二千七百二十二(うた)(モリカケ桜フジ河柳ジャニーズ藪黒敗トリー放債カルト裏安、三百二十九)政治家が群がり行政歪める 清算できぬ安倍晋三の置き土産
乙巳(西洋発狂人歴2025)年
四月十九日(土)
山口県の地方政治紙、長周新聞のホームページに
何をいまさら加計学園 千葉科学大学の公立化を要望 政治家が群がり行政歪める 清算できぬ安倍晋三の置き土産

が載った。一年半前だが、知ったのは本日だ。新聞名を見たときは、波長が長い電磁波の技術新聞かと思った。
安倍元首相の“腹心の友”であった加計孝太郎氏が理事長を務める加計学園(岡山市)は、同グループが経営する千葉科学大学(銚子市)を2025年4月から公立化(市立大学)するよう千葉県銚子市(中略)に要望し(中略)全国的に波紋を呼んでいる。2004年に開学した同大学は現在、深刻な定員割れにより経営難に陥っており、過去に大学設置を誘致した銚子市に加計学園側が無責任に押しつける形で「損切り」しようとしている。

この問題は一ヶ月前に、沖縄の学校法人が経営を引き継ぐことになった。今後の監視が必要だ。沖縄の学校法人は中継ぎかも知れないし、沖縄と銚子を結びつける教育機関に発展させるかも知れない。前者だったときは、遡って加計学園と後押しした政治屋どもを追及しよう。
同大学の開学に至るまでには、2017年に浮上した「加計学園問題」に先駆け、政治家や官僚を使って自治体からカネを吸い上げて大学を設立する「加計モデル」の原型ともいえる手法がとられた。そうして大学を商売の道具とし、落選した自民党代議士の宿り木にしたり好き放題にしたあげく、形勢が悪くなったら地方自治体に押しつけていく姿が浮き彫りとなっている。

故郷に残るまともな人たちと東京に出るろくでなし そのやうななか勝れ記事長周新聞長州にあり

反歌  維新では勝れ人たち亡くなりてろくでなしども東京に出る
もちろん長州から東京に出ても、勝れた人は多い。敗戦責任一位兼二位の岸信介、モリカケ桜フジ河柳ジャニーズ藪黒敗トリー放債カルト裏安の安倍が、平均点を大きく下げた。

四月二十日(日)
加計学園といえば、2017年にモリカケ問題の「カケ」の方であり、愛媛県今治市に新設した岡山理科大学獣医学部新設をめぐり「首相案件」「総理のご意向」という力が加わり、(中略)加計理事長への優遇疑惑が大きな問題となった。
こうした問題が明るみになる以前から開学していた千葉科学大学もまた、大学誘致から設立に至るまで、政治家や官僚を使って自治体からカネを吸い上げて大学を設立する「加計モデル」の原型ともいえる手法がとられていた。
千葉科学大を誘致した野平匡邦・銚子市長(当時)は、もともと1997年から99年まで、加計学園が本拠を置く岡山県の副知事をしていた。さらに2002年に銚子市長になる直前まで、加計学園グループの岡山理科大で客員教授をしており、(中略)2002年に銚子市長に当選すると、誘致の条件として加計学園側は、完全整備済みの学校建設用地15㌶の無償譲渡を求め、上物(校舎)の建設費にも93億~120億円の補助金を銚子市に要求している。
この要望をうけて市が92億円の補助金を提供し、市有地9・8㌶の無償貸与を約束した。その後、補助金は77億5000万円に下がったものの、大半が借金(市債)だったことから市民の批判が噴出。2003年には住民投票請求(市議会が否決)も起き、市民の批判をかわすために加計学園が14億6000万円を返還することが決まった。しかし市側はそのうち8億円は受けとりを辞退している。

受取り辞退を、なぜ他のマスコミは報道しなかったのか。今からでも、残額を加計学園に請求したらどうか。

四月二十一日(月)
野平氏は、市長になった最大の理由を「銚子市に大学をつくりたいという相談を加計学園から受けたことだ」と市議会で答弁しているという。また野平氏は市長当選翌日に加計孝太郎理事長とともに記者会見を開き、大学誘致の構想を表明。その2年後の2004年に異例の早さで千葉科学大学が開学した。

