然だ。あのとき世論の退陣を求める声は大きかった。蓮舫のすべきは、退陣を求める声にきちんと反論すべきなのに、コロコロ変へるのが悪いといふまったく意味のない発言をした。こんな議論を許したら、首相の交代が続いた後に悪質な男が首相になったら退陣させられなくなる。この女はまったく政治家の素質が無い。そのときさう思った。
蓮舫以外にも同じように低級なことを云った連中はゐる。しかし蓮舫しか記憶に無いのは目立つからだ。タレントとかで目立つ。政治家の素質が無くても目立つだけで票を集めるのだから、批判する側も目立つ人を狙ひ打ちにしなくては民主主義が成り立たない。

七月九日(土) 偶然観た政見放送
七月三日の朝、旅先のホテルで朝の8時頃テレビを点けると蓮舫が政見放送をしてゐた。メモを取った訳ではないから数値に違ひはあるが、奨学金を借りる割合が5割くらいで返せない人の割合がどれだけだとか云ってゐた。更に給付型の奨学金を作れといふ。つまらない内容なので2分ほど見ただけでテレビを切ったが、この2分間の発言で蓮舫を批判せざるを得なくなった。
まづ奨学金が必要なのは、600万円(四人家族で国公立自宅の場合。自宅外は50万円プラス、私立は50万円プラス、第2種奨学金は100万円プラス)辺りまでだ。かつて一億総中流と云はれたときの中流の上限を今の貨幣価値に置きかへると700万円くらいだらう。ところが現在の2種私立自宅4人家族で1167万、自宅外で1214万、5人家族だと1476万まで借りられる。2種は有利子だが低利だから、これなら上流階級で必要のない人まで借りる。
なぜ蓮舫は年収の上限が高すぎる事を問題にしないのか。それは不必要なところにあるニセ労組シロアリ連合が圧力団体だからだ。

七月十一日(月) 昨日もNHKで悪質な発言
昨夜のNHK選挙速報でも、蓮舫が悪質な発言を二つした。まづ、トップ当選でたくさん票を取ります、と云った。次に、上を目指します、と云った。票を集めすぎて同じ党の別の議員が落選しないやうに心配するのが、党に所属する立候補者の使命だ。実際は誰でも自分の当落が気になるだらう。しかし蓮舫はトップ当選が確実なのだから更に票を取って代表を狙ふといふ腹の内が露骨に現れる実に嫌な発言だった。
二番目の、上を目指します発言は言語道断だ。私が菅や野田を嫌ひな理由は、国民の為の政治を目的にせず、上を目指すことを目標にしてきた。蓮舫も同じだ。NHKにも悪質なところがある。ヒラリークリントンのガラスの天井発言を挿入した。なぜ日本の選挙速報にヒラリークリントンを映すのか。韓国で選挙速報の最中に日本の候補者の発言を放送したら、国恥ものとして大問題になるだらう。ガラスの天井といふが、一般の国民は普通は国会議員になれないし、国会議員は普通は首相にはなれない。つまり誰にでもガラスの天井がある。過去に女性は一人も党首にならなかったといふのなら、女性のガラスの天井はあるが、過去に土井たか子さんが社会党委員長になり、衆議院議長にもなった。あとは個々の資質の問題だ。そしてその資質について、マスコミに目立つにしては発言が極めておそまつなのが蓮舫だ。

七月十二日(火) 蓮舫批判は不要になった
参議院選挙の結果が出た。憲法改正賛成派が2/3を超えた。これで蓮舫批判は不要になった。もし2/3に少し足りなかった場合に、蓮舫がシロアリ民進党の党首になると、一旦は人気が出る。ただし長続きはしない。蓮舫のこれまでの発言から長く人気を保つことは不可能だ。しかし一旦は人気が出るから、憲法改正が四年後(衆議院選挙の場合)或いは六年後(参議院選挙の場合)になる。
それを防ぐため蓮舫批判を始めたが、もはや不要になった。(完)


(消費税反対その百)(消費税反対その百二)

メニューへ戻る 前へ 次へ