二千百四十二(うた)NHKプラスその二(野生生物、関西、沖縄)
壬寅(西洋野蛮歴2023)年
十月二十九日(日)
前回のNHKプラス以降に観た番組はまづ『ダーウィンが来た 東京大自然「狩る!(以下略)』。野生生物の番組は興味があるので、内容に異論はない。だから最後まで見たが、多摩川トライアングルだの多摩川ナイアガラだのと、変な国籍不明用語を使ふのはやめてほしい。あと、女性アナウンサーの声だけ弾ませた変な発声は止めるべきだ。アナウンサーは、裏方に徹しなくてはいけない。出演者も、もっと自身を出さないやうNHKは工夫すべきだ。出演者が喜んだ興奮した。そんなことに見る側は興味が無い。
アジア「人類史の謎に挑む」は、すぐスヰッチを切った。見る側は、内容を知りたいのに出演者が目立つし、これだと内容も大したことはないと判断した。
かんさい熱視線「大阪マルビル物語」は、内容と云ひ、出演者と云ひ、申し分なかった。東京のNHK放送センターは慢心が目立つ。地方局のほうが優れる。マルビルには、それぞれ人生がある。この番組は、出演者が自身を出したことがよかった。東京の連中は、その理由が判るか。
六角精児の『呑み鉄本線「秋・宗谷本線を呑む」』は、途中まで見た。可も不可も無いが、途中で切ったので平均点よりは低いかな。
「きょうの健康がん」は、すぐに切った。司会二人が目立ちすぎる上に、嫌な感じがする。そして出演の医師も大したことを云はない。
ここで異変が起きた。見たい番組が無くなった。毎日NHKプラスに入るのに、見たい番組が無い。それが数日間続いたあと、沖縄放送局の『うちなーであそぼ うちなー昔話「非伏せのおまじない ナーマヤード」を見た。これは優れた番組だ。火の神から遣はされた女性が、初めは顔がよく見えず、しかし現れると悪い人ではない。おばあさんが現れ、片目を開けて聴く動作に移ることを表す。おばあさんも善人の顔だ。
この番組は優秀作なので、今朝も見た。母にも「沖縄の物語だよ」と見せた。これで三回目だ。下に字幕が出るが、母はきちんと読めるので安心した。
それに釣られて、「沖縄の歌と踊り 沖縄芝居 南米を行く」を見た。これは一人で見た。芝居は、途中で電話機が出て来たり、偉い人が帯をほどくのを手下が手伝ふのに偉い人と同じ向きに回転するからほどけなかったりと、それなりに面白い。観客は、ほとんどが沖縄からの移民の子孫だ。その村も紹介し、これも優れた番組だった。これは母に見せても分からないかな。
話が数時間戻るが、今朝はNHK短歌スペシャル「22人のバトン」をまづ見た。
本放送朝食準備食べた後プラスで見るもマイナスとなる

歌は口語でもよい。しかし会話調ではいけない。そして内容も雑談ではいけない。22人の短歌を順番に紹介する途中で切った。だから切ったのはかなり初期の段階だった。
そのあと「神秘の三貫島 命あふれる無人島」を見た。無人島へ調査に行く専門家に同行した人が、膨大な野生の鳥を観察する。たまたま数日前に、南方の南鳥島だったか鳥がすごい勢ひでぶつかって来る記事を読んだ。この島が西南太平洋地域のこの鳥の供給地だと云ふ。そのときは無人島だからと思ったが、今回の番組を見て大きな翼なので木にぶつからないと止まれないことを知った。夜にならないと上陸しない訳は、天敵に襲はれないためだ。
見た番組を並べると、小生の志向がよく判る。まづ野生生物だ。次に地方だ。それも東京に両立し得る関西、本土に両立し得る沖縄だ。東京と対立しようと云ふのではなく、東京の代はりとなり得ることだ。江戸時代の御三家みたいなものだ。
東京で作る番組低質に慢心予算競争無しか
(終)

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