つまり野平は、銚子市の為ではなく、加計学園の代理人として市長選に立候補した。とんでもない男である。
開学式には当時自民党幹事長代理だった安倍晋三も出席した。また、2009年の総選挙で落選した自民党の萩生田光一政調会長は、翌年千葉科学大の客員教授に就任。(中略)モリカケ問題が浮上した2017年当時、千葉科学大の学長は木曽功元内閣官房参与(文部官僚出身)で、元安倍首相秘書官で統一教会との関係性の深さも指摘されている井上義行(参院議員)も客員教授をしていた。


四月二十二日(火)
2014年5月に同大学でおこなわれた開学10周年の記念式典には、異例にも安倍元首相本人が当時外相であった岸田文雄を率いて来賓として列席し、両氏とも祝辞を送っている。このとき安倍元首相は「どんなときも心の奥でつながっている友人、私と加計さんもまさに“腹心の友”だ」とのべている。その他の来賓を見ても、三井住友銀行副頭取高橋精一郎、林幹雄元経産大臣、遠藤利明元五輪大臣、文科省・藤原誠初等中等教育局長など、蒼々たる顔ぶれであり(肩書きは当時)、一私立大学の行事にしては異例だ。

岸田が萩生田を役職停止処分にしたときに、都連は党本部とは別との詭弁を述べ、支持率を大きく下げた。こんなところに、加計学園との繋がりがあった。

四月二十三日(火)
安倍政権の下で、千葉科学大と同じような「癒着型ビジネス」の横行はさらに加速し、その結果2017年の加計学園問題も浮き彫りとなった。(中略)獣医学部新設をめぐり、今治市(愛媛県)が36億7800万円相当の公有地(16・8㌶)を無償で譲渡し、校舎建設費192億円のうち96億円を公金で助成すると決めたことが物議を醸した。これより前に8、9億円の値引きで問題となっていた森友学園問題どころではない破格の待遇であった。

しかも森友学園問題では、安倍の奥さんが名誉校長に就任したのに、加計学園のほうがはるかに破格だった。
獣医学部の新設について、管轄する文科省は、1966年の北里大学への獣医学部設置以来、獣医師数は総体として足りているとする農林水産省の見解を踏まえ、獣医師の質の確保や獣医師養成課程の粗製乱造を防ぐなどの観点から、既存の16大学以外に新たに設置することを規制してきた。今治市の獣医学部設置申請も過去15年にわたって認められていなかった。

これが正常である。
ところが、2013年、第二次安倍政府のもとで「国家戦略特区」が制度化され(中略)総理大臣のトップダウンで指定した地域において大胆な規制緩和を進めることを可能とする(以下略)
2015年6月には、愛媛県と今治市が内閣府が主導する「国家戦略特区」での特区指定を提案。その2カ月も前に内閣府と今治市職員が面談しており、6月の会議にはすでに加計学園関係者が出席していたという。(中略)翌年に唯一の応募者であった加計学園を事業者として認定した。まさにとんとん拍子の「出来レース」だった。

加計学園の獣医学科卒は、今治市、愛媛県、四国内のどれかでのみ免許を有効にすべきだ。まづ今治市から始めて、落としどころは愛媛県か。これは愛媛県にとり経済発展する好機だ。それを思へば、四国の他県が加へてほしいと云ふかも知れない。

四月二十四日(水)
安倍政権下において、一学校法人である加計学園への優遇は明らかだった。2020年には、安倍首相はみずからが任命権を持つ最高裁判事に加計学園監事の木澤克之弁護士を任命。15人の最高裁判事のうち「弁護士枠」は長年の慣例として日弁連が推薦したリストから選ばれていたが、そうした慣例すら無視した「安倍人事」だった。

