二千二百三十(うた)1.看板CM、2.電話セールスはすべて拒否を
新春前癸卯(西洋未開人歴2024)年
二月三日(土)
昨年、大手全国塾の駅CMに「でてこい、未来のリーダーたち」があり、頼もしい話だと嬉しく思った。今年も同じ看板が出現したが、嫌な気分になった。この変化は、何が理由だらうか。
昨年は、数人の小学生が手を前に振って元気に進む姿で、先頭は女の子だった。小生が男女を平等に扱ふことがよくわかる。それとは逆に、悪い大人の中には自分の能力不足を男女差別のせいにして、社会を破壊しようとするリベラルと称する連中がゐるので、注意が必要だ。
今年の看板は、「でてこい、未来のリーダーたち」が同じだが、写真は女の子一人が座る場面になった。昨年の登場者が成長したので今年は変へたのだらうが、これは流行らないだらうと思った。
案の定、一ヶ月くらいして昨年と同じものに戻った。しかし昨年みたいに、頼もしい話だとは思はなくなった。昨年との違ひは、何が原因だらうか。一時、別の写真になったことは大きい。今年も最初から昨年と同じだったら、懐かしく思ったことだらう。
しかし今年に別の感情を持ったのは、リーダーたちが出てくるのではなく、一般人として活躍する人たちに出てほしい。その中からリーダーは自ずと育つ。感情の違ひは、別の写真で考へる時間があったことと、もう一つは一年で慣れた。最初に見れば感動する。二回目に見ると感動が薄れるが、継続の場合は全体で一回目になる。
昨年初めて見たのは、巣鴨駅の外回り方面ホームだった。この看板の前で電車を待ち、田端で一両分くらい異なる位置に、階段があり京浜東北線に乗り換へた。今年は亀有駅の下りホームの看板だ。
これからは 出てこい未来に活躍の普通の男女頼もしく これでそらみつ大和は続く
反歌
二種類の人は加点と減点に進学そのうち減点のみに
世の中は、加点法が得意な人と、減点法が得意な人がゐる。入学試験で判るのは、減点法が得意な人だけだ。
追記二月五日(月)
看板CMについて本日は、塾(及び進学先)でリーダーになるかどうか決まるなんて、ずいぶん悪質な考へだ、と思ふに至った。昨年の「頼もしい」から今年の「流行らないだらう」「別の感情」「悪質な考へ」と急速に悪化したのは、斬新さが薄れたためだ。昨年と同じものを使っては、いけなかった。
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二月四日(日)
昨年来客があったときに、たまたまどこかの業者から電話があった。今忙しいからと電話を切ると、数分してまたその業者から電話があり、なぜ電話を切るのかと云ふ。再び、今忙しいからと電話を切ると、それからは掛からなくなった。嘘をついて電話を切ったと思ったらしい。それにしても、勝手に掛けてきて文句を云ふとは、言ひ掛かりが甚だしい。
電話を掛けてくれと頼んで掛けてきたのに切ったのなら、事情にもよるが失礼かも知れない。勝手に掛けてきて文句を云ふとは、非常識だ。すべての家庭や個人は、掛かって来た電話の勧誘を受けてはいけない。必ず郵便で送って貰ひ、その上で時間を掛けて検討すべきだ。最近は、通話内容を録音し、都合のいい部分だけ切り取って注文したと言ひ掛かりを付ける悪徳業者もゐるらしい。
「電話での勧誘はお断りしてゐます」と答へるのが一番良い。「忙しい」だと、嘘だと勘繰られる惧れがある。
電話での勧誘話拒否しよう老若男女すべての家で 会社も同じ(終)
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