二千百十(和語のうた)(モリカケ桜河柳ジャニーズ藪黒敗トリー放債カルト、二百七十)固糞、古糞
壬寅(西洋野蛮歴2023)年
九月二十九日(金)
安倍の固糞だか古糞は当初から噴飯ものだか糞飯ものだった。東京新聞のホームページに
安倍晋三元首相の国葬から1年…事後の「検証」は形だけに終わり、実施ルールもうやむやのまま

が載った。
世論の分断を招いた安倍晋三元首相の国葬から、27日で1年を迎えた。政府は国会に事前にはかることなく、開催を決定し、12億円の国費が投じられた。国葬の検証も形式的なものに終わり、岸田文雄首相が世論の反発を受けて「目指す」としたルール化も見送られた。

記事は後半で
名古屋学院大の飯島滋明教授(憲法学)は、首相の決定を「政権基盤の強化のためというよこしまな考えがあったと思う。国民主権の観点から非常に問題だった」と指摘。検証があいまいな点には「予備費や予算支出の適切性を議論すれば首相の判断がまずかったとなりかねず、幕引きをはかったのだろう」と語る。
その上で「国民統合や戦意高揚を目的とした戦前のような国葬はもうできない。(中略)何のための『国葬』か議論しないといけない」と強調した。

モリカケを起こした男ひと年とふた月前に亡くなるも よこしまに富む催しはそのふた月も後の上 国の外ではもう一つ催しがあり ひの本も多くの人は外のみを見る

反歌  国の式(のり)葬るに皆が敬ふの心無ければすべきに非ず

九月三十日(土)
松川が何と副幹事長に抜擢された。岸田はいよいよ終はりだな。多くの国民がさう思ったことだらう。女性自身のホームページには
「ドン引き」「絶望的な人事」エッフェル松川議員の副幹事長“栄転”に世論の怒り爆発

と云ふ題で
9月26日発売の本誌が松川議員や今井議員に「報告書の公表の予定はあるのか?」「あるとしたら、いつごろか?」と問い合わせたところ、自民党女性局から回答がこうあった。
(中略)
《なお、組織内の研修会ということ、および内部資料という観点から公表する予定はありません》
つまり、松川議員らが“フランス研修で何をしたか、何を学んだか”について国民に共有する予定はないということだった。

松川や今井が訊かれたのだから、本人たちが答へるべきだ。個々に回答できない事情でもあるのだらう。
また『Smart FLASH』によると、同フランス研修の旅程表を見たところ、3泊5日の日程にも関わらず、《純粋な研修に充てられていたのは、たったの6時間。ガイドツアーや、在仏日本大使らとの食事会を含めても、10時間にしかならない》という。

それなのに
そんな松川議員に報じられた、“栄転”人事。(中略)SNS上では、非難が殺到している。
《ドン引きです。ドン引き過ぎてこれ以上の言葉はありません。松川議員もその打診があっても断るべきです。何故固辞しない?》
《国民を舐め切った絶望的な人事には強い憤りを覚える。(中略)国民を舐め切っているとしか思えない岸田政権には絶望感しかない》 《自民党は消えてなくなれと思います。やりたい放題だろこれ。どうせ選挙やっても絶対に勝つから、国民なんか税金払う道具程度にしか思ってないのだろう》

旧社会党を潰した村山、旧民主党を潰した野田にも責任がある。二人が二つの党を壊したのに、何も出来ない連合会長にも責任がある。立件民主が共産党と共闘しようとするのを止めてはいけない。国民民主が自民党と連立しようとするのを止めてもいけない。どちらも、国民のためになる。連合のすべきはリベラルと手を切り、国全体の労使対決に戻るべきだ。単産を束ねる組織は、そのためにある。単産もそのためにある。単組も同じだ。

十月一日(日)
エッフェル女ニョッキ松川るい十六世が辞任したのは、党役員入れ替への為でも、任期満了の為でもない。責任を取ってだ。それなのに、もう副幹事長では非常識も甚だしい。
松川は茂木派へ移動を狙ってゐたから、旧安倍派の圧力とは思へない。茂木派も火中の栗は拾はないだらう。裏のからくりを公開すれば、岸田は生き延びることができるかも知れない。

十月二日(月)
森老害が旧安倍派で影響力を死守する姿は、田中角栄がロッキード問題を軽減しようと派閥の実権を握り続けたことと似る。ビデオニュースドットコムの紹介ホームページには
五輪談合事件に見る、捜査能力の劣化で人質司法に頼らざるをえない特捜検察の断末魔/郷原信郎氏(弁護士)

