二千三百四(うた)宇都宮と氏家訪問記外伝
甲辰(西洋未開人歴2024)年
四月十六日(火)
今回の、宇都宮氏家旅行はJR東のみだ。この場合は大人の休日倶楽部機能を使へば、指定席券売機で購入できる。しかし今回の切符は、前回のジパング旅行のときに新横浜駅で購入した。ここはJR東海なので、大人の休日倶楽部は扱へない。余計な手間を掛けたのではなく、ジパング切符を購入したのだった。
尤も、旅行をすればJRは儲かる。指定席券売機で購入できるものを、窓口で購入して何の問題もない。それより今回は、次のジパング切符を購入することができなかった。宇都宮で購入しようとしたところ、列が長い。違ふ用事を済ませて戻ったら、更に長くなった。そこで大宮で購入することにした。新幹線改札の外は、同日のみ、と表示がある。それでゐて誰も並んでゐなかった。
改札を出て、外のみどりの窓口へ行ったら、すごい混雑だ。そもそも大宮は、銀行みたいに番号札を印刷し、番号が来たら窓口へ行くやり方になった。混む事をJRも認めたな。やむを得ず、浦和まで行った。ここも列が長い。そのため、購入できなかった。
それにしてもJR東は、お客さんを何だと思ってゐるのか。お前ら鉄道に乗らないと困るだらう、とばかりの酷い扱いだ。列の途中には、歩行器に掴まったお年寄りもゐた。
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駅前にヤオコーがあるので、奮発して宇都宮市内で作られたお酒(180mlビン)を買った。特別本醸造だ。ところが美味しくない。帰りにお馴染みの酒店で300mlの瓶を購入した。これも特別本醸造なのに美味しい。人によって好みがある。小生は辛口で淡麗が好きだ。この酒屋はライトレールの横にある宇都宮テラス二階の嶋田屋酒店だ。
ヤオコーで買った蔵元のものもあるので、本来は不味い訳ではないのだらう。しかし税抜きで320円/180ml=1.78。嶋田酒店で購入したものは390円/300ml=1.30。37%も高い。ヤオコーは地元住民向けと思って買ったが、この180mlは瓶の色が水色で観光客向けだ。
土産など観光客に向けたもの買ってはいけない スーパーも駅前店は注意を要す

反歌  嶋田屋で杉並木買ふ特別の本醸造は来た甲斐があり
昼食のお薦めは、駅西口を右へ進み、道なりに左へ曲がる先の左側に在る展満餃子だ。平日なのでランチの日替はりなので特に価格満足度が高いのかも知れないが、他の食べ物やランチ以外も価格満足度は高い筈だ。
それに対し、前に来たときに食べた駅西口ビル内の餃子食堂は、待たせる上に価格満足度が低かった。この店のよいところは、従業員にやる気が溢れてゐる。髪を染めた若い女子もやる気があり、髪を染める事は嫌ひだが、さう云ふ人も雇用ししかもやる気がある経営方針に感心した。
展満餃子を出て左へ少し進むと、道路の右側に旧篠原家住宅がある。前に来たときは催し物をしてゐたが、入館しなかった。
県道を渡り川を渡るとき、橋の上から桜並木がきれいだった。


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橋を渡るとすぐ右に、古い墓石がある。二荒神社に生贄にされた橋爪五郎を祭る。左の石柱に三峰山神社、右に橋爪五郎墓とある。前回来た時は写真を撮り忘れた。思ふに、神様は雑食だ。後に仏法が入り、人はもちろん動物の命も大切にするやうになった。貴重な史跡である。

 
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本日偶然に、栃木県の地元民しか読めない地名が三つインターネットのニュースに載ってゐた。小生は全部分かった。
真岡市
芳賀郡 芳賀町
下都賀郡 壬生町

五回宇都宮へ来た為だ、と云ひたいが、その前から知ってゐた。
橋の上桜並木がみごと咲く 東京よりは遅れての盛り二度見に喜びて 橋を渡ると神社への生贄の墓貴重な史跡

反歌  生贄に前は驚き今回は戦勝祈願似た行為かも(終)

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