二千九百八十九(うた)1.Zippoの燃料が終はった、2.風邪気味、3.母と子予防接種
乙巳(西洋地球破壊人歴2025)年
十一月十日(月)
Zippoの懐炉と燃料133ml缶をもらったのは、コンピュータ展示会だった。おそらく15年くらい前のことだ。長いこと使ふ機会が無く、唯一記憶に在るのは、五年前に高崎だるま市へ行く時に使用した。もう一回、この前か後か記憶にないが、やはり使用した。
先週の月曜は祝日で、上野の科学博物館など三館と谷中墓地へ行った。帰宅後に、少し痰の出る感覚があった。咳は出ないので、アレルギーだらうと心配はしなかった。数日後に熱が6度8分まで上がったが、夕方には6度3分まで下がった。
土曜は、咳が出ないし熱も無いので、福性寺の講演会へ出席した。きちんとマスクをして、それも平面マスクではなく上下も覆ふ立体型だし、咳が出ないので、誰にもうつさなかった。そもそも、風邪ではなく後鼻漏(鼻汁が気管に落ちる)だと思ふ。先々週に、食べたもの一片が鼻に逆流した感覚があった。鼻から気管方向へ息を出して、治った感覚もあった。
(11.16追記 母は93歳だが、本日まで風邪をひかなかった。免疫はかなり落ちても同居して大丈夫なので、やはり風邪ではなかった。)
ところが土曜の夜に寝たあと、痰と咳が出た。そのため昨日は、懐炉を五年振りに取り出し、燃料を入れた。燃料は缶に僅かしか残ってゐなかった。二回使っただけなのに、と思ったが133mlなので、二回と少しで終はりかな、と納得した。そしてZippoの燃料を無事使ひ切った。
燃料を下水へ捨てると 爆発の恐れがありて 水質を汚濁するので 紙などに吸い込み揮発すると云ふ しかし大気を汚すので使ひ終はりて有効利用
反歌
成分はナフサとあるもガソリンと臭気異なりよくは分からず
ナフサを精製しオクタン価を高めたものがガソリン。臭ひが異なるのは、その過程か。
十一月十一日(火)
一ヶ月ほど前に、Zippoの燃料缶を中が入ったまま、不燃ごみに出した人がゐた。紙に吸ひ込ませ蒸発させると、大気を汚染する。そこで試しに懐炉へ入れて、外で火を点けた。缶は出口が直径0.3mmくらいなので、不純物が逆流の虞は無いが、念のために屋外にした。無事燃焼することを確認した。この缶を、今後使ひ切りたい。
揮発する油を大気放出をしてはいけない地球を汚す
十一月十二日(水)
本日は、母と小生のインフルエンザ予防注射予約の日だ。母を医院へ連れて行った。早速、懐炉を使った。懐炉は、胸のポケットへ入れると触れないほど熱くなる。しかし両手が冷えたときに、胸のポケットから取り出して持てないくらい熱いのを両手で掴むと、すぐに冷たくなる。最初に思ったことは、懐炉が冷えるとガスの蒸発が少なくなり冷えるが、時間を経過すると暖かくなってガスの蒸発がまた増える。
試しに熱くなったものを両手で持ち、冷えたものをポケットへ入れると、どちらもすぐ反応する。懐炉の金属が厚さ0.5mmなので、熱容量が小さいためだった。
(11.19追記 懐炉を寝かせると、火が消えることを発見した。一回目は冷たくなり、縦にするとまた温かくなった。二回目は冷たくなったままだった。試しに添加すると、それから数時間暖かくなった。)
医院の待合室で、隣の老婆から何歳ですか、と尋ねられたが母が黙ったままなので、代はりに83歳です、と答へると向かうは82歳ださうだ。デイサービスの話もしたが、母は専ら聞き役だった。少しづつ老化が進むから、同居だと気が付かない。一年でこれほど違ふのかと衝撃だった。思へば昨年は、母がもう少ししゃべった。
ひと年で歩けなくなり話すこと少なくなりて驚くは 隣の老婆元気に見える
反歌
ひと年に母の入院車いす子の婚礼と出来事多し(終)
メニューへ戻る
うた(一千五百二十八)へ
うた(一千五百三十)へ