三百三十一、シロアリ民主党は自民党より悪質な極悪政党だ
平成24年
十二月十二日(水)「安倍発言」
読売新聞によると十日にシロアリ民主党の安住が「『逃げる』『ぶれる』安倍総裁発言は大問題」といふ文書を全候補者に配布した。安倍氏の発言とはテレビで消費増税の賛否を質問され「マルとかバツとか単純に言えない。デフレ傾向がさらに強まっていくようであれば、(税率を)上げることはできない」と答へたものである。
これは消費税増税改正法に盛り込まれた「景気弾力条項」で当然だ。シロアリ自民党にはまだ国民のためといふ良心が残つてゐる。シロアリ民主党は欧米の猿真似、それも自分たちに都合のよい部分だけを真似する極悪政党である。
十二月十三日(木)「諸悪の根源は国民のことを考へないことだ」
政治家といふのは国民のことを考へるものだ。ところがシロアリ民主党は国民のことをまつたく考へない。自由だ民主主義だと叫ぶだけである。それらのスローガンはかつての米ソ対立時のものだ。しかも江戸時代に叫ぶなら意味がある。今叫んでも意味がないばかりか有害な場合もある。それは行き着く先が拝米新自由主義だし、偽善者、バカ嘘つき、民主主義に寄生するシロアリを生む為である。
十二月十四日(金)「民主党にヤジを飛ばさう」
シロアリ民主党が演説をしてゐたら、通行者はどんどんヤジを飛ばさう(三百二十二へ)とこれまで主張したが、今までシロアリ民主党に遭遇しなかつた。ところが今日は街頭で演説してゐたから「そんなことより消費税を戻せ」と野次を飛ばした。向かうは「かつては10人で1人の面倒をみたのに今は3人で1人です」と話題を突然変へた。反応したのは偉い。もつともマイクに負けず肉声で演説者に向かい大声を上げたから、向うも何を話したか忘れたのだらう。
私が問題にしてゐるのは増税することではない。どさくさに紛れて直間比率を変へることだ。背後で圧力を掛ける怪しげなシロアリどもが見へる。
十二月十五日(土)「菅直人交通事故」
今回の長い騒動は菅直人の裏切りに始まる。国民は消費税増税に反対して民主党に投票した。それなのに菅直人は突然、増税を言ひ出した。そしてペテン師騒動を経て辞任した。
菅の選挙カーが交通事故を起こし頭に十五針縫ふ怪我をした。菅は先月末に自分のホームページで次のように言つた。
嘉田さんは本物の環境派だが、党の実権を小沢さんが握る構造は必ず破綻する。
菅は自分の欠点を他人に見立てたようだ。小沢氏は本物の国民派だが、党の実権を菅が握ると必ず破綻する。今まさにシロアリ党は滅亡寸前である。菅は頭に怪我をした。シロアリ党もヘツドが二代続けて悪すぎた。
十二月十五日(土)その二「シロアリマスコミの本心は消費税増税だ」
共同通信はツイツターの単語から、発言がどの分野かを分析した。それによると、
原発37%、経済27%、外交9%、復興8%、TPP7%、憲法7%、消費税5%
ださうだ。このやり方は間違つてゐる。原発は再稼動するかだうかこれからだから発言が多くなる。経済も多くなる。消費税は野田のペテンで取りあへずは可決してしまつたから発言は少ない。そんなことは当り前なのに大げさに各マスコミに売文する。それを新聞やテレビが報道する。そして見た国民は自分の関心が原発なのかと洗脳される。
マスコミ各社は世論調査を月一回だとして、戦後8000回近くやつて来た。数字の真偽は知つてゐるはずだ。それでゐてこのやうなインチキを行ふ。今回は消費税が最下位だと国民の頭に埋め込みたいのだ。消費税で一番トクするのがマスコミと官僚だからだ。
十二月十七日(月)「極悪民主党は滅んだ」
極悪民主党は解散時の230から57に激減した。かつて公明党が58だつたことがありそれより少ない。民主党は滅んだも同然である。中小政党に転落したからである。だいたい拝米新自由主義が多数になれる筈がない。前回の選挙は国民政党のふりをした。シロアリ民主党は菅と野田にうそつきの責任をかぶせようとしてゐるが、本当は党全体が嘘つきの固まりである。野田を党首なんかに選ぶからだ。かうなることは最初から判つてゐたはずだ。ニセ労組の圧力に負けてしまつた。(完)
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