二千六百十九(うた)報道を読んで(日本一家賃が安い町、コンクリ詰め殺人事件準主犯格、ゼネラル)
新春前甲辰(西洋発狂人歴2025)年
一月五日(日)
週刊SPAのホームページに
“日本一家賃が安い町”のアパートは空室だらけ…それなりに栄えていても人の気配がない“ちぐはぐさ”の理由

が載った。
「日本一家賃が安い町」としてたびたびメディアやユーチューバーに取り上げられる、大分県の杵築市。
築20年ほどの1Kで1万円以下の部屋だけでなく、賃料2000円の激安物件もあるから驚きだ。

さうなった原因は
「それらのアパートは、1984年に設立された杵築東芝エレクトロニクス、1999年に設立されたキヤノンマテリアルなどで働く人のために建てられた単身者用住宅です。しかし、’08年のリーマン・ショックの影響で、キヤノンマテリアルと、自動車通勤圏内である隣の国東市の大分キヤノンが派遣社員を1000人程度削減した。
杵築東芝の工場をそのまま流用し、500人程度が働いていたアムコー・テクノロジー・ジャパンも’21年3月に工場を閉鎖した

その一方で
昔から市に住んでいた人にとっては「影響はさほどなかった」とも語る。
「バブルの頃と比較するから急激に衰退したように見えますが、瞬間的に人口が増えただけ。バブル当時に造られたアパートに空室が増え、一部の飲食店は潰れましたが、以前からある店はそのままです。リーマン・ショック時の報道と、賃料の安いアパートが悪目立ちしているのかもしれません」

この点について
杵築市役所の職員にも話を聞いた。
「キヤノンの従業員減少やアムコーの撤退の影響は少なからずありましたが、市の存続が危ぶまれる、というほどではありません。杵築市はハウスみかん栽培などの一次産業や、杵築城や武家屋敷を活用した観光産業なども盛んなので、大きな工場だけに依存していなかった点が幸いしたかなと」

人類の資源大量消費自体巨大なバブル アメリカやイスラエルなど移民国これもバブルに気付け人々

反歌  温暖化プラスチックと水大気汚染によりて滅亡寸前

-------------------ここから「マスコミ、その他独占企業の横暴を許すな175」-------------------
一月六日(月)
北海道放送のホームページに
「女子高生コンクリ詰め殺人事件」準主犯格Bの孤独な最期 3年前51歳で自宅トイレで…加害者の“その後”から矯正や社会での処遇を考える①

が載った。前文には
事件の加害者のひとりである準主犯格のBが、3年前に孤独死していたことが今回新たに判明した。(中略)知られざる加害者の「その後」をリポートし、矯正教育や社会での処遇について考える。

本文の後半では
義兄は、改めてBと最初に会ったときのことから話し始めた。
記者「第一印象はどうだったか?」
義兄「(前略)薄気味悪い。嫌な印象しかなかったですね」
(中略)記者「最初に会ったとき、Bの態度や表情は?」
義兄「俺様という感じで、自分が一番だぞという態度でしたね」

この記事が、犯人の態度は犯行時と変はらず後悔が皆無なことを、指摘するのなら意味がある。ところが
1999年に出所したBは、弁護団のひとりから紹介されたコンピューター関連の派遣の仕事に就く。2000年12月、中国籍の女性と結婚し、千葉に引っ越す。女性は7歳年下で、歌舞伎町の店で働いていたとき、客として出入りしたBと知り合ったという。だが数年で離婚し、母親が住む埼玉県の実家に戻ると、再びBの人生は大きく狂い始める。仕事先でトラブルになり、退職。未払いの給料を取り戻すため、母親の知り合いを通じて暴力団幹部と付き合うようになる。

「客として出入り」「暴力団幹部と付き合う」にまったく更正されなかったことが判る。
義兄は(中略)「会社をやめてからはフラフラするようになって、仕事はしませんでした。母親に金を無心するようになりました」
Bは、高級セダンの国産車を約200万円で購入する。
「出所したあとは、(中略)ローンもたくさん組めるし、自分のやりたいことはすべてできたようです。高級車をローンで買うなど、やりすぎじゃないかなっていう生活を始めました。自分が一番だぞという態度でした」

そして
2004年5月、Bは再び罪を犯す。知人に対する逮捕監禁致傷の罪で起訴されたBは、翌年3月東京地裁で懲役4年の実刑判決を受ける。
2009年、府中刑務所を満期で出所したのち、埼玉県のアパートでひとり暮らしを始める。(中略)Bは仕事もせず、生活保護を頼った。ひとり部屋に引きこもる日々。

そんな男に税金で生活保護をする必要があったのか。だから仕事をせず急死したのではないか。この記事が不愉快なのは、更正されなかったことを無視して、単に取材内容を得意げに書きまくるだけだ。前にも言ったが、有名と悪名高いは正反対だ。Bは無名だが、事件の準主犯格と云った途端に、悪名高くなる。
そしてもう一つの問題は、見出しにある「矯正や社会での処遇を考える」だ。悪質マスコミはリベラルに毒されて、加害者を尊重して、社会を悪者にする。
世の中を破壊したいのリベラルと自慢したいの執筆者かな

(1.09追記)量刑から判断すると、Bは準主犯格ではなく、他の二人と同じで従犯だ。それを見出しで準主犯格と目立たせるところに、悪質さが潜む。
(1.10追記)Bが準主犯格なら量刑が軽すぎることを指摘しなくてはならない。それをせず「加害者の“その後”から矯正や社会での処遇を考える」と大仰に構へるところに、リベラルの悪質さが見え隠れする。裁判所の判決に基づいて死刑執行に署名した法務大臣を、死神呼ばはりした朝日新聞を思ひ出す。
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一月七日(火)
日経新聞のホームページに
給湯のパロマ、空調の富士通ゼネをなぜ買収 狙うは欧州

が載った。
給湯器大手パロマを傘下に持つパロマ・リームホールディングス(HD)が空調大手の富士通ゼネラルを買収する。パロマグループは北米空調大手のリームが30年以上にわたり中核企業として成長を支える。富士通ゼネの世界的な販路を生かし、省エネ型の空調機器を主力の米国市場で伸ばすほか、手薄な欧州でも事業の育成を狙う。
(中略)パロマは1988年に1000億円超を投じて米リームを買収した。

この記事で注目するのは、富士通ゼネラルを空調大手と表現したことだ。ゼネラルはかつて、総合電機産業で、家電の比率も高かった。身近なところでは乾電池があった。
経営危機に陥った時に富士通が支援することになり、富士通副社長(半導体事業本部長)で富士通マイコンシステムズ社長を兼任した人が、ゼネラル支援本部長も兼任した。だから記憶にあった。
ゼネラルが家電製品製造は大昔にて その後に富士通傘下は中昔 パロマ傘下は小未来にて

反歌  南武線溝の口にあるゼネラルは電気製造名残りを示す(終)

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