が載った。
先の東京五輪は、招致段階から多くの疑惑にまみれ、(中略)それはあたかも今日の日本の劣化ぶりがそのまま反映されているかのようでさえあった。(中略)15人が起訴され、すでに10人の有罪が確定している。しかし、五輪はもとよりスポーツ界全般に隠然たる影響力を持つ元組織委員長の森喜朗元首相(差別発言により組織委員長を辞任)や贈賄の疑いでフランスの検察の捜査対象となっている竹田恆和副会長の両トップはもとより、渦中の電通さえも摘発することができなかったため、「大山鳴動して鼠一匹」の感があったことは否めなかった。


十月三日(火)
検察が次に切ってきたカードが、「東京五輪テスト大会談合疑惑」なる別の事件だった。これはスポンサー選考をめぐり賄賂が使われたとされる東京五輪汚職事件とは別に、東京五輪の直前に予行練習として実施された東京五輪テスト大会をめぐり、組織委と各競技の運営を担当するイベント会社の間で談合が行われたという「独占禁止法違反事件」で、そこで捜査対象となった企業の中には企業としての電通が含まれていた。

そして
検察には人質司法という奥の手がある。(中略)被疑者の勾留中も記者クラブメディアには検察側の一方的なシナリオがひっきりなしにリークされ、その情報はあたかもそれが事実であるかのように報道され続ける。(中略)嘘でも早めに罪を認めてしまった方が、自分自身にとっても、家族や所属する会社にとってもはるかに得策となってしまう。それこそが人質司法の要諦だ。

結果として十人が有罪になったが、大物は逃がした。

十月四日(水)
Diamondのホームページに、イトモス研究所所長小倉健一なる男が記事を書いた。よくないのは
岸田文雄首相(自民党総裁)は、9月の内閣改造、党役員人事で、(中略)目下、安倍派の中では出世争いを「半歩リード」する萩生田光一氏(自民党・政務調査会長)を冷遇し、ライバルである西村康稔氏(経済産業相)を代わりに政調会長に据えるなど、政権からの嫌がらせはいくらでもできたはずだ。

最近インターネットの記事で目立つのが、或ることを主張するふりをして、別のことを印象操作する手口だ。これはその典型で、萩生田はカケカルト問題で、このままでは首相にはなれない。だからこれまでに、カケカルト解決の先頭に立て、と提案してきた。
「半歩リード」どころか、「四人組と一人醜」の一人醜だ。この小倉健一なる男をインターネットで検索すると、kojitakenさんの日記に
一部でにわかに注目を浴びた小倉健一に関して、下記記事にコメントをいただいた。
newmew
この小倉というのは小池百合子の元秘書です。プレジデント時代の2年前くらいに「麹町文子」というとんでもライターの記事が色々問題になったり削除されたりしたのだが、その正体なんじゃないかとネットで騒ぎになったりしていた。当時は安倍批判をしつつ小池・橋下を持ち上げる記事が多かったようだが、最近の小倉は維新を随分批判している。岸田とくらべて菅前総理は素晴らしかったとかいう記事も書いている。どっちにしてもろくなライターではなさそうだが。荒木(都民ファ)=国民民主=反・野党共闘、という回路でこういう記事を書いている?とかいうのも穿ち過ぎで、単にアクセス稼ぎしてるだけなのかもしれない。小倉のツイッターではしょっちゅう記事ランキングがどうのとか自慢しているので。

二つ目は同じく newmewさんのリンクを見たkojitakenさんが
下記は後者のコメントからリンクされた小倉のツイート。

【悲報】情勢調査では当選確実の共産党東京さん、当落線上の山本太郎候補の見殺しを決定【野党共闘ならず】

それに対し共産党目黒区議が
選挙前の予想なんて、当たらないものなのに、それを前提とした小倉健一氏の的外れな記事は反共政党が、直接言うよりも政権寄りのジャーナリストに言わせる事で、野党を分断する工作に過ぎない。 “騙されるのは政権側の思う壺”

kojitakenさんが
小倉のTwitter、いくつか見てみましたが全然面白くないですね。
おそらく、目立って注目を集めれば良いという浅薄な人なんでしょう。「右」も「左」もないんじゃないかな。別に新選組にも維新にも、そしてファ□ストの会にも思い入れは持っていないんじゃないかと、そういう気はしました。
でも、共産の票を削りたいという意図は、もしかしたらあるかもしれません。
それにしても、プレジデントはよくこんなのを編集長にしてましたね。それにはびっくりです。

小生も、こんな男が元プレジデント編集長なんてびっくりした。(終)

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