二千四百二十四(うた)1.いろは亭浪曲の会、2.行き帰りによさこい祭り
甲辰(西洋発狂人歴2024)年
七月二十一日(日)
いろは亭に浪曲の会を観に行った。音楽から浪曲へ入った女三名男一人が、浪曲音楽部と題して活動してゐる。そのうちの女二名男一人が浪曲を演じた。そして曲師の一人が音楽部顧問と称して色物として歌の漫談に出演した。
単独の色物としては隠し芸の域を出ないが、曲師が色物を行ったことに場内は喝采だった。曲師のときは着物、歌の漫談では若い洋服、主任終了後の全員顔合はせでは橙の色眼鏡と、考へた形態だった。
浪曲協会のホームページによると
芸名
副会長:佐藤 貴美江(さとう きみえ)
(中略)
初舞台:平成8年(1996年)6月 千葉県老連 澤孝子先生「春日局」
自己PR
2003年頃より「第三期 三味線教室」 の講師を努める。演歌、ポップスのレコーディング、ラジオ、テレビ共演等多数。シンガーソングライター「天川流那」としても活動中。

今回も、色物は「歌 天川流那」であった。
本業は三味線着物 色物は若い洋服 顔見世は橙色の色眼鏡 時に応じて三つの変化

反歌  浪曲に曲師重要副会長よい人事にて発展願ふ
主任の孝太郎師の出し物は「江戸相撲蒙古襲来」で、蒙古の力士が唄ひながら朝鮮通信使の行列が進む。歌に口笛の音がした。Youtubeの浪曲音楽部!第一回「声」を観て、その理由が分かった。孝太郎師は、入門前に中央アジアの倍音唱法「ホーメイ」の達人だった。この動画でも実演するが、口笛に聞こえる。
動画はこのあと、四人が幾つかの主題についてそれぞれ○×を回答してから話し合ふ。浪曲はだみ声かとの質問に、女性三人は×、男性一人は△。滝に向かって声を出したらつぶれた声になったが、暫くして戻ったさうだ。
ホーメイは中央アジア倍音の唱法にして浪曲の内

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本日は午後一時からなので、行くときに南浦和駅西口でよさこい祭りの真っただ中だった。音が文化センターの三ツ辻の少し入ったところまで響いた。両側がマンションでよけい反響するのだらう。
帰りは、東口に降りてよさこいを横目に見て、三角公園の飲食出店街で生ビール(500円)を飲んだ。駅前通りに戻ると、最後の出し物の飛び入り歓迎の最中だった。これを楽しく観た。かう云ふ皆が一体になれる催し物は大切だ。(終)

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