二千百四十三(うた)(モリカケ桜河柳ジャニーズ藪黒敗トリー放債カルト、二百七十四)安倍の低能な政策
壬寅(西洋野蛮歴2023)年
十月三十一日(木)
AERAのホームページに
「3年間、抱っこし放題」と発言した安倍首相 女性は喜ぶと疑わなかったズレの根深さ

が載った。
安倍政権下、2016年に年間の出生数が初めて100万人を割り込み大きな話題になった。あれから少子化は歯止めがかからず、2022年には80万人割れを記録した。なぜ政府は有効な対策を打てないのか。(中略)小塚かおる氏の新著『安倍晋三 VS. 日刊ゲンダイ 「強権政治」との10年戦争』(朝日新書)から一部を抜粋、再編集して解説する。

本文に入り
2017年9月、安倍晋三首相は「国難突破解散」に踏み切った。ミサイル発射を繰り返す北朝鮮の脅威と少子高齢化が進む日本の現状を、「国難」とまとめる強引さと、追及が続いていたモリカケ問題から逃れ「リセット」するための口実として「少子化対策」が使われたことに、「選挙のためなら何でも利用する」安倍政権の本質を見たものだ。
第2次安倍政権発足の2012年から退陣の2020年で、合計特殊出生率(1人の女性が生涯に産む子どもの数を示す指標)は1.41から1.33に低下した。もちろんそれ以前から、少子高齢化は日本が抱える深刻な課題のひとつであることは間違いなく、安倍政権もスタート直後から少子化対策メニューを並べたが、唖然だったのはこれだ。
「3年間、抱っこし放題です」──。


十一月一日(水)
育休中はほとんどが無給で、雇用保険に加入していれば育児休業給付金をもらえるものの給付額は賃金の半分だ(2013年時点)。共働きで家計を支えている夫婦は、片方が3年間も休んでいたら暮らしていけない。

これは同感で、保育園の充実をまづすべきだ。
同棲、離婚家庭、再婚家庭、シングルマザー、同性愛のカップル、そして犬と暮らす人……どれも家族だ、と教科書は教える。

これは意見が異なる。家族が犬を家族の一員と考へるのはよいことだ。しかし犬を飼ふことで家族は要らないとするなら、社会を維持できない。
「女性活躍」には、(中略)別の目的があった。「労働力の確保」である。

これはある。なを長期で見るなら、現在は化石燃料消費に依り労働が総間接部門化した。営業職が歩いて顧客へ行けば労働だが、車で行けば間接部門だ。安倍の
上場企業に「役員の1人は女性を登用して欲しい」と要請し、以前から政府が目標に掲げていた「2020年までに指導的な役割を果たす女性を30%程度にする」との目標達成にも意欲を示した。安倍首相はダボス会議でもこれをアピールし、“国際公約”にもなっていた。

はその延長なので、安倍は恥の上塗りとなった。
主な業務補助の業務とあるうちの 主な業務にて目標値達成せねば意味を持たない

反歌  主な業務直接部門と呼ばれるが間接定義拡大による
(追記11.12)「3年間、抱っこし放題です」を低能な政策と呼ぶには、もう一つ理由がある。育児休暇を長くすると、雇用ではなく身分になってしまふ。雇用保険の育児休業給付金で半額になっても生活できる人は、ますます身分になる。保護すべきは雇用だから、労働側に雇用流動しても損をしない制度に変へる必要がある。

十一月二日(木)
経済成長が先か、社会変革が先か、と言えば、中長期的な視野で少子化問題に向き合うなら、間違いなく後者、社会変革が先だ。安倍首相は自身が政権に就いている短期間に限って実績を上げる(株価を上げる)ことしか頭になかったから前者に偏り、機能しなかったのである。

ここは少し意見が異なる。最初は失業者が多く、経済再生は最優先だった。貧困が理由で結婚しない人も多いからだ。ところが安倍のやったことは、株価を上げて経済が立ち直ったふりをすることだった。例へばガラスの無い速度計の付いた自動車があるとしよう。指で速度計の針を上に上げると、示す速度は速くなる。しかし実際に速くなった訳ではない。
だから経済実態を伴はない株高だけで、物価が先進国(地球破壊行為で先へ進む国)で低くなってしまった。あと市場にカネをどんどんつぎ込み、これは効果があるに決まってゐるが思ったほどではなく非効率だった。大量に商品を売って売上を増やし、しかし非効率なので赤字になるやうなものだ。これら二点でも、安倍は国賊だ。

十一月三日(金)
国連総会でガザ人道休戦の決議案は、三分の二以上の百二十一ヶ国が賛成し可決された。アメリカやイスラエルなど十四ヶ国が反対し、欧州の多くや日本など四十四ヶ国が棄権した。ここで賞讃されるのは、賛成したフランスだ。
アメリカに付いて行かうよ、核兵器禁止は弱い国が言ふ、インクルーシブグロースの意味を理解せず使ふ、と三拍子そろったバカな女とは大違ひだ。
記者:フランスの独自外交を、どう見ますか。
るい16世:ギロチンです。

十一月四日(土)
今年の流行語大賞候補に「エッフェル姉さん」が入って、また炎上した。デイリーのホームページには
流行語「エッフェル姉さん」火に油、また炎上 今井絵理子氏ら実りある仏研修に失笑「流行ってない」(以下略)

の見出しで
(前略)「あなたの行動が歴史に刻まれますように」「エッフェル姉さんってなんかすごい検索してはいけない言葉」と失笑が広がった。
また「エッフェル姉さんとか流行ってねえだろ」「エッフェル姉さんなんて上品な言い方してる人をみたことがないんだがw」「エッフェル姉さんて何?」「エッフェル姉さん うそやろ?」との投稿も相次ぎ、火に油となっている。

自民党内のニョッキ松川のほうが合ってゐた。小生が作った「エッフェル女ニョッキ松川るい16世」「ニョッキー松川とブラック・コメンツ」も悪くはないと思ふ。
記者:流行語に入りましたが、ギロチンですね。
るい16世:・・・・(先に云はれて、話すことが思ひつかなかった)

十一月五日(日)
日刊スポーツのホームページに
【流行語大賞】「エッフェル姉さん」ノミネートで再炎上?

が載った。
SNSでは「これが大賞はちょっとイヤやなー」(中略)などのコメントが寄せられており、「再炎上」の様相。一方「エッフェル塔の事件は知ってるけど、エッフェル姉さんて呼ばれてるのは知らなかった」のコメントもあった。
また「増税メガネ」がノミネートされなかったことと比較するコメントも多く「(前略)増税メガネもノミネートされるべきだと思う」などの投稿も目立った。

批判が多いのは、「エッフェル姉さん」はまったく流行らなかった。そもそも「姉さん」が誉め言葉なので、批判が起きた。自民党内の「ニョッキ松川」のほうがよかった。
デイリースポーツのホームページには
新語・流行語大賞 「増税メガネ」は選外でネット困惑「エッフェル姉さんがあって」

が載った。
「今年を象徴する言葉ならさ、増税メガネが1番合ってるんじゃない?」「やっぱり増税メガネは大人の事情でノミネートされずだねww」「増税メガネが漏れてるぞ!」「おい増税メガネが入ってないぞ!」「増税メガネは?」「増税メガネはどこに…」「エッフェル姉さんがあって増税メガネがないのはなぜ?」など、驚きの声が上がっていた。

流行語一民間の企画にて依怙贔屓あり忖度もあり 安倍と同じに
(終)

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