二千百六十一(普通のうた、和語優勢のうた)行動日記(健診のあとイオン北戸田、ホームページ更新が昼過ぎに、寒さで目が渋く)
壬寅(西洋野蛮歴2023)年
十一月十三日(月)
本日は、用事の多い一日だった。健康診断で九時半に医院へ行った。レントゲンと大腸がん検診もうけたほうがいいと云はれ、急遽追加した。レントゲンは、シャツだけになったあと待ち時間が長かったので、一旦上を着た。別の人をレントゲンで撮影してゐるのだらうと想像した。しかしさうではなく、医師か診療放射線技師しか扱へないため、診察の終はるのを待ったのだった。
六十四歳までは、健保組合の施設だったため、技師がゐるのが当然と思ってしまった。医院でレントゲン撮影は、五十年以上無いかも知れない。小生は放射線取扱主任だが、放射線同位元素を扱ふ免許なので、レントゲンとは無縁だ。尤も医療機関が放射線同位元素を扱ふときは、医師または歯科医師を放射線取扱主任に任命することができる。
レントゲン六十五歳超えた人費用無しでも 二とせは受けなかりしを 今思ひ出す

反歌  現代は肺結核がほぼ無くて肺がん忘れ申し込みせず
一昨年に、上の子に動物病院のレントゲンは獣医師しかできないのか訊いたことがある。ボタンを押すだけだよと云ふが、ボタンを押す前の準備や、押したときの注意が必要なのだらう。あと、ウサギは背骨が折れやすいため、新人の獣医師は扱はないさうだ。
本日は、健康診断と毎月の診察を同時に行ってもらったが、薬局へは寄らず帰宅した。朝食を抜いたので早く食べたいためだ。食べたあと赤彦全集第一巻の本日分を執筆した。一時間後に自転車でイオン北戸田へ行った。一時間空けたのは、食後の休憩だ。
十年程前に、食後は血糖値が上がるので散歩などをしたほうがいいと云ふ記事を読んだことがある。それ以来、散歩を欠かさなかったが、最近読んだ記事で食後の休憩は取ったほうがいいと云ふ。二週間ほど前から、休憩はきちんと取るやうになった。その前までは、食後に買ひ物へ自転車で行った。
イオン北戸田から帰る途中に、いつもの薬局へ寄った。そして帰宅した。本日は三ヶ所行った為に、やや疲れた。イオンモールまで自転車を漕いで、すぐ足が疲れた感じがする。これは一年以上前からだが、その距離が短くなった。しかし漕ぎ続けることは可能だし、疲れた感覚も無くなる。自転車にもっと乗ったほうがいいかな。
このことは、数日前に読んだ日本人の98%くらいはビタミンDの血中濃度が不足してゐると云ふ記事に関係する。原因は陽に当たる時間が激減したためなので、陽に当たるやうにした。
帰宅後は時間があったので、赤彦全集第一巻の本日分その二を執筆した。同じ日付を二つ書くのは、最近ほとんど無かった。

十一月十四日(火)
目覚ましを他の座敷に置き忘れ 起きてごみ出し洗濯機 ホームページの書き足しは家へと戻りお昼の後に

反歌  朝起きてホームページの書き足しをせずに家出る何月ぶりか
和語優勢の為、「修正」を「書き足し」、「数ヶ月ぶり」を「何(なん)月(つき)ぶりか」に変更した。
夜明けより寒さ厳しく この冬のふとん掛け初め しかしまだ暑くはならず寒さ引き継ぐ

反歌  ふとんでも寒くは無くもその前の寒さ引き継ぎ直ることなし
反歌  久しぶりホームページが遅れるも夜明け寒さと別の訳にて
ふとんだと暑いかと懸念されたが、それは無く、それどころかふとんに変へる前に冷えた手足が回復しなかった。

十一月十七日(金)
おとといから昼間に目が渋く感じることがある。寝不足の症状だが、居眠りは出ない。夜中に寒さで目が覚めるやうになったためか。
昨日から昼間に眠くおとといも その前触れか夜中には寒さによりて目が覚めるあり

反歌  今日の昼眠く或いは歳の為或いは寒さ急ぎ来た為
急に寒くなったので、体が慣れない為かも知れない。(終)

追記十二月一日(金)
十三日の長歌で「受けなかったを」を「受けなかりしを」に直した。文語の助動詞「し」を始めて使ふ、記念すべき歌になった。最初は音便を解消するために「受けなかりたを」にしてみたが、文語と口語の混在に響いて、美しくない。それなら文語で、となった。
否定が、東日本は「ない」、西日本は「ぬ」( またはその音便の「ん」)だが、「ない」と「ぬ」系が混在することもある。同じやうに、文語文法と口語文法が、混在することもある。
(参考)最初「二千百五十」が「二千百五十一」、「二千百五十一」が「二千百五十」だったが、「二千百五十一」と「二千百五十二」を隣接させると歌論のリンクが複雑になる為、番号を付け替へた。

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