後に、黒川を検事総長にする、ごり押し人事をやろうとして、芸能界を二分する騒ぎになった。その原型はここにあった。そして、側近たちはそれなりの地位に就いてもらふ、と安倍が発言した原型もここにあった。皆に出世競争をさせる、ブラック企業の経営者がよくやる方法である。
この弁護士を検索すると、2023年春の叙勲で旭日大綬章。役職で、勲章や位階を与へることは廃止すべきだ。あああ云ふものを貰って喜ぶ愚か者を出さない為にも。
---------------------------ここから「和歌論」(二百五十五)-----------------
長周が記事にて暴く長年の慣例無視のごり押し人事

二句までが長周により長年の序詞。音は違ふが、字が共通の序詞は、初の試みか。二句までと三句以後が独立してゐないので、縁語と呼ばれるかも知れない。
(4.25追記)「暴いた記事は」を「記事にて暴く」に替へたところ、二句迄の非独立性が無くなり、序詞らしくなった。
「和歌論」(二百五十四)へ 「和歌論」(二百五十六)へ
---------------------------ここまで「和歌論」(二百五十五)-----------------

四月二十五日(木)
文科省官僚であり、安倍内閣で内閣官房参与を務めた木曽功は、今治市を国家戦略特区に指定した直後、加計学園に天下り、千葉科学大の学長のポストを与えられた。
安倍元首相本人も90年代に加計学園の監事をやっていたとされ、同系列の「こども園」では安倍昭恵が名誉園長だった。加計学園傘下の倉敷芸術科学大(倉敷市)では、下関市長を四期やって浪人になった江島潔が参院議員のポストが空くまで客員教授として拾われていた。
また、加計学園本部は「自由民主党岡山県自治振興支部」になっており、下村元文科大臣の政治団体からパーティー券を購入したり、献金する関係だったことも明らかになっている(中略)、大学運営を名目に好き放題に公金を吸い上げ、大学をビジネスの道具として私物化していく構図ができあがっていた。

公金吸ひ上げだけではない。現獣医師の人たちは、人数調整機能が働かなくなったので、将来が不安になる。つまり現獣医師から将来を吸ひ上げて、加計学園がビジネスの道具として私物化した。まづ、岡山理科大卒の獣医師を、今治市内以外で受け入れてはいけない。今治市からどこまで広げるかは、周辺自治体の意見を聞きながら交渉次第だ。
そして人口減少を見据へて、獣医師人数調整は、まづ加計学園から行ふべきだ。

四月二十五日(木)
このようないきさつを経て2018年に岡山理科大学獣医学部が定員140人で新設された。それまで既存の獣医学部で一番多かったのは日本大学などの120人だったが、これを上回る規模だ。また、獣医学部の「名門」といわれる北海道大学や帯広畜産大学の定員は40人程度。農水省も「獣医師を増やす環境ではない」としているにもかかわらず、52年ぶりに獣医学部を強引に新設し、(以下略)

特区なのだから、加計学園卒は首都圏や関西、中京その他全国各地で雇用してはいけない。開業してもいけない。人口減少期で獣医の需要が減った時は、真っ先に廃学部にすべきだ。尤も、今治市、愛媛県、四国で獣医産業立地し栄える方法もある。
このたび、加計学園が銚子市に千葉科学大学の公立化を要請したおかげで、改めて加計学園グループの教育に対する思い入れなり価値観というものが浮き彫りになっている。公金に寄生して教育をビジネスの道具として利用していくこと、そんな経営者に安倍晋三をはじめとした自民党政治家たちが群がり「行政を歪めた」疑惑は今もって何も解決しないままだ。相関図の中心に位置する安倍晋三がいなくなったからといって、チャラにするわけにはいかない問題といえる。

そのとほりだ。
安倍友は 革マルと組み仲間割れ不倫ばらされまづ葛西 森友都合が悪くなり尻尾切りにて逃げ切りへ 残る加計こそ次に解決

反歌  岸と安倍祖父は敗戦カルト呼び孫は拡大公金寄生(終)

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