二千二百三十二(和語優勢のうた)報道を読んで(恵方巻を廃止に、拝西洋とリベラルの共通点、年齢相応に年を取るのが一番よい)
新春前癸卯(西洋未開人歴2024)年
二月四日(日)
恵方巻を食べて三十四人が食中毒になった。恵方巻が出て来たのは、十年程前だ。インターネットで調べると、個人が開発し命名したとある。そんなものを国民行事にしてはいけない。
このことで、小生も改善したことがある。日本語漢詩を最初、漢字詩(日本語漢詩)と呼んだが、日本語漢詩に変更した。漢字詩なんて変な名前を付けてはいけない。歌の中では、新しい語を使ふことがある。それはその歌の中だけで有効だ。一般の文章で使ってはいけない。
更に似た例に、外国語がある。日本語化したものは外来語と呼ばれるが、外来語ではない外国語を使ってはいけない。キックバックがその例だ。
外国語勝手に導入してはいけない 日本語も勝手に新語入れてはいけない

(2.11追記)その後も毎日のやうに、食中毒の記事が続いた。累計では千人くらいか。

二月五日(月)
デイリー新潮のホームページに
「日本人がわれわれに合わせるべき」埼玉県の「クルド人問題」当事者らに話を聞くと衝撃の答えが…市議は「多文化共生は不可能」

が載った。この見出しを見たら、嫌な気持ちになる人がほとんどだらう。小生も最初は同じだった。日本に来た以上は、日本に合はせるべきだと。これでは、移民者が多くなるから日本人は英語を習へ、と主張した朝日新聞の船橋洋一並みの悪質さである。
しかし、この見出しには裏があると見た。そこで記事を読むと
東京外国語大学でクルド語を教え、在日クルド人のスポークスマン的存在でもあるワッカス・チョーラクさんに、同胞たちの迷惑行為・犯罪行為について、見解を聞いた。
(前略)
――店の騒音などに苦しんでいる住民もいます。
「最初から警察に通報するんじゃなくて、まず店に伝えてもらえるとうれしい。実際それで気付かなかったところを改善して和解できたケースもありますよ。店を続けていきたいクルド人にとって指摘はありがたい」
としてこう続けた。
「日本で育ち日本社会と日本語でやり取りができるクルド人たちが多くなってくると、疎外感から道を外れようとする子を引き戻せると思います。大人が取りこぼしてしまったところを同世代で。将来はもっといい方向に進めると信じたい」

これなら大賛成である。ところが
次に聞いたのは同市でトルコ料理店を経営している男性である。
「電柱が折れた事故? あれは単なる事故。なぜクルド人の事故だけ大げさに言うのか? 日本人の数が多い分、日本人の事件の方が多いでしょ? 日本に外国人を受け入れればいい。今後、どんどん外国人が入ってくることを日本人は受け入れなければならない」
同じく同市で解体業に従事している男性は言う。
「私は解体屋の仕事を頑張ってきた。毎日朝5時から働いて、今は私の会社で日本人を使っている。なぜ私たちは差別される? 日本人こそ私たちのやり方に合わせるべきだ」

電柱の件は、同感。日本人の交通事故のほうがはるかに多い。解体業の方の発言は、全体で読めば怒る内容では無い。この方が経営者で、そこで働く日本人について述べたのだから。ところが「日本人がわれわれに合わせるべき」だけ取り出して、見出しにすると、誰もが嫌悪感を持つ。そんな情報操作はしてはいけない。
この記事の著者は、ノンフィクション作家で、維新の会支持。この人は不明だが、日本のマスコミは船橋洋一みたいに西洋視線で日本を批判する人と、アジアアフリカ蔑視の人がゐる。両方の共通点は、西洋が上で、アジアアフリカが下で日本が中間と云ふものだ。
不平衡拝西洋をしてはいけない アフリカやアジア蔑視をしてはいけない

不平衡とは、行き過ぎと云ふことだ。適度に西洋を見倣ふなら、よいことだ。
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-------------ここまで(歴史の流れの復活を、その四百六十八)--------------------

二月六日(火)
老化問題で出版が多い精神科医が、高齢者はポルノを見たほうがいいと言った。これには絶対反対である。ポルノを見ると男性ホルモンが増えて、老化が抑制されると云ふ原理だ。
それまでポルノとは無縁だった人が、最後の僅かな年月をポルノとともに生きた為、死後まで周りからさう云ふ評価をされるよりは、今までどほりに生きて、正しい評価をされたほうがいい。
過去に、玉ねぎなどを食べると男性ホルモンが増えて、老化が抑制されると云ふ記事を読み、十年くらい玉ねぎを食べて来たが、老化は進んだ。また、運動がいいと云ふ記事があり、自転車に乗るし、上層階まで階段で上がるのに、足の筋肉がかなり落ちた。たんぱく質をたくさん取るといいと云ふ記事があり、たんぱく質も多めに取ってきたが、やはり足の筋肉には影響しなかった。カロリーを十分摂らないとたんぱく質を消費してしまふと云ふ記事があり、ご飯も多めに摂ったが、お腹が出て来たので少なくすると、すぐ引っ込む。少なくともカロリーは不足してゐない。
つまり、何か足りないものがあると、それが原因となって老化を促進するが、余分に摂っても体力の衰えは続く。
歳が増えそれに合はせて衰えるこれが正しく 裏技で老いを抑へることは出来ない

反歌  衰えを嫌ひ若さにしがみつくその考へが老いを進める(終)
(2.09追記)玉ねぎをほぼ毎日少量取り始めたのは、髪の毛が薄くなったためで、老化を遅くするためではなかった。老化と髪の毛は関係するが。髪の毛は、その後も薄くなった。若くて髪の毛の薄い人は、男性ホルモンが多いと云ふ記事を二十年くらい前に読んだこともある。そのため玉ねぎの摂取は少量に変へた。

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