八百七十七 1.オリンピックの感動を憲法改正でもう一度、2.消費税増税が大した問題ではなくなる

平成二十八年丙申
九月十三日(火) 国民の心を一つに
オリンピックのよい点は国民の心が一つになることだ。四年間待たずに、この感動をもう一度体験することができる。それは憲法改正だ。いよいよGHQではなく、国民の手で憲法を改正することになった。国民全体でお祭りにしようではないか。
オリンピックはすべての国民が観た訳ではない。観なかった人だってゐよう。しかし多くの国民が感動した。同じやうに憲法改正に積極的ではない人もゐよう。ここで反対の人もゐようと書かなかったのは、本来反対の人はゐる筈がない。まだ改正案が出てゐないのだから。万一反対の人がゐるとすれば、過去に日本社会党が自衛隊は違憲だと主張したことの本質を引き継がず、言葉だけを真似した連中だ。社会党の末期には議員でゐるだけが目的のシロアリばかりになった。議員でゐたい、労働組合の専従を続けたい、市民運動団体の職員をしたい、憲法学者でゐたい、西洋猿真似ニセ政経法学者でゐたい。そんな連中が、誰もが反対しないだらうと護憲、護憲と叫んできた。
今はまだ憲法改正に積極的ではない人も、憲法を国民の手に取り戻せば社会全体がよくなる。その利益たるや大きい。前に、日本は世界で最も自分のことだけを考へる比率の高い国民だといふ記事を読んだことがある。それは憲法を改正しないことが原因だ。憲法を改正できることが判れば、国民は社会に関心を持つ。国家の行く末に責任を持つやうになる。

九月十八日(日) 野党こそ憲法96条の改正を主張すべきだ
自民党と公明党はシロアリ民進党が猛反対しさうな条文をまづ入れてみよう。例へばユニオンショップの禁止、単組で個別企業(関連企業を含む)が三分の一以上の組合員を占めることの禁止、組合費天引きの禁止だ。本来は法律で決めてもよいのだが、日本ではこれらが弊害となり、経済の妨げ、格差の原因となってゐる。憲法に入れても何ら不都合はない。丁度、終戦直後に戦争への反省から憲法第9条を作った。同じやうに現状への反省からこれらを禁止することは日本の将来のためになる。子孫の繁栄のため今こそ、これらを憲法に入れるべきだ。
シロアリ勢力は猛反対するだらう。永久に変へることは不可能になるからだ。だったら憲法96条も変更しませう、労働組合は憲法ではなく労働組合法に入れませうといふ辺りが落としどころだ。しかしシロアリ勢力を批判すると、ユニオンショップの禁止、単組で個別企業(関連企業を含む)が三分の一以上の組合員を占めることの禁止、組合費天引きの禁止は、本来法律で規制することではなく、組合運営で自然にさうならなくてはいけない。

九月十九日(月) ニセ労組シロアリ連合の撲滅で、国民の経済への心も一つに
憲法改正で国民の心を一つにすることができる。しかし長続きしない。オリンピックの感動は二週間で消えてしまった。経済政策で国民の心を一つにできれば、それは長続きする。現在は、必要なところに労組が無く、不要なところに労組がある。そのため二極化が進んでしまった。消費税増税問題はその最大派生問題だ。あと首都圏と地方との格差、出生率低下も派生問題だ。すべては、ニセ労組シロアリ連合を解体させれば解決する。
将来消費税をどうするかは、ニセ労組シロアリ連合が無くなれば重要な問題ではない。国民が全体のことを考へることができるからだ。それでも私は消費税増税はすべきではないと考へる。首都圏と地方の格差を広げないためだ。しかし国民全体のことを皆が考へるやうになれば大した問題ではなくなる。(完)


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