三百二十二、国民はだまされてはいけない、選挙の争点はうそつき増税を許すか許さないかだ

平成24年
十一月二十日(火)「菅直人のウソに始まつた増税騒動」
今回の選挙は、うそつき増税を許すか許さないかだ。管と野田で許し難いのは、増税してから国民に信を問ふといふ。順番が逆だ。それだつたら管、野田、与謝野、安住を死刑にした後で憲法を改正し裁判を開かうではないか。増税と同じやり方だから本人たちも文句は云ふまい。
死刑は冗談だが半分は本気だ。これから起きる失業、倒産、一家離散、自殺の増大を考へれば当然だ。

十一月二十一日(水)「偏向マスコミにだまされてはいけない、その一」
偏向マスコミはさかんにシロアリ2党の対立を書きたてる。冗談ではない。自民党はうそつき増税に賛成したではないか。それでは賛成派対賛成派の選挙になつてしまふ。今回の選挙はうそつき増税を認めるかどうかだ。
自民、公明は本来はシロアリ三党だから撲滅すべきだ。しかし復活の道はある。まづ今回の増税はバカ嘘つき(自称、バカ正直)の野田にだまされたとして、増税廃止法案を可決させることだ。これで野田は国会議員を辞める。野田が増税が通らなかつたら議員を引退すると明言したからだ。野田を政界から追放するといふ公約で自民、公明は敗者復活できる。

十一月二十三日(金)「偏向マスコミにだまされてはいけない、その二」
消費税うそつき増税に反対するのは「国民の生活が第一」「みんなの党」など第三極である。ところが偏向マスコミはこれらを無視して橋下氏と石原氏ばかり取り上げる。この二党はまだ消費税増税に賛成の余地があると見たのだらう。こんなところから、マスコミが既得権勢力の影響を受けてゐることがよく判る。といふよりはマスコミこそ最大の既得権勢力である。
だから小沢氏無罪の報道は目立たないように掲載する。それどころか逆に「説明責任がある」「指定弁護士三人では無理」などを目立つように載せる。日本のマスコミは一旦すべて解体しないと、日本は復活できない。

十一月二十四日(土)「ヤジが止まらないシロアリ民主党」
シロアリ民主党へのヤジが止まらない。読売新聞によると
・17日、高松市内で報告会に出席した江田五月参院議員は「マニフェストはウソの代名詞」「町で『民主党はウソつき』と罵詈ばり雑言を浴びせられる」
・さいたま市で17日、枝野幸男経済産業相が「『優良可』で優を付けてくれとは言いませんが……」と民主政権の実績を訴えると、「ろくな仕事をしてない」「ふざけるな」などと罵声が上がった。
・大阪府内で17日、菅前首相と街頭演説に立った前議員の辻元清美氏は「民主党を見捨てないで」と声を張り上げたが、聴衆のヤジはやまなかった。

シロアリ民主党が演説をしてゐたら、通行者はどんどんヤジを飛ばさう。大嘘つきの増税を許してはいけない。だいたい裏切り女の辻元清美が「民主党を見捨てないで」には爆笑するだけだ。辻元だつて社民党を見捨てた。

十一月二十六日(月)「醜悪な日本のマスコミ」
日本のマスコミは醜悪である。まだ選挙の公示もなされてゐないのに、各党の比例代表の得票率のでたらめな予測を発表してゐる。そもそも「国民の生活が第一」や「みんなの党」などはわざと無視し、維新や石原新党は大きく扱ふ。もちろんそれ以上に民主や自民のことを大げさに扱ふ。
我が家で購読してゐる東京新聞は、まともな記事が2割、偏向した記事が2割、あとは人畜無害な内容である。まだ各党の選挙公約も出てゐないし各党の選挙演説も出てゐないのに世論調査をする。つまりは民主主義を破壊したいといふことだ。
維新の会については私も心配する部分がある。第3極とは「国民の生活が第一」や「みんなの党」などのことだ。それを消費増税撤回にあいまいな党に無理やり捻じ曲げる。もしこれらのせいで将来戦争に巻き込まれた場合、偏向マスコミに二番目の責任がある。もちろん一番目は民主主義を破壊したシロアリ3党である。

十一月二十八日(水)「第三極で選挙協力を」
解散前の衆議院の議席は、シロアリ民主、シロアリ自民に次いで国民の生活が第一は第三党である。第三極のなかでは国民の政党が第一党である。それなのにほとんどどころかまつたく新聞に載せなかつた。日本のマスコミは最悪である。
今回の選挙は嘘つき増税を許すかどうかだ。第三極は選挙協力をしてすべての選挙区に立候補者を立てて、消費増税を廃止すべきだ。

十一月三十日(金)「維新の会は原点に帰れ」
今回の都知事選挙でシロアリ民主党の醜さがますます明らかになつた。前神奈川県知事の松沢氏が今回都知事に立候補したからである。この人はかつて民主党の衆議院議員だつた。3期途中で辞任し離党して神奈川県知事に立候補した。
当時の中田横浜市長や石原慎太郎東京都知事の支援を受け当選し2期勤めた。3選出馬確実と言はれたが石原氏から後継者に認定され都知事選の準備に回つた。ところが石原氏が突然引退を取りやめたため、松沢氏は二階に上がりはしごを外される形になり、これ以降石原氏と犬猿の仲となつた。
松沢氏が神奈川県知事選に初めて立候補したときに応援してくれた中田横浜市長は、その前の高秀横浜市長の選挙ボランテイアで学生時代から高秀家に出入りしてゐた。それなのに高秀氏の対抗馬として立候補した。まるで裏切りを繰り返し一国一城の主となつた斉藤道三である。
その中田氏も突然横浜市長を辞任した。開国博Y150の巨額の赤字が明らかになる前に逃走したと当時は言はれたが、後に女性スキヤンダルが週刊誌で取り上げられ市会でも質問されこれが原因とも言はれた。少なくとも辞任した時点で政治屋としての寿命は終つたはずだつた。ところがその後もうまく立ち回り、今回の衆議院選挙では日本維新の会から比例近畿ブロツクで出馬が報じられてゐる。
石原氏は息子を自民党から離党させるべきだ。石原氏と亀井氏は新党を立ち上げようとした。しかし石原氏は突然寝返つた。このとき息子は自民党幹事長だつた。石原氏の都知事としての功績は大きい。しかしこのまま維新の会に所属すれば自民党との関係が怪しい。民主党の民主主義にたかるシロアリどもとも挙動が一致してゐる。今回の選挙は嘘つき消費増税を認めるか認めないかだ。争点をそらしてはいけない。(完)


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