二千四百(うた)上野動物園その四
甲辰(西洋発狂人歴2024)年
七月五日(金)
昨日は最高気温が三十七度のため、上野動物園行きを見合はせた。本日も三十七度だが、行くことにした。暑い日に、観客の入りと、行動傾向を調べよう。これが本日の目的だった。
動物園 暑い日に来た人たちの観る傾向を知る為に 動物観ずに人々を観る
反歌
動物園外国人と一般と中高生の団体客と
反歌
小獣館混むは人気とまづ思ふ出て冷房があるに気が付く
本日は、上野駅不忍口から、動物園の弁天門へ行った。正門から入ったのは一回目だけだ。二回目は、京成上野駅を通ると近いと思ふが不確実だと通り過ぎ、すぐ先の案内図でやはり近いことが分かり、折り返して京成上野駅を経由した。これで、地元だとか言ってゐるのだから、自分でも呆れるが。
三回目は、田端、谷中、根津経由だった。四回目の今回は、二回目と途中まで同じだが、京成上野駅の右側から出た。これで更に少し近いのと、冷房が効く時間が少し長くなった。
今回は、前回と同じくパンダを三つ観た。今回はすべて一頭づつで屋内だった。そのあと小獣館へ行った。平日なのに混んでゐたが、先週の土曜ほどではなく、ゆったり観ることができた。これまで動物園は「種」を気にしてきたが、これからは有袋目、貧歯目、偶蹄目など「目」を気にしないと駄目だな、と一つ知識を得た。岩狸目ケープハイラックス科がきっかけだった。
------------------ここから特別版(自民党東京都連)-----------------------
冗談も一つ思ひついた。霊短目は、お友だち依怙贔屓やカルトと結んで国民に被害を与へた政治屋動物である。
説明に
ニホンモモンガとフクロモモンガ。しかしげっ歯目と双前歯目(カンガルーの仲間)に分類される、いわば「他人の空似」なのです。祖先となる動物は違っても似たような環境で似たような暮らしをしているうちに、形態や機能が似てくることがあり(中略)「収れん」といいます。
あとから読むと疑問点はないが、読んだときは「果たして、さうだらうか。変化する遺伝子(或いは変化すると同じになる遺伝子)を持つのではないか」と感じた。
そのあと、コビトカバ、カバ、サイ、キリンを観たのは、前回の説明員の解説の復習である。実は、前回も冗談を一つ考へた。コビトカバではなく、小人(しょうじん)バカで、某政治屋(故人、生存人)どもである。
(モリカケ・・・カルト裏、二百九十九の二)へ
兼、(モリカケ・・・カルト裏、二百九十九の三)へ
------------------ここまで特別版(自民党東京都連)-----------------------
このあと、両生爬虫類館へ入った。ここは冷房が無いが、少し混んでゐた。屋外よりは日も当たらないし涼しいのだらう。ここでは「目」のほかに「科」も気にしないと駄目だと感じた。
次回はこれを調べてから来れば、同じ施設を廻っても飽きない。外へ出たあと、ペンギン舎を見るとゐない。ぐるっと回ると反対側にゐる。西日を避けたのだらうか。ブタ、馬など家畜を観たあと、不忍池浄化設備の説明を興味深く読んだ。設備の名称から、西園内の池だけではなく、蓮の池、ボート池も行ふと思ふが、三つの池の境界部は、まったく水が流れてゐない。増水したときは、他の池に流れるやうになってゐるが。
昔、谷根千と云ふ小雑誌がありその中に、下水の藍染川幹線が増水したときは、不忍池が湧水機能を持つため汚水が入る記事があった。三十五年ほど前なので、今は浄化設備の設置とともに廃止されたと信じたい。藍染川幹線は、昭和四十五年頃工事で道路を剥がしたところを見たことがある。不忍通りの下(権現裏門坂との丁字路部分で、道路の東端)で、幅2mくらいだった。
弁天門まで歩くときに、木をたくさん植ゑて木陰の回廊を作るとよいのに、と感じた。尤も落ち葉や剪定など、費用が掛かる。これは都心熱帯化防止計画を作り、動物園とは別予算にすべきだ。
七月六日(土)
今まで三回とも、夜中に目が覚めると疲れた、と感じた。帰宅時や消灯前は感じないのに、三回とも夜中に感じた。今回はそれが無かった。東園と西園を往復しなかったのがよかった。夏の間は、片方づつ日を改めて廻ることにした。
上野では かつて本園多く飼ふ 道と都電を超えた先 不忍池は三(み)つ分れ 一つを水上動物園陸には動物少し飼ふ水族館とヤギ放つ人気子供の動物園も
反歌
西園に管理事務所とパンダ来る本は東に水上は西(終